肩に乳酸が溜まり、筋肉痛のような状態になってしまう状態が、肩こり。全体が疲労している初期の段階が「肩のハリ」、進行し、押すと芯がある状態が「肩こり」と呼ばれています。特に、日本人女性に肩こりが多いのは、僧帽筋(そうぼうきん:頭のつけ根から肩までの筋肉)の筋力が弱いことが原因。それに加え姿勢が悪いと、筋肉に負担がかかり、さらに悪化します。一時的な対処法として、マッサージもいいですが、根本から治すには、筋力、特にインナーマッスルを鍛え、血流をよくすることが大事。生活習慣病なので、生活の改善で治る場合がほとんどですが、耐えられない痛みを感じた場合は、肩こり外来で診察を受けましょう。 |
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