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【恋する歌舞伎】第1回:肯定されてオンナは輝く!現代女性にも響く和製シンデレラ

2015年8月23日(日)時計アイコン10:00コメント 125

【恋する歌舞伎】第1回:肯定されてオンナは輝く!現代女性にも響く和製シンデレラ

日本の伝統芸能・歌舞伎。興味はあるけどちょっと難しそう、わかりずらそう・・・なんて思ってない? 実は歌舞伎は恋愛要素も豊富。だから女子が観たらドキドキするような内容もたくさん。そんな歌舞伎の世界に触れてもらおうと、歌舞伎ライター・関亜弓さんによる歌舞伎演目を恋愛の観点でみる新連載がスタート。古典ながら現代にも通じるラブストーリーということをわかりやすく伝えるために、イラストは現代風に超訳してお届け。より身近に歌舞伎を知ることで、思わず共感してしまいそう。

今回は8月28日まで歌舞伎座にて『八月納涼歌舞伎』第一部で上演中の『おちくぼ物語』をピックアップ!

【1】悲劇のヒロイン、その名も“おちくぼ”姫

才色兼備なのになぜか災難続き。その上、職場や身内からも意地悪をされてつらい日々。でも努力を怠らなければ、いつか白馬に乗った王子様が迎えに来てくれる! そんな少女漫画のようなお話が歌舞伎にもあるのだ。

物語の主人公は高貴な家に生まれたにも関わらず、邸(やしき)内でも劣悪な落ち窪んだ部屋に住まわされ「おちくぼ」と呼ばれているお姫様。実の母親に先立たれ、今は気の弱い父親、意地悪な継母、その娘である妹2人と邸で暮らしている。継母である北の方は、亡き母譲りの美貌を持つ姫のことが心底気に入らない! そのため彼女はまるで召使いのような扱いを受ける日々・・・

【2】自信が足りない女性の心を開くのはやっぱり恋!

自分に自信が持てないと「どうせ私なんか・・・」と、折角の出会いのチャンスも逃してしまいがち。実際におちくぼ姫も、貴公子と名高い左近少将(さこんのしょうしょう)からのアプローチも「何を好んでわたしなぞに」と取り合おうとしない。そんな彼女の背中を押してくれるのが侍女(じじょ)の阿漕(あこぎ)と、その夫・帯刀(たちわき)。彼らの応援もあり、とうとう姫は白馬の王子こと牛車の貴公子・左近少将と結ばれるのだった。

距離が近くなり打ち解けるにつれ、ついやきもちを焼いたり、嫌味なことをいってしまったりするのはいつの時代も変わらない。しかしそんなところも「明るいだけじゃない、色んな顔を持つ君が好きだ!」と肯定され、まさに幸せの絶頂ともいえる姫なのだった。

【3】ガラスの靴に頼らないシンデレラ、その運命やいかに・・・!?

しかし恋愛において、ピンチは必ずやってくる。おちくぼが自分の留守中に男と密会していたとわかり、怒り心頭に発する継母。しかもそれがよりによって実の娘と縁談を進めていた左近少将だとわかってからは、もう大変!

北の方は酒呑みで放蕩者の兄・典薬助(てんやくのすけ)を、納屋に閉じ込めたおちくぼのところに向かわせ、無理矢理襲わせるという卑劣な計画を実行する。

【4】日本のシンデレラは自ら幸せを掴みとる!

シンデレラのお話は、幸福のまっただ中で12時の鐘が鳴り、魔法はすべて解け、元のみすぼらしい女の子に戻ってしまう。しかし魔法が解けないよう、最後まで自分の手で幸せを掴みにいくのが和製シンデレラ・おちくぼ姫。典薬助にお酒を飲まされ暴行されそうになるところ・・・姫はお酒の力でかえって力が芽生え、なんと相手をこてんぱんに打ちのめしてしまったのだ!

生まれて初めて自分のすべてを受け入れてくれる、心から愛する人のおかげで自信と勇気を得た彼女は、常に萎縮し「お許し遊ばせ」が口癖の女の子ではもはやない。自分のことを認めてくれる人に出会い、肯定されることで自信が芽生えるのは今も昔も変わらないのだ。おちくぼ姫から勇気づけられる女性は多いのでは?
(監修/関亜弓 イラスト/カマタミワ)

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みんなの体験コメントみんなの体験コメントアイコン

かりん 2017/06/25 22:38:32
ストーリーがわかっていると歌舞伎もすんなり入ってきそうです。興味が湧きました。
にーこ 2017/05/30 07:36:25
歌舞伎もはなんといっても舞台装置や衣装が素敵、先ずはそこから入ります。
oz2297 2015/08/23 21:38:55
落窪姫に歌舞伎バージョンがあるなんて知りませんでした! こんな風に現代訳(?)されると分かりやすいですね~ いつも歌舞伎はイヤホンガイドに頼っていますが、事前にある程度あらすじを頭に入れておくと、より楽しめますよね! せっかくなので、もっとメジャーな演目を読みたいな(*^^*)
むっつん 2015/08/23 11:07:22
お酒の力でって…おちくぼは体力もあるんですね!笑 歌舞伎は言い回しが分からなかったり、話が途中から始まっていたりするので予習が大事だと思います。こういう粗筋を紹介してくれるコラムはいいですね!!
きよ 2015/08/23 11:55:53
最近小説をたち読んだばかりのこの物語。全部読むことは出来ず(立ち読みなので…)気になっていたのでちょうどよかったです(笑)大和撫子の本領を発揮ですね(笑)
スウェーデン人 2015/08/24 08:05:24
何故か写真が見れません(;>_<;) 美少女漫画みたいな物語があるんですね(*´ω`*) 読んでみたいなぁ~。
スジャータ 2015/08/23 14:55:19
行ってみたいけど、デブでブスで行き遅れなのでだめです。
ぽめ 2015/08/23 13:56:30
わかりやすいです!次のコラムも読んでみたくなりました。
はな 2015/08/25 14:46:06
歌舞伎は観れば観るほどはまります!! 着物も舞台も所作も美しく、自分が女であることを幸せに思えます。 私もしゃなしゃな出来る色気のある可愛い女性になりたーい(/o\)
waka256 2015/08/23 21:46:13
落窪って確か、びびって漏らす可哀想なシーンが原作にあって、予習してて辛かった覚えが… 歌舞伎になってるんですねー 岩清水物語とか、あったらみたいな(笑)
ちよ 2015/08/23 11:56:56
落窪物語って歌舞伎化されているんですね。 和製シンデレラっていうのはおちくぼ物語にあっているかは置いておいてとっつきやすさとしてはいいですね!
コキア 2017/05/01 22:19:50
シンデレラそのものですね。なんか西洋のものより先に作られていてうれしいかも。 日本人は昔から不幸からの幸せになる話大好きだったんですね。
ハンナ 2015/08/23 18:56:38
歌舞伎を観に行く、じゃなくて役者に惚れて観に行くのよ!ってハコちゃんが言ってました。たしかにお話に共感できるかというと、???となりますね
レイチェル 2015/08/23 18:48:32
イラスト解説、面白い(^^)おちくぼ物語懐かしいなぁ。昔授業で読んだなぁ。こういう知ってる物語の歌舞伎を見るとよく解って楽しめそうですね。
りんりん 2015/08/24 10:28:14
面白いお話!久しぶりに歌舞伎見に行くたくなりました。 いい席で見たいけどなかなか取れないのがたまにキズ、どこかにコネないかなー。
atsuko♪ 2015/08/25 18:03:47
事前超訳の方が歌舞伎観ながらのイヤホーン解説よりも 良いですね~♪ だけれど、もっと先の演目してくれないと観に行けないです!
micee 2015/08/25 01:18:52
歌舞伎は好きで良く見に行きます。 筋書きを買って読みますがこの超訳の方がより解りやすく楽しく物語の中に入り込めそうです。
しおっぺ 2015/08/24 10:23:57
歌舞伎って難しいイメージだったので今回の記事ですごく興味を持ちました!実は面白かったんですね!次回も楽しみにしてます。
yukarin 2015/08/23 19:54:47
15年くらい前に市川團十郎さんの歌舞伎を観ましたが、寝てしまいました。今観に行ったらもう少し理解できるかなぁ。
うめすけ 2015/08/24 23:57:13
すごく面白いですね(*^^*)ストーリーがわかっていると歌舞伎もすんなり入ってきそうです。興味が湧きました。

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