あなたは大丈夫?気を付けたい、職場での女子トークの落とし穴
2016年6月10日(金)00:00コメント 163
職場で女子が集まったときに盛り上がりがちな、女子トーク。感情を共有することで仲間意識を高めようとするのが女子というものだけれど、度が過ぎると自分自身の評価を下げてしまうかもしれないから、注意したいところ。
女性の生き方や働き方について研究している有川真由美さんは、こう話す。
「女性は感情に訴えてコミュニケーションをする傾向がありますが、職場の場合、マイナスの感情に訴えた発言をしていると相手にネガティブなイメージを与えてしまい、最終的に自分自身が損をする結果を招いてしまいます」
特に女子トークでは、次の3つの状況が落とし穴となりやすいのだそう。
■悪口がどんどんエスカレートする
人は「○○さんが嫌い」と口にすると、その人のことを嫌いになろうという自己暗示が働いて、無意識のうちにどんどん嫌いになってしまうのだそう。そのため、最初は軽い悪口だったのに、時が経つにつれてどんどん悪口がエスカレートするということも起こりがち。そうなると「あの人は○○さんの悪口をあれほど言うのだから、私の悪口も言ってるのでは」と、周囲から信頼されなくなってしまう。
■怒りや悲しみにまかせて考えを主張する
真剣に仕事に取り組んでいる人ほど、腹が立ったり悔しい思いをしたりすることがあるはず。けれど、そうしたマイナスの感情にまかせて考えを主張すると、説得力に欠けてしまい、うまく伝わらない。周囲にも「あの人は感情的で、精神的に未熟だ」と受け止められてしまうリスクが高いので、その後も自分の主張が通りにくくなる状況を生み出すことにも。
■他人のプライベートに深入りした噂話で盛り上がる
「部長って1日にワインをボトル3本も飲むんだって」といった他愛もない噂話はいいけれど、「係長と○○さん、不倫してるみたい」「△△さん、結婚相談所をいくつも登録しているらしいよ」といったプライベートに深入りした噂話は禁物。噂をされた人の印象が悪くなるのと同時に、「人の不幸話が好きそうで、なんだか嫌」と、噂話をした人自身も評価を落としてしまう。
人を傷つけるだけじゃなく自分も損をしてしまう女子トークなんて、今すぐやめておきたいもの。毎日気持ちよく仕事をするためにも、女子トークは明るく前向きな話題で盛り上がって!