スウェーデンを代表する人気陶芸家リサ・ラーソンの新しい魅力を紹介する展覧会

更新日:2017/09/11

温かみのある表情豊かな作品で世界中にファンを持つ陶芸デザイナー、リサ・ラーソン。北欧スウェーデンを代表する人気作家として、2017年9月9日に86歳を迎えた今も自由な発想で創作活動を続けている。作陶活動は60年を超えるという彼女の新しい魅力を紹介する展覧会が銀座で開催。ファンはもちろん、北欧好きには見逃せない。

ネコのミア
「ネコのミア(大きな動物園シリーズ)」
1990年(オリジナルは1966年)(C) Lisa Larson/Alvaro Campo

初期から近年の代表作、画家の夫とのコラボレーションなど約190点を展示

2017年9月13日(水)から25日(月)まで、松屋銀座8階イベントスクエアでは「北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展」を開催する。今回の展示は2つの章に大きく分かれていて、第1章では初期から近年にかけての代表作約130点、第2章ではユニークピース(一点ものの作品)などをメインに約60点、計約190点を展示。アーティストとしてのリサさんに焦点をあてた、見ごたえのある内容になっている。

社会討論(大)
「社会討論(大)」1969~1971年(C) Lisa Larson/Alvaro Campo

スウェーデンで開催された「リサ・ラーソンの作陶60年」展がベースの回顧展パート

第1章は回顧展のパートで、2016年にロェースカ美術工芸博物館(スウェーデン・ヨーテボリ)で開催された「リサ・ラーソンの作陶60年」展がベースとなっている。ここでは、リサ・ラーソンの初期から近年までの代表作をテーマ別に分類して展示する。今回このパートは、元同美術館のキュレーター(学芸員)が手がけているということなので、スウェーデンの回顧展と同様の雰囲気を味わえるかも。

奇術師
「奇術師」2012年(C) Lisa Larson/Alvaro Campo

画家の夫とのコラボレーション作品など家族との深い絆を感じさせる展示も

第2章では、リサ自身が所有するユニークピースや、彼女の一番の理解者でもある夫で画家のグンナルさんの作品を紹介する特別展示も。「特に第2章は初展示も多く、リサとグンナルの夫婦共作コーナーもあります。キュレーションは長男マティアスさんが手掛けているということで、芸術一家の絆が感じられるパートです。これまでの展覧会とは一味違う、新しいリサ・ラーソンを知ることができると思います」と、展覧会担当者さん。

リサさんのアーティスティックな部分に加えて、北欧の自然の中で生み出される生活と作品、家族との温かい交流なども興味深い。この環境の中で、あの作品たちが生まれたのだなぁと思える。

先行販売商品「モア」
先行販売陶器「モア」17820円(税込予価)(C)LISA LARSON (C)Tonkachi

大人気の定番商品から新作のアイテムまで、過去最大級のショップも併設

また、展覧会場に併設されたショップ「リサ・ラーソン・ファンタスティス・ランド」には、ここでしか手に入らない限定販売陶器や先行販売アイテムが揃う。写真は、先行発売アイテムの陶器「モア」(17820円)。ぴんと伸びたシッポととぼけた表情が特徴で、写真のブラウンストライプは新色。展覧会の中では、作品の原型も展示されるとか。

赤と白のストライプが印象的な、猫の「マイキー」デザインのアイテムも登場。マイキーはリサとデザイナーの娘ヨハンナさんの共同制作で誕生したもので、ここにも家族の絆が。世界的な人気陶芸家としてのアーティストの顔に、よき妻・よき母としての顔も見える展覧会は、素敵な女性の生き方も学べそう。

松屋銀座 外観

北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展

TEL.03-3567-1211(大代表)
東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座8Fイベントスクエア
アクセス:東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」A12番出口直結、有楽町線「銀座一丁目駅」9番出口より徒歩3分、都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A8番出口より徒歩3分、JR「有楽町駅」より徒歩8分

会期:2017年9月13日(水)~25日(月)
開場時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで・最終日は17:00閉場)
入場料(前売券):一般1000円(700円)、高校生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円(300円)
※前売券は9月12日まで販売

WRITING/NAOKO YOSHIDA (はちどり)

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