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出産して大学を卒業させるまで、子供１人にかかる費用は3000万以上！　養育費は22年間の食費、衣料費、保険医療、理美容費、おこづかいなどを含んでいる。
教育費は一般的な進学を想定しての金額で、子供が進みたい道、親の希望によっても変化が。例えば子供を医者にしたい場合、大学４年間の学費だけでも約3000万円、アメリカの大学に留学させるなら、学費や生活費を含めて４年間で1200万円以上！

子供が22歳までにかかる教育費の目安
いちばん安い	一般的なのは	中学校から私立校へ進むなら
公立幼稚園 64万円	私立幼稚園 147万円	私立幼稚園 147万円
公立小学校 308万円	公立小学校 308万円	公立小学校 308万円
公立中学校 229万円	公立中学校 229万円	私立中学校 525万円
公立高校 252万円	公立高校 252万円	私立高校 479万円
国立大学 492万円	私立大学文系 604万円	私立大学理系 720万円
合計　1345万円	合計　1540万円	合計　2179万円

（AIU保険会社『AIUの現代子育て経済考2005』より）

小学生の場合、年間で３万円以上というと、それほど高額に感じないけど、これはひとつのお稽古の平均金額。学習塾に加えて、ピアノ、水泳・・・など同時に習わせれば、単純に計算しても年間で10万～20万円もかかることに。また、最近増えているのが、幼稚園児の通信教育などを含む家庭学習や、英会話をはじめとするお受験のための教養系お稽古。私立幼稚園５歳児の家庭学習費は年間平均４万4950円と高額。

小学生のお稽古の平均費用
種類	費用／年
学習塾	5万4947円
通信教育･家庭教師	1万2235円
ピアノ、舞踊、絵画など芸術文化系お稽古	4万3651円
水泳、サッカーなどのスポーツ、レクリエーション系お稽古	4万2521円
英会話、習字、そろばんなどの教養系お稽古	3万0934円

＊すべて公立小学生の場合（平成16年度文部科学省「子どもの学習費調査」より）

教育費には、自治体による援助があるので、しっかりと活用したい。現在は０歳児から小学校３年生まで、子供１人につき１カ月5000円が援助される児童手当が、2006年４月より受給枠が小学校６年生までに！　保護者の所得上限もアップしたため、支給率が85％から90％になり、対象者が増えたこともうれしいニュース。今後は中学生まで拡大する法案が出ているそうだから期待大。教育資金を準備できない場合は、民間の学資保険やローン、奨学金制度を利用するのも手。