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ここ最近、トータス松本の進化が止まらない。ウルフルズのフロントマンとしてはもちろん、単独でリップスライムとの異色コラボレーションに挑戦。松山ケンイチさんや山田優さんとともに「PEPSI NEX」の顔になり、この春に放映されたドラマ『MR.BRAIN』では木村拓哉さん演じる九十九龍介の同僚、難波丈太郎役で抜群の存在感を示した。そして、初のソロアルバム『FIRST』で、新たな扉を開こうとしている。でも、多忙を極める今、なぜソロ作に踏み切った?
「それはわからんね。タイミングとしか言い様がない。今日だって、ハガキを出したいから、朝からずっと郵便ポストを探してる(笑)。探そうとすると見つからないってことってあると思う。数年後になにかあって、“ああ、このためやったんか”と思い当たるんじゃないかな」
本来、クリエイティブな作品は、こんな風になにかに導かれながら、自然に生まれるのかもしれない。トータスさんが音楽に対して、いかに純粋に向き合っているか。それは、数年前に音楽をやめようと思ったというエピソードからもわかる。
「誰だって、なんもやりたくなくなるときはありますよね。で、それを口に出さないと周りが心配するし、迷惑もかかる。だから、『今は音楽作る気ないし、できる気配もない!』ってはっきり言った(笑)。周囲の人は、あちゃーって思っただろうね(笑)。だって、そんなときに触りたくもないギターを弾いて曲ができても、それは曲作りじゃなくて単なる作業。会社勤めの人はなにもしないわけにいかないけれど、そういうときは最低限をこなして、気持ちがアガるのを待つ。ちゃんとしなくちゃって思わなくていい。日々いろんなことがあるから疲れるし、痛むし、壊れて当然。だから、いろいろ感じても、“私、どうしちゃったんだろう”って怖がったり、慌てなくていいと思うんですよ」
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