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映画『パンドラの匣』特別試写会

映画『パンドラの匣』 徹底レコメン

ギリシャ神話の中にパンドラの匣(はこ)という物語がある。開けてはならない匣を開けたばかりに、あらゆる不幸が飛び出すが、匣の隅にかすかに“希望”と書かれた小さい石が残っていた。今年は、太宰治生誕100年。今なおファンを増やし続ける彼の作品の中でも、彼のサニーサイドと言える「パンドラの匣」が映画化。終戦直後、結核の治療のため、“健康道場”と呼ばれる療養所へ入院した青年。彼のかすかな希望は、病の完治、看護婦との恋が実ること、そして「新しい男」を極めること。ポップなテンポの編集にのせ、60年前の若者のつぶやきが現代の青春ストーリーのように心に染みこんでくる。観終わった後、これまでの太宰のイメージが変わる!?

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映画『パンドラの匣』

映画『パンドラの匣』の秘密:太宰ファンの青年の日誌が小説に

太宰治は、太宰ファンだった結核患者の青年、木村庄助の日誌をもとに原作小説を書いた。昭和16年、木村は現在の東大阪市にあった結核療養所=健康道場に入院。文学を志していた彼はいつも日誌をつけていた。彼の死後、遺言によって太宰に送られた日誌の中から、道場での日々を綴った部分を素材に太宰は小説を書いた。戦時中、兵役に服することができない結核患者は社会の「落ちこぼれ」とされていた。そんな疎外された者たちが道場で、共同生活をすることで同志的結束が生まれていく。今でいうネット上の“ハンドル名”のように、患者、看護婦がお互いを「ひばり」「つくし」など、アダ名で呼び合うのも、同志の結束を堅くするためだったという。

映画『パンドラの匣』の秘密:「やっとるか?」は当事のかけ声

「健康道場」のシステムは、上半身裸になった患者の背中を「助手」と呼ばれる看護婦がブラシで擦ったり、ほか呼吸法、精神修練など。助手が「やっとるか?」と聞けば患者が「やっとるよ」、また「がんばれよ」と声をかければ「よーしきた」と答える慣習がある。聞いているうちに心地よくなってくるこのやりとり。映画化するにあたって、助手の「マア坊」のモデルになった方が健在だったことから、実際の声の調子なども取材したのだとか。ちなみにそのマア坊を演じるのはティーンモデル出身の仲里依紗(20)。甘えた話し方や初々しい仕草がマア坊のキャラにぴったり。監督も「あの役は練習してああなるものじゃないので、本人に近いのかも」と話す。

映画『パンドラの匣』
映画『パンドラの匣』

映画『パンドラの匣』の秘密:芥川作家・川上未映子が婦長役に

オーディションで主人公“ひばり”役を勝ち取ったのは9月で17歳になる染谷将太。ひばりが手紙を送る元患者の友人“つくし”役では窪塚洋介(30)がいい味を醸し出す。そして注目なのが、ひばりが「古いタイプ」「べっぴんではない」「年増」と言いながら、気になっている組長(看護婦長)“竹さん”役を演じた作家の川上未映子(33)。去年「乳と卵」で芥川賞を受賞した川上は、歌手の活動経験はあれど、演技が初めてとは思えない存在感。監督は、「竹さんは大阪出身だから、大阪出身で川上未映子みたいな人はいない?」と聞いたら、プロデューサーが「本人に聞いてみます」と交渉、彼女も太宰のファンだったことからとんとん拍子に話は進んだ。

映画『パンドラの匣』 特別試写会

1945年。利助は体が弱い自分を「余計者」だと思っていた。8月15日、日本が戦争に負けたとき、自分は昔の自分ではなく、「新しい男」に生まれ変わった気がした。しかしその後、病状が悪化し、とある結核療養所『健康道場』に入る。道場では塾生(患者)も助手(看護婦)も互いにあだ名で呼び合い、利助は「ひばり」と名付けられた。ひばりは道場での日々を綴った手紙を、先に完治して道場を出た詩人のつくし宛てに書くようになる。

監督・脚本/冨永昌敬
原作/太宰治「パンドラの匣」(新潮文庫刊)
出演/染谷将太、川上未映子、仲里依紗、窪塚洋介、ふかわりょう、洞口依子、ミッキー・カーチスほか
配給/東京テアトル
上映時間/1時間34分
公式サイト/http://www.pandoranohako.com/
10月10日(土)より、テアトル新宿ほか全国順次ロードショー!

■試写会開催日時:
  9月29日(火)18:30開場、19:00開映 一ツ橋ホール(神保町)

■応募締め切り:9月21日(月)

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© 2009「パンドラの匣」製作委員会
取材・文/安田佑子

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