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映画『ゴールデンスランバー』特別試写会

Special Movie

だから伊坂ミステリーは癖になる
無実の堺雅人を救えるのは誰!?

2008年本屋大賞&山本周五郎賞を受賞した伊坂幸太郎の小説「ゴールデンスランバー」が、堺雅人・竹内結子ほか豪華キャストで映画化。もちろん舞台は仙台。宅配ドライバーの青柳は、恋人から「『よくできました』の二重マル止まりの男」と言われフラれるような、ごく普通の男だが、2年前にある事件からアイドルを救ったことで地元ではちょっとした有名人になっている。そんな彼が、首相の暗殺犯として追われる2日間の逃亡劇。身に覚えのない証拠で彼を犯人と断定する警察とメディア。無実の青柳は逃げ切れるのか!? 観た後のこの余韻と爽快感。だから伊坂ミステリーはやめられない。

映画『ゴールデンスランバー』

Special Interview

  • 映画『ゴールデンスランバー』
  • 2009年の空気を感じさせる作品に

    ベストセラー作家、伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』が、幸福なトライアングルのもと映画化された。『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』を映像化した中村義洋監督と、中村監督とは『ジャージの二人』『ジェネラル・ルージュの凱旋』に次ぐタッグとなり、東京藝術大学の学生が伊坂作品を映画化した『ラッシュライフ』にも出演している堺雅人。多くのファンを持つ人気小説の映画化に、これほど理想的な布陣は思い浮かばない。読書家としても知られる堺さんは、「普段はノンフィクションを読むことが多く、あまり小説は手に取らないんです」と前置きしながら、映画化のタイミングを「とても贅沢なこと」と語る。

    「僕は伊坂さんとも主人公とも同年代なんです。こういう同時代性はめったにないことだし、伊坂作品がこの先に古典として残ったとしたら、2009年に俳優をやっている36歳の人間として、これほど嬉しいことはないですよね。この映画には2009年の、観光地ではなくて生活の場としての仙台が映っていて、それをビートルズの『ゴールデンスランバー』を聴きながら観ることができる。活字では味わうことのできない楽しさも詰まっていると思います」

    堺さんが演じたのは、首相暗殺犯に仕立てられた無実の男、青柳。仲間の手を借りながらの逃亡劇が描かれるのだが、映像だからこその説得力は、冒頭のシーンからはっきりと感じ取れる。この人が犯人なわけがない、きっと信頼できる人物に違いないという“いい人オーラ”が、堺さんがスクリーンに現れた瞬間 に伝わってくるのだ。

  • 映画『ゴールデンスランバー』
  • 「フォーラスっていう仙台の待ち合わせのメッカに釣りの格好をしているやつがいる、この設定を生んだ台本の勝利ですね、きっと。釣り好きに悪いやつは いない(笑)。やさしくて人がいいんだけど隙があって、みんなが応援したくなる。そういうキャラクターになっているとすれば、それは作り手としてすご く嬉しいことです。僕自身もいつも、まずはすべてを信用するところからはじめようと思っています。俳優って、この役おもしろいよといわれて、その言葉 を信用するところからしか始まらない仕事ですからね」

    青柳の人のよさを伝えるのは、大学時代の仲間たちとの回想シーン。他愛もないことを話す時間の積み重ねが、かけがえのないものとして描写されている。

    「僕にとってもすごくまぶしいシーンでしたね。大学時代、演劇サークルに所属していたので、純粋に“青春”とレーベルを貼れるような時間を過ごして いないんです。技術もないくせに、お金をもらって芝居をしている以上、自分はプロだという思い込みで舞台に立っていましたから、周りはみんなライバル。背伸びをしないと押しつぶされそうな、自分で自分をややこしくしているような生活をしていました。決して人にはおすすめできないけれど、自分にとって はそういう時期も必要だったのですが、青柳たちの関係が輝いて見えたことは確かです」

  • “体の声”を聞く健やかな暮らしとは?

    先読みできない物語から浮かび上がってくるのは、“人間の最大の武器は習慣と信頼だ”というメッセージ。それがすごくシンプルに心に響いた、と告げると、堺さんからは噛み応えのある言葉が返ってきた。

    「習慣を大事にするということは、頭中心ではなく体の声を聞くことを大事にするということですよね。ヨガをやったり健康的なごはんを食べたりするのはいいことだけど、それだけじゃないよなって思う自分もいて。“癒し”や“健やかさ”っていうキーワードが持ち上げられすぎているような気がしているんです。実際、そういう役柄を演じることも多いですしね。そのうち反動がくるんじゃないかなぁと思うし、個人的にも健やかさについて考えている時期なのかもしれない。実はたばこをやめているんですけど、なんでやめなきゃいけないんだよって思いもどこかにあるんです(笑)。『南極料理人』のときにどうせ太る役だからってついでにやめて、『ゴールデンスランバー』は街中を走る役だったのでそのまま吸わず、舞台『蛮幽鬼』でも激しい立ち回りがあったので吸わず・・・。吸いはじめる機会を失って健やかな一年だったんですけど、そんなに体の声ばっかり聞いてどうするつもりなんだろうって、やや不機嫌に自問自答中です(笑)。次にお会いするときには、また全然違うことを言っているかもしれないんですけどね」

    インタビューが行われたのは昨年12月某日。翌日からは森田芳光監督がメガホンをとり、夫婦役として仲間由紀恵と共演する時代劇『武士の家計簿』の撮影に入るという。

    「俳優は基本的には受け身の作業だと思っているんです。与えられたセリフを大事にし、そのときそのときのクリエイターとベストなものを切り結びながら、舞台や映画といった作品を残していく。ときにはお互いに突っ張ったりけんかしたりしながらもの作りをしていくのは、本当に楽しい作業だと実感しています。毎年、ちょっとずつ仕事が楽しくなってきているんです。大学時代、役者という看板を出したはいいけれど大急ぎで内装を整えなければならなかった頃、役者とはなにかもわからないくせに役者だと名乗らなければ自分の立ち位置を保てなかった頃の自分とくらべると、年々ゆっくりと、ですけどね。きっとこれから年齢を重ねるごとに、どんどん仕事が楽しくなっていくと思います」

    やわらかな笑顔の包装紙には、論理的で骨のある素顔が隠されている。新しい作品を観るごとに、つかまえようとするとスルリと逃げていく堺雅人というイメージ。それをずっと追いかけたい、と思わせてくれる人だ。

    堺雅人PROFILE

    1973年、宮崎県出身。早稲田大学在学中から劇団「東京オレンジ」で舞台俳優として注目を集める。以降、映画、ドラマでも幅広く活躍。昨年は『南極料理人』『クヒオ大佐』などの主演作が公開。今年はさらに最新主演作『武士の家計簿』が控える

Special Present

映画『ゴールデンスランバー』
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仙台の宅配便ドライバーの青柳は、大学卒業以来会っていなかった同級生の森田に釣りに誘われ、待ち合わせたところ「お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げて、生きろ!」と忠告される。その直後2人の近くでは、野党初の首相となり凱旋パレード中だったった金田が突然の爆発音とともに暗殺される。爆発の混乱の中、なぜか警察官たちが青柳に向かって走ってくる。ワケがわからぬまま、青柳の逃亡生活が始まった・・・。

  • 監督/中村義洋
  • 出演/堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、柄本明、濱田岳、大森南朋、相武紗季、貫地谷しほり、渋川清彦、伊東四朗ほか
  • 原作/伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」(新潮社刊)
  • 主題歌/「Golden Slumbers」All performed by 斉藤和義
  • 配給/東宝
  • 上映時間/2時間19分
  • 公式サイト/http://www.golden-slumber.jp/
  • 2010年1月30日(土)全国東宝系ロードショー
  • ■開催日時:1月20日(水)18:00開場、18:30開映 新宿明治安田生命ホール(新宿)
  • ■応募締め切り:1月11日(月)

応募受付は終了しました。

© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会
取材・文/安田佑子 インタビュー取材・文/細谷美香 撮影/伊藤大作(The VOICE)

INFORMATION


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