オズモールTOP > 占い・エンタメTOP > 映画・試写会 > 恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜 <映画> 深田恭子×椎名桔平

恋に煮詰まると仕事に走る人多し。じゃあ、仕事に煮詰まったら? 「恋愛ドラマの女王」として一世を風靡した若き女性脚本家・谷山真由美は、恋していないと脚本が書けない。そして、今は恋に無縁でスペシャルドラマの脚本が1行も書けていない。そんな彼女のもとに送り込まれたTV局のプロデューサーは、冴えない年上男子の向井。しかし当の谷山女史は、遊園地で気分転換、1枚書けたらシャンパンで乾杯、とやりたい放題。シビれを切らす向井に谷山がひとこと「じゃあ私と恋に落ちて」。谷山に素敵なラブストーリーを書かせるために、向井はどこまで尽くせるのか!? 2001年に初演された劇作家・鴻上尚史の人気舞台が深キョン×椎名桔平主演で映画に!
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映画化にあたり、監督も勤めた鴻上尚史は、作品について「シンプルに言えば、恋をしようね、仕事と恋愛、両方とも楽しもうよ、って話です。恋はスポーツと一緒で、たまにジムで運動すると『やっぱりスポーツって気持ちいいな』と思うじゃないですか。恋愛もしばらくしなくても“別にいいや”ってなるけど、たまにすると“やっぱり恋愛しなきゃ”って思うんです」と話す。2001年に初演された舞台では、真由美&向井役を永作博美×筒井道隆コンビが、2006年の再演では牧瀬里穂×渡部建(アンジャッシュ)コンビがそれぞれ演じた。今回の映画版で、実年齢では18歳差カップル深田恭子×椎名桔平が見せる“強制恋愛模様”にも期待!

顔はカッコいいけど、なんか冴えない。「恋に落ちて」と言われ、ノリで返事することもできずに真由美にキレられるプロデューサー・向井。向井のキャスティングにあたり、「小娘に翻弄されるイメージからいちばん遠い人で、コメディ経験があまりないアラフォー俳優」ということで、椎名桔平(46)が抜擢。脚本の締め切りが過ぎて焦る関東テレビの編成部は、制作部の向井がモタモタしているのを見て、真由美と「恋に落ちそうな」若くてイケメン、口もうまい柳原を送り込む。女性の扱いに慣れた柳原は、真由美の肩まで率先して揉む奉仕ぶり。演じるのは塚本高史(28)。真由美の仕事場であるホテルのスイートルームは逆ハーレム状態に。

スポンサーと局のリクエストで、真由美は“人気女流作家の華麗な恋物語”を書かなくてはいけないのに、ようやく書き始めたのは “生活に疲れた主婦”の物語だった! 今作で深田恭子(28)が演じるのは3役。1:脚本家の真由美、2:真由美が書いた脚本に登場する、趣味で脚本を書く地味な主婦・良子、3:良子の脚本に登場するセレブな作家・吉澤。鴻上監督のコンセプトは「真由美には働く女性らしい、派手すぎない衣装を、良子には深田恭子が死ぬまで着ないだろう地味な服、吉澤にはゴージャスなロングドレスを」。現実と劇中劇を行き来しながら、深キョンのヘアメイク、衣装の3変化を楽しもう。

脚本家の谷山真由美は人生最大のピンチに陥っていた。関東テレビから依頼されたスペシャルドラマの脚本が、1枚、いや、1行も書けていないのだ。そこに送り込まれたのが、雑用仕事からドラマ部に昨日付けで配属された、冴えないプロデューサー・向井。締め切りが過ぎているというのに、まったく脚本が書けない谷山に、「先生にシナリオを書いてもらうためなら、なんでもします!」と言う向井。そこで谷山は言った。「じゃあ、私と恋に落ちて」。
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取材・文/安田佑子