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イギリス国内で数々のドラマ賞を受賞した現代版シャーローク・ホームズ、ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1のDVDボックスが7月リリース決定! 1800年代のビクトリア朝が舞台だった設定を現在に変え、馬車ではなくタクシーを、電報ではなくスマホを使いこなすスタイリッシュなシャーロックが誕生した。事件がないと退屈な“オレ様”シャーロックと、彼に振り回されながらもスリルを楽しむ名助手のワトソンコンビの友情は21世紀版でも健在。イギリスでは今年の1月にシーズン2が放送、エピソード1の視聴シェアが33.1%という脅威の記録を打ち出した。シャーロックファンも、シャーロックを知らない人も楽しめるスピーディでエキサイティングなミステリー話題作!
原作小説ファンが喜ぶ秘密がいっぱい詰まったドラマ。原作と決定的に違うのは、お互いを呼びあう名前。原作では「ホームズ」「ワトソン(邦訳では「ワトソン君」)」だったのを「シャーロック」「ジョン」に変えているのが現代らしい。また、原作との共通部分を探すのも楽しい。2人が出会うエピソード1のタイトル「ピンクの研究(A STUDY IN PINK)」は、原作の第1作「緋色の研究(A STUDY IN SCATLET)」をもじったもの。軍医としてジョンが働いていた戦地が原作でも今作でもアフガニスタンなのは歴史の皮肉。原作の事件を現代にアレンジしているエピソードもあるが、犯人は現代版だとそうくるか!という仕掛けも。
英国アカデミー賞最優秀TVドラマ賞、エミー賞ミニ・シリーズ部門脚本賞などを受賞し、各エピソード90分、全3話という映画気分で楽しめる。原作小説はすべてジョン・ワトソンの回顧録形式で書かれているが、このドラマでジョンが書いているのはブログ! このブログは実際にネット上にアップされ、ドラマと一緒に進行している。またブログの読者コメント欄がおもしろく、たまに「私は大家です。使用人じゃありません」が口癖の大家さん、ハドソン夫人や「飛行機のチケットとっておいてくれ」などシャーロック自身の書き込みもあるので、ぜひチェックしてみて!
Dr.ジョン・H・ワトソンのパーソナルブログ(英語)
上から目線のオレ様で、相手を見ただけで職業や癖、家族関係まで見抜いてしまう、自称「コンサルタント探偵」のシャーロック。パイプがトレードマークの原作ホームズも、現代では禁煙中でニコチンパッチを愛用中。そしてお金はなさそうだけどファッションにはこだわりが。スーツはスペンサー・ハート、シャツはドルガバ、放送後問い合わせが殺到したコートはベルスタッフと高級ラインに身を包む。演じたベネディクト・カンバーバッチ(35)は今作で大ブレイク! ワトソンを演じたマーティン・フリーマン(40)はこの役で英国アカデミー賞TV部門最優秀助演男優賞を受賞。ちなみにワトソンが履いているジーンズはユニクロらしい!
ジョン・ワトソンは「ロンドンに住むならルームメイトを探している奴がいる」とある男を紹介される。その男はジョンをひと目見ただけで、「戦地から帰ってきたばかりの軍医」「君には兄がいるが嫌っている」「ひきずっている足の原因は心的なもの」など彼のプロフィールを当てていった。彼の名前はシャーロック・ホームズ。職業はコンサルタント探偵だと言う。その頃、ロンドンの街では服毒による不審な自殺事件が相次いでいた・・・。
Colin HuttoncHartswood Films 2010 John RogerscHartswood Films 2010
取材・文/安田佑子
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