迷って見つける恋するトキメキ
仲がいい女友達と同じ人を好きになってしまったら・・・。いつの時代にも世界中に存在した恋のトライアングル。けれど、アンとメアリーは姉妹。そして彼女達が愛された相手は妻子がいるイングランド王、ヘンリー8世だった。エリザベス1世の母親であり、あまりにも波瀾万丈の人生を送ったアン・ブーリンの影には、彼女が王妃の座に着く前に王の愛人だったメアリー・ブーリンの存在がいた。自分を純粋に愛してくれる人と添い遂げたいメアリーと、愛だけでは満足できず、確実な幸せを手に入れようとするアン。恋愛観の違う美人姉妹の行く末は!? 500年前の実話をベースにした物語は、「女としての幸福」を知る人生のバイブルになりそう!
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ハリウッドの若手トップ女優である2人が、夢の競演を果たした本作。映画では、先にメアリー役のスカーレットがお嫁に行くが、それは現実になりそう! 今年5月、スカーレットはカナダ人俳優のライアン・レイノルズと婚約を発表した。23歳で結婚の気持ちを固めたスカーレットは、以前「“一夫一妻”の考え方は、人間の本能とは違うと思う」と話して大きな話題になったが、最近のインタビューでは「あれは私が恋愛で“一夫一妻”を実践してない、という意味で言ったのではないのよ。もちろん実践してるわ」と話している。一方のナタリーは「私は“一夫一妻”派だけど、今は結婚にはこだわらないわ。法的なしばりに抵抗があるの」とのこと。
13歳の時、映画『レオン』の犯罪的な可愛さで脚光を浴びたナタリーもいまや27歳。ナタリーはイスラエル人の医師の父親とユダヤ系アメリカ人の母親を持ち、3歳からアメリカに暮らしているが、生まれも国籍もイスラエル。仕事と学業を両立させ、ハーバード大学を卒業した才女でもある。さらに、なんと8歳からベジタリアンになり、肉も魚も口にしていないそう! 今年に入ってからは、同い年でベネズエラ出身のフォークシンガー、デヴェンドラ・バンハートとの熱愛が報道されている。デヴェンドラは黒いくせ毛の長髪に長いひげで顔がほとんど覆われている“キリスト風ビジュアル”で超個性的。ナタリーはNYから彼の住むL.Aに引っ越して同棲しているという話も。
映画ではアンが姉だが、実際はメアリーが1499年、アンが1500-1501年生まれと考えられている。記録では、アンよりもメアリーが典型的な“美人”だったとのこと。それでも、王妃の座を確実なものにするため、本当に王の愛を6年も拒み続けたというから、アンの恋の駆け引きはすごい! アンはヘンリー8世が生涯持った6人の王妃のうちの1人で、結婚生活こそ3年余りだったが、アンとの結婚を巡ってイギリスはローマ・カトリック教会と決別する。つまり、アンはヨーロッパのキリスト教世界を一変させ、日本にもあるイングランド国教会系の学校も、アンなしでは存在しなかったわけ。そしてアンの時代のあとは赤毛のエリザベス1世へと続く・・・。映画『エリザベス』も見直したくなっちゃう!?
最初に愛されたのは妹メアリー、でも王妃になったのは姉のアンだった。世界を変えた、美しくも哀しい運命の恋の物語。
16世紀。イングランド国王ヘンリー8世と王妃の間には男子の世継ぎがいなかった。ブーリン家の父親トーマスは、誰よりも先に世継ぎを産んで一族に富と地位をもたらしてくれるよう娘のアンを王の愛人に差し出そうとするが、王が気に入ったのはトーマスのもう1人の娘で、商人と結婚したばかりのメアリーの方だった・・・。
監督/ジャスティン・チャドウィック 出演/ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナほか 配給/ブロードメディア・スタジオ 上映時間/1時間55分 10月25日より、シャンテシネ他全国TOHOシネマズ系にてロードショー
■OZ独占試写会開催日時: 9月22日(月)18:00開場、18:30開映 ヤクルトホール(新橋)
■応募締め切り:9月11日(木)
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