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迷って見つける恋するトキメキ


文:小泉すみれ
ドラマアテンダント。コラムニスト。出版社で雑誌編集者として勤務した後、ドラマ好きなあまり気がついたらこの道に。雑誌、新聞、インターネットで多くの連載を持つ。
ブログ公開中!「小泉すみれのドラマチック女子学園♪」遊びに来てね〜☆

 
 こんにちは☆ 今日は夏クール初のロマンチをお届けしますね!

 第一弾でとりあげるのは『CAとお呼びっ!』でございます。『アテンションプリーズ』につづく航空会社モノですね。みなさん、覚えてますかしら。原作は、かつてこのロマンチのイラストを一瞬だけ描いてくれていた花津ハナヨさんのコミックです。花津さんは初回を見て、感動のあまりに泣いたそうですよ。ってゆーか、自分が考えたお話に、谷原章介さまがご出演てだけであたしも泣いちゃうと思う。・・あれれ、花津さん、涙の意味、チガッテマスカ?

 で、このドラマ、これまた『アテンションプリーズ』につづいて、トンデモなキャラのヒロインが出てきてますよ。山田紗依(観月ありさ)、28歳。つねに人に対して失礼な態度をとり、「フンっ!」と鼻の穴を開いてたりして、鼻息が超荒い女子です。タイトルの『CAとお呼びっ!』の「っ」はたぶん鼻息から出てる音ですね! なんか、たくましすぎて、あんまし可愛くない感じです。

 そう。ヒロイン山田紗依(観月ありさ)は、かな〜り鼻っ柱が強くて可愛気の無い性格です。ただ、脚線美と真っ正直なことだけがトリエといえばトリエかしら。

 そんな彼女ではありますが、けっこう弱気なところもあるみたい。自分に自信がもてないんですね。CAって職業柄、これまた近くにはキレイで要領のいい女子ばかりがそろっちゃってますもんね。

 たとえば、山田紗依の恋愛師匠である小悪魔なモテキャラ=後輩のゆかちん(香里奈)や、今は国内線にいるけど国際線にステップアップしたいと思っている仕事のできる先輩(西田尚美)とか。ふたりとはふだんから仲良くしてるけど、山田紗依は自分にはないスグレモノを持ってるこの人たちがうらやましくて仕方がないのです。

 とはいえ、性格なんて急に変えられるモンじゃないし、知識や教養だって身につけるにはそうとう時間がかかりますよね! 山田紗依は先輩にこう言われます。 「ま、やる気出したからって、急に仕事できるようになるワケじゃないしね」  そして、約2秒後、山田紗依は雷に打たれたように開き直るのです。 「フム。そうそうカンタンに生まれ変われるモンじゃないかー」

 まさに「モテキャラは1日にして成らず」でございますね。山田紗依のスゴイところは、生まれつき楽観的で、そのあたりをちゃ〜んと知ってるってことだと思います。
「悩んだらひたすら攻撃あるのみ」
  内にこもって自分磨きをするよりも、外へ外へと自分を駆り立て、合コンに繰り出すのです。大勢になんてモテなくていいから、ただひとりの運命のダーリンとの出会いを待ってるんですね。

 そのせいかなんなのかは知りませんが、山田紗依の趣味は「勝負下着集め」です。女子寮の自分の部屋に、こっそりと下着用のクローゼットを用意し、ていねいにディスプレイ。輸入下着のレースのデリケートなやつだとかをながめては、いつか出動させるときを夢見て、ニヤニヤ笑ってます。ちょっと、人には見られたくないところですね!

 しかし、なんで下着なんでしょうか。よく、「中身がカラッポなオンナにだけはなりたくないわ!」なんて言ってる人がいますが、お洋服のなかに下着をみっちりつけていればカラッポじゃないって思ってるのかな? それとも、マンガ『花より男子』に出て来た「ステキな靴を履いていれば、その靴がステキなところに連れて行ってくれるわ」ってセリフの、下着バージョンなんでしょうか。

「ステキな下着を着けていれば、その下着がステキな人のところへ連れて行ってくれるはず!』

 ・・ンなわけないんですけど、そんなふうに考えるオンナの心意気、ものすごく好きですよ。なんだかあたくしにも20代の頃、まるで山田紗依のような「恋も仕事もガケップチ」な時期がありまして、日々、自分に都合のいいことを想像してニヤニヤしてましたっけ。

「誰かステキな殿方に出会って、夢のようにステキな人生へと導いてもらいたいものだわ!」

 時間をかけて中身を磨くことより、てっとりばやくエロな方向でカラダを武装したかったんですね☆ あたくし、山田紗依と同じように輸入下着専門店に行き、夢見るようなキラキラ満載のハートで、お給料の大半を使ってレースのうつくしいステキランジェリーを買いまくりましたよ☆

 結果は、なんと、おそろしいことになりました……。退屈な日常のなか、なかなか勝負下着が勝負してくれるような瞬間が訪れないため、あたしは週末の酒場で、女子相手に胸元を開いては「下着ショー」をひとりで開催してたらしいです。

 ・・「らしい」っていうのはですね、自分ではなにひとつ覚えてないからです。酔っぱらって記憶を無くしながらも「せっかくだからレースの下着見せなきゃー!」って叫んでたらしいです。おそるべし、ランジェリー魂。

 それからおそろしい勢いで月日は流れましたけれど、あたくし、その頃の自分を恥じてなどおりません! っていうか、全肯定ですよ。だって、可愛いじゃないの。まずは下着からはじめるオンナって☆

 ひと通り経験して落ち着いた今でも、あたくし、ときどき考えることがございます。
「自分を磨けば、それにふさわしい殿方とのロマンチな出会いが用意されているのだろうか?」と。

 答えは「NO」です!
「出会い無くしてロマンチ無し! 可愛い下着で武装して、胸を張ってGO!」

 急ごしらえで傷だらけになって無理やりに磨く「自分」もあれば、天然のまるい色石みたいに自然に磨かれていくような「自分」だってきっとあるはず。山田紗依、それに気づいてるなんて、ノホホ〜ンと鼻の穴をふくらませてるように見えてるけど、実はロマンチなできごとに近づく天才かもね。(なんたって谷原章介さま演じる機長にも愛されてるみたいだし!)

山田紗依(観月ありさ)
年齢: 28歳
職業: 航空会社ANLのキャビンアテンダント
性格: ドジでおっちょこちょい。嘘がつけない。でも持ち前の明るさで逆境を乗り切る。
特徴: 美脚。通常より細身の改造制服を着こなす。座右の銘は「恋も仕事も一生懸命!」
ロマンチテク: 無理なことは最初からあきらめ、下着で武装。出会いに賭ける!
紗依の歴史
・高校時代から付き合っていた彼氏をスチュワーデスにとられた。
・その彼を見返すためにANLのCAに。(契約)
・3年間彼氏なしの、女子寮暮らし。
・仕事は不規則、時給のため貯金もない。
・仕事も恋も失敗の連続。
・後輩のゆかちんから恋の指導を受けるが空回り。
(参考:番組HP)

『CAとお呼びっ!』
日本テレビ系 毎週水曜夜10時〜
原作: 花津ハナヨ『CAとお呼びっ!』(『ビッグコミックスピリッツ』)
脚本: 梅田みか
主題歌: 『Fly High』中ノ森BAND
出演: 観月ありさ、谷原章介、香里奈、佐藤江梨子、西田尚美、川原亜矢子、沢村一樹ほか

彼氏にふられたことがきっかけでキャビンアテンダント(CA)になった山田紗依(観月ありさ)。さぞかしモテるのかと思いきや、その実態は忙しくてイイ男と出会うヒマもなく、時給制の契約社員なのでお金も貯まらない。しかも、毎日失敗を繰り返し、始末書ばかり書いている。四年目には正社員になれるはずが、逆にクビになるかも! なガケップチぶり。そんなとき、ステキなキャプテン(谷原章介)が異動してきて……。
画:朝倉世界一
漫画家。 「ひみつのクローバーちゃん」「フラン県こわい城」
「地獄のサラミちゃん」など独特のユーモアやユニークな世界が人気。

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