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迷って見つける恋するトキメキ



 さあいよいよ万博が始まった。開幕直前のゲートの様子をテレビでやってたけど、いつでもどんな催しでも、ああやって一番乗りを目指して早くから並んで開場とともにいっせいに走り出す人っているんだよね〜。ああいう人、なんか好き。すごい「愛すべきたくましい庶民」て感じ。ああいう人たちが戦後の日本を支え、時々パニックに陥ったりしながらも元気に日本の歴史を作り、ニュース映像の中でいつまでも時代を物語ってくれる人たちなのだ。
 あ〜親戚にひとりいたらどんなに楽しいだろう。正月の話題には事欠かないよ、きっと。
「おじさん去年はどこが一番よかった?」
「そりゃあおまえ、万博に決まってんだろ。ゲートいっせいに越えて走り出してよ、まず俺はトヨタ館の整理券取りに走ったね。素人は真っ先に生マンモスの首行くんだよ。ダメダメそんなことしたら1日かけてもいくつも回れねぇよ、月の石ん時の苦い経験忘れたのかね、ばっかみてぇにダラダラ並んでよぉ。あの無駄な経験から今回は整理券方式ってのが生まれたんだぜ、学習しなくちゃいけねぇよな。おいらなんかよ、となりのトトロの『メイとさつきの家』の予約までローソンでしちゃってるぜ!」……きっと話聞いてるだけで行った気持ちになれるんだろうな〜。
 たしかに大阪万博は並んでばっかりだった。8月の炎天下、3時間も4時間も文句ひとついわずただ黙々と並ぶ日本人の辛抱強さに、さすがの戦勝国アメリカも驚いたことだろう。子供たちもあのころはまだ、今のひ弱なガキどもと違って丈夫だったから、麦わら帽ひとつかぶってりゃなーんともなかったもんねー。
 そう、私だって炎天下だったらなんの問題もなかったのだ。しかし初めて体験する都会の文明に、富山の山奥から出てきたサル同然の私は、カルチャーショックなんて言葉も出ないほどの、大、大、大ショックを受けたのだった。
     

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