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迷って見つける恋するトキメキ



 さて文化祭当日、無事に講演を終えた私は、いよいよ母校の「演劇部活動疑惑」の解明に向け、正義とおばちゃん根性をむき出しにして招かれた応接室兼校長室に入った。そして満を持して校長先生にお願いしてみた。
「先生、演劇部が廃部になって同好会になったんですってね。みんなを激励したいので生徒をここに呼んでもらってもいい?」
  もちろん校長先生は快諾。ほどなく演劇同好会全員と顧問の若い女先生が校長室にやって来た。よし! これで役者はそろった。女子高生たちはかなり緊張気味だ。
「演劇部は同好会になっちゃったんだね。活動は何かしてるの?」
「いいえ、練習はしてますけど発表はまだ」
「それはだめよ、人に見せない芝居なんて、試合しない運動部と一緒よ。張り合いがないでしょ。県大会とか出ないの?」
「いいえ…」
「どうして出ないの? 出たくないの?」
「……いいえ」
「自分たちで先生にお願いした?」
「………」
「自分たちが積極的にならないと、誰もやる気はわからないよ? ちゃんとお願いしなきゃ」
  生徒たちの様子が変わった。おかしい。やっぱり何か隠してる。さらに私が問いつめると、1人の女の子が少し涙声で、しかし大きな声ではっきりと口を開いた。
「行きました! 大会に出たいって何度も何度も先生にお願いしました! でも、同好会は出ちゃだめだって…そんなことするなら勉強しなさいって…言われました!」
  来た! これを待ってたんだよ! そこで私は校長先生に聞いてみた。
「校長先生、この高校の同好会は大会に出てはいけないという決まりがあるんですか?」 校長先生ははっきり言った。
「いや、そんな規則はありませんよ」
「じゃあ、あなたたち誰に出ちゃいけないって言われたの?」
「…顧問の…先生…」
  よっしゃあ! ここで一気に攻め込むぞ!
「へぇー。ねぇ顧問の先生、先生は同好会が演劇の大会に出場してはいけないって、誰に言われたんですか? 学校じゃないですよね? 校長先生はOK出してますものね」
     

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