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迷って見つける恋するトキメキ



 ようやく日本人としての自覚に目覚め、日本の民族衣装の伝統を継承すべく密かに着物の着つけの稽古に励む私なのであるが、これが一向に上達しない。どこかこう、ぬるさがあるんだよねぇ。何かよい方法はと考えた。
  やっぱり何か目標みたいなのを作ったほうがいいんじゃないかなあ。そうすればもっと真剣に取り組むようになるんじゃないかなあ。そういえばスポーツも楽器も、試合や大会に出場することで上達するのだと聞いたことがある。そうか試合か! 試合だ、試合に出るのだ! でも着物のための試合って何? 日舞の発表会はあるにはあるけど、そういうんじゃないな、私の場合は。
  そうか、私の着物の試合とは、ズバリ飲み屋だ! 着物着て酒飲みに行く! これだこれ! あえて自分がどうなっちゃうかわからないような状況に身を置き、なおかつ着物道にまい進しようとする己に対する、これはある意味、自爆テロにも似た勇猛果敢な挑戦である。「知らねーぇぞぉ! 大事な着物、ゲロでどろどろになったってぇ! 俺のせいじゃねぇからなぁ!」と、真っ先にことの無謀さを悟り、とばっちりを受けないように予防線を張る亭主。それを尻目に、私は堂々着物姿で、夜の街に消えていくのでありました。
  そう、着物姿で飲みに行くというのは、なかなか勇気のいることなのである。途中で着崩れたらどうしよう、苦しくてやんなっちゃったらどうしよう。何せ平面でできた布切れをいろんな工夫で紐で体に巻きつけてあるだけなんだもんね、着物って。そして一番困るのはホレ、飲みに行った先で、運命の出会いがあって、急に燃え上がっちゃって、もう今逃したらこの次いつチャンスが来るかわかんない! って、そういうとき困るよね〜。だって成人式の日のラブホテルには着つけ係のおばちゃんがいるっていうじゃな〜い。残念! 
って、ギター侍じゃないんだから。
     

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