つじあやの♪エッセイ【32】『CALENDAR CALENDAR』全曲解説!

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迷って見つける恋するトキメキ


 ついに、つじあやの『CALENDAR CALENDAR』が発売! 今週は全曲解説!

 このカレンダーは4月から始まります。年明けといえば1月やけど、入社や入学で新しい出会いのある4月の方が実際“始まった感”があると思っていて。
  この作品の幕開けは「春風」。桜咲く頃恋に落ちたときめき、うきうき感を小西康陽さんとレコーディング。小西さんと初めてお会いした時めっちゃ緊張したなあ。当日スタジオではチェンバロが華やかな春を盛り上げ、とっても楽しい一曲に。さすが小西さん!
  G.W.よりもその後の長いうつうつとした日々の方が印象強い5月。しかも空はぬけるような青。心と空を描いた「ブルー」、歌詞はちょっともの憂いけど逆にポップにしたかった。そこでYUKIさんも手がける若手プロデューサー(私と同い年)田中ユウスケさんとREC。見事超ポップな仕上がりで、かっこいい!
  6月は雨の歌「お天気娘」。「明日は晴れるさ君がいるなら」という“僕”の想いを描いたこの曲、昔からよく弾き語りで歌ってました。素朴なだけじゃない緊張感あるアコースティックな音にしたくてAkeboshiさんを迎えました。ピアノ、アコーディオンをはじめ、おとぎ話のような世界を暖かい音で包んでくれます。


 季節は夏。私の苦手な季節。でもじっくり向き合いました。花火や海に行ったりして。夏の良さって何かを探したり夢中になれるところ。
  そこで生まれたのが7月の「愛の真夏」。夏に旅をしたり恋をしたりする中で、自分を探して行く女性の姿を描きました。これは真冬にニューヨークに行ってジェームス・イハとレコーディング。イハやエンジニアの人がとってもフレンドリーで、あったかい雰囲気の中まっすぐでぬけのいい歌がとれました。イハのギターがきらきらしてます。
  8月は「Shiny Day」。これは熱い! なんたってwithグレイプバインだもの。海、夜明け、恋人たち、ときたら青春、ロック! そして彼らの音にたどり着きました。ギターが炸裂するリハーサルを重ね、思い切り歌いました。まさに夏の一曲。


 秋。とっても好きな季節やけど実は一番悩みました。だって9、10、11月の違いって意外と分かり辛い。
  う〜んといろいろ思索した結果、9月はお月見の歌「月」。ASA-CHANGを迎え「進化した弾き語り」をテーマにしっとりレコーディング。満月の夜、屋根に登って見つめ合う恋人たち。幻想的な秋の夜が生まれました。
  10月はつじあやのプロデュース「愛していること」。ウクレレ多重奏、つまりウクレレだけでオールアレンジ。ウクレレの寂しいような切ないような音が、秋のぽっかり空いた心を和ませてくれます。コスモス揺れる秋の夕暮れが似合う。
  そして11月は「ゆびきり」。寒くなってきて秋深まるこの頃、心は温かいものを求める。遠く離れていても信じ合う恋人たちを描いたこの歌を、スガシカオさんや風味堂を手がける森俊之さんとREC。「シンプルだけど本当にいい音」にこだわり、上質で暖かいアコースティックな楽曲に。ウッドベースやピアノがしみます。ちなみに森さんは同じ関西出身で、かなり狭い地元話で盛り上がった。


 さあいよいよ冬。一年の締めくくりの12月はやっぱりクリスマス。どちらかというと大晦日派の私、初めてクリスマスソングに挑戦! だから経験というより理想が詰まった「星降る夜のクリスマス」が完成。プロデュースは、ずっと前から一緒にレコーディングしてみたかった冨田ラボこと冨田恵一さん。ストリングスが華麗に舞い鈴の音が響く・・・そんなドリ−ミーな楽曲が誕生しました。イントロから冨田節!
  ゴア〜ん・・・ドラが鳴り響いて・・・もしやここは中華街? そう! 舞台は横浜。あけましておめでとう! 1月は新年の歌「新しい日々」。新年を迎える二人を描いたこの曲、なんとfromクレイジ−ケンバンド横山剣さんを迎えてのレコーディング。ジャジーなムードが堪らない、何とも贅沢な一曲に。剣さんとっても優しい人でした。
  2月といえばバレンタイン。女性から男性に贈る想いを“僕”ではなく“私”の目線で描いた「チョコレート」、ロマンチックにしっとりと聞かせたかった。そこでウーロン茶のCMの音楽等を手がけるACOSTICA(中川俊郎×渡辺秀文)をプロデュースに迎え、全ての音がチョコレートのように溶けあい美しい曲が完成しました。
  そしてカレンダー最後を飾るのが3月の曲「春色のワンピース」。春を待つまだ寒い季節は、ちょっと不安になる。これからどんなことが始まるのか、私は何をすればいいのかなあ。そんな“君”を優しく包む“僕”。愛しい人をそっと見守る、そんな歌を最後に歌いたかった。プロデューサーは鈴木惣一朗さん。スタジオでチェレスタを囲んでミュージシャンみんなで練習。そんなあったかいムードがとっても優しい春の歌を生み出してくれました。
 春に始まり春に終わるカレンダー、聞いていると季節と心の流れが感じられました。もちろんそうありたいと思って1年半作って来たんやけど、改めて全部聞いた後「あ〜一年いろんなことがあったなあ、また春が始まるんやなあ」としみじみしてしまった。3月まで聞いたらまた4月から聞きたくなる、そんなアルバムです。ぜひみなさんこの「CALENDAR CALENDAR」を聞きながら今年一年振り返ってみて下さい。

<つじあやのプロフィール>
1978年生まれ、京都出身。ウクレレ弾き語りスタイルで注目を集め1999年メジャーデビュー。スタジオジブリ映画『猫の恩返し』の主題歌『風になる』のヒットなどで知られる。
つじあやのオフィシャルホームページ「うららかさん」
http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/uraraka/



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