カラダの悩みをちょっとだけ減らしませんか 〜睡眠時間をコントロールして、質の良い眠りを手に入れよう〜

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体の悩みをちょっとだけ減らしませんか 〜眠りの悩み1〜

眠りの悩み1 〜睡眠時間をコントロールして、質の良い眠りを手に入れよう〜

働く女子の平均睡眠時間
第1位は・・・6〜7時間未満

人生の3分の1を占める“睡眠”は、働く女子の美容にも健康にも大きく影響するもの。そこで睡眠についてアンケートをとったところ、左のグラフのような結果に。また、就寝時間は、1位「深夜0時」(40%)、2位「深夜1時」(24%)、起床時間は1位「朝6時」(45%)、2位「朝7時」(32%)が上位にランクイン。では、これらの結果が、働く女子たちに“理想の睡眠”をもたらしてくれているのか、快眠セラピスト・三橋美穂さんに解説してもらった。

働く女子の平均睡眠時間 第1位は・・・6〜7時間未満

あなたは本当に眠れている?
睡眠のプロが理想の睡眠時間を解説

厚生労働省の睡眠指針によると、理想の睡眠時間は7〜8時間。けれど、単に長く寝ればいいというわけではないのだとか。深夜0時以降に寝る人が大半を占めるというアンケート結果に三橋さんは、「いい睡眠は、長さと質で決まります。美しい肌や髪を作ったり、疲労を回復したりとマルチな働きをしてくれる成長ホルモンは、何時に寝ても深い睡眠がとれれば分泌されます。しかし、夜型は太陽に当たる時間が短いため睡眠ホルモンのメラトニンを生成しにくく、眠りが浅くて目覚めも悪い傾向があります。深夜0時までには就寝するように心がけたいですね」とアドバイス。まずは、しっかり睡眠ができているかをチェック。「左手の中指だけを曲げた角度が90度に近ければ近いほど、いい睡眠がとれている証拠(写真右)。曲がりづらい人(写真左)は睡眠を見直したほうがいいですね」と三橋さん。

あなたは本当に眠れている? 睡眠のプロが理想の睡眠時間を解説

睡眠不足の影響を最小限に抑えるには
「起床時間を固定する」ことが第一

働く女子は残業や飲み会など帰宅時間が定まらないため、就寝時間もバラバラになってしまいがち。そんな中、少しでも睡眠不足を改善したいなら、「“同じ時間”に起きるようにしましょう」と三橋さんはアドバイス。これによって、質のいい睡眠をとるために大切な“体内時計”が正常に働くようになるそう。「休日はつい遅くまで寝ていたくなりますが、どんなに遅くとも平日より2時間以上は遅らせないように。まずは太陽光を浴びて朝食をとり、体内時計をリセットしてください。それでも眠ければ、その後もう一度睡眠をとるようにしましょう」(三橋さん)

睡眠不足の影響を最小限に抑えるには 「起床時間を固定する」ことが第一

睡眠リズムをコントロールして
快眠を手に入れる「ねむり時間計」

これまで習慣になっていた睡眠を変えるのは至難の技。そんなときは、眠りやすい環境を整えるためのグッズを頼るのも一案。注目は、オムロンから発売されている「ねむり時間計」。枕元に置いておけば、体の動きを検知して、目覚めやすいタイミングでアラームを鳴らしてくれる。アプリと一緒に使えば、睡眠時間や寝つきにかかった時間などの測定データを記録・管理できるほか、寝つきがよくなる呼吸トレーニングもできる。

睡眠リズムをコントロールして 快眠を手に入れる「ねむり時間計」

眠りを多角的に捉えたアドバイスが好評
快眠セラピスト・三橋美穂さん

快眠セラピスト・睡眠環境プランナー。寝具メーカーの研究開発部長を経て、現在はベッドメーカーのコンサルティングや快眠グッズのプロデュースなど睡眠関連事業に広く携わる。特に枕は、その人の頭を触っただけでどんなタイプの枕が合うか分かるほど。眠りを多角的に捉えたアドバイスには定評があり、睡眠のスペシャリストとして、テレビや雑誌などで、分かりやすく実践的な快眠メソッドを紹介。著書に『驚くほど眠りの質がよくなる睡眠メソッド100』ほか多数。

眠りを多角的に捉えたアドバイスが好評 快眠セラピスト・三橋美穂さん
  • 文/六識(ヨダヒロコ)
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