車がなくても気軽に行ける茨城・おいしいひとり旅

新鮮な海産物をはじめ、野菜やブランド肉など、茨城にはおいしいものがたくさん。東京から特急でおよそ1時間半とアクセスもいいので、ひとり気ままに出かけるにもぴったり! ライターのTがひとり旅に挑戦してきました。

更新日:2017/09/14

茨城ひとり旅1泊2日モデルコース

DAY1 大洗

9:00 上野駅より特急ひたち5号に乗車
10:14 水戸駅着
10:40 鹿島臨海鉄道に乗車
10:54 大洗駅着。レンタサイクルで港へ
11:30 「かあちゃんの店」でランチ
13:00 大洗駅にレンタサイクルを返却
13:20 大洗駅前から大洗町循環バス「海遊号」に乗車
↓バスで約11分
13:31 「アクアワールド茨城県大洗水族館」を見学
↓歩いて約5分
15:45 「Café caramelmama」でひと休み
16:44 祝町バス停より大洗町循環バス「海遊号」に乗車
↓バスで約7分
16:51「里海邸 金波楼本邸」にチェックイン

DAY2 ひたちなか

5:30 早起きして「大洗磯前神社」神磯の鳥居で朝日を拝む
11:00 宿をチェックアウト、タクシーで「那珂湊おさかな市場」へ
↓タクシーで約10分
11:15 市場内の「森田水産」で生ガキを食べ、おみやげ購入
↓歩いて約12分
12:00 那珂湊駅前の「Ändra」でランチ
12:56 那珂湊駅よりひたちなか海浜鉄道に乗車
↓列車で約11分
13:07 阿字ヶ浦駅到着。路線バスor タクシーで「国営ひたち海浜公園」へ。
↓バスで約10分
13:30 コキアなどを鑑賞
16:21 海浜公園西口バス停より路線バスに乗車
16:40 勝田駅着
17:21 勝田駅より特急ひたち22号に乗車
18:37 上野駅に到着

<東京からのアクセス>

●水戸駅まで・・・JR上野駅より特急ひたちで約1時間5分
●勝田駅まで・・・JR上野駅より特急ひたちで約1時間10分
●大洗駅まで・・・JR上野駅より特急ひたちで約1時間5分、水戸駅下車、鹿島臨海鉄道に乗り換え約15分
●那珂湊駅まで・・・JR上野駅より特急ひたちで約1時間10分、勝田駅下車、ひたちなか海浜鉄道に乗り換え約15分

DAY1.大洗 自転車とバスで海辺の町めぐり

かあちゃんの店内観
「かあちゃんの店」の2色丼定食1100円は、生しらすと釜揚げしらすの両方が楽しめる。秋しらすは身が締まって脂がのり、格別のおいしさ。ひたちなかの養鶏場から仕入れる卵の濃厚な黄身をからめて食べよう

海の幸に水族館
潮風を感じながら満喫

大洗に来たら、おいしい海の幸が食べたい! 駅構内でレンタサイクルを借り、まずは大洗漁港へ。10分ほどで港に到着し、地元漁師のお母さんたちが働く「かあちゃんの店」で2色丼定食をオーダー。大洗特産のしらすがたっぷりのった丼を前に「これこれ♪」と心の中で小躍り。新鮮な生しらすは味が濃く、ぷりぷりの食感がたまらない。釜揚げのふんわりとした食感との違いも楽しめ、箸がどんどん進む。
駅に戻り、循環バス「海遊号」に乗車。キラキラ輝く海と松林ののどかな車窓風景に、旅気分を満喫! 「アクアワールド茨城県大洗水族館」では、コミカルなアシカやダイナミックなイルカのパフォーマンスに目が釘付け。
ひと休みは、近くの「Café caramelmama」で、やさしい味わいのスイーツ&紅茶をお供に。古民家を改装した店内も居心地がよく、つい長居してしまう。
今日の宿は海辺に佇む「里海邸 金波楼本邸」。海を望む大浴場でお湯に浸かり、テラス付きの高級感あふれる客室でのんびり。贅沢なひとときに、日常を忘れてリフレッシュできた。

かあちゃんの店の生しらす丼
(左)「かあちゃんの店」には大漁旗が。 カウンター席もあり、ひとりでも入りやすい (右)魚を知り尽くしたお母さんたちが腕を振るう。元気いっぱいの笑顔にほっこり

絶品しらす丼を食べに
「かあちゃんの店」

漁師の奥さんたちが働く、大洗漁協直営の食堂。黒潮と親潮がぶつかる豊かな漁場の常盤沖は、おいしい魚の宝庫。その日に水揚げされた鮮魚を、刺身や煮付け、かき揚げなどの定食で味わえる。リーズナブルでボリューム満点だ。

DATA

TEL.029-267-5760 
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8253-20 
営業/10:00~15:00(LO) 月定休(祝の場合翌休)
予約不可 
カード不可 
アクセス/鹿島臨海鉄道大洗駅よりレンタサイクルで約10分。または大洗町循環バス海遊号で約18分、漁港入口下車徒歩3分

(左)「アクアワールド茨城県大洗水族館」のイルカ・アシカオーシャンライブは1日4 回実施。愛らしい仕草やダイナミックなジャンプは、目が離せなくなる (右)「出会いの海の大水槽」には80種2万点の魚が泳ぐ

魚たちが泳ぐ姿に思わず見とれる
「アクアワールド茨城県大洗水族館」

国内最大級の規模を誇る水族館で、今年で開館15周年。飼育種類数日本一のサメをはじめ、マンボウやラッコなど約580 種・68000点の海の生物に出会える。食事の様子もあちこちで見学でき、普段見られない姿を観察するのも楽しい。

DATA

TEL.029 -267-5151 
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
営業/9:00~17: 00(16 :00最終入館) 無休(9 ~11月)
入園料/1850円 アクセス/鹿島臨海
鉄道大洗駅より大洗町循環バス海遊号で約11分、ア
クアワールド大洗下車すぐ

(左上) 築100年近い日本家屋をリノベーション。低めのテーブルと座り心地のよい椅子が置かれ、時間を忘れてくつろげる (左下)仲よしご夫婦とスタッフさんが迎えてくれる (右)「Café caramelmama 」の、季節のフルーツロール390円。奥久慈卵を使ったスポンジでコクのあるクリームをふんわり包み込む。ダージリンティー500円 

古民家カフェでひと休み
「Café caramelmama」

自宅でお菓子の受注販売をしていた黒田智江さんが、できたてを食べてもらおうと、昨年10月にカフェをオープン。旬の果物を盛り込んだケーキがメインで、秋には岩間産の栗をペーストにしたモンブランなどが登場する。

DATA

TEL.029-352-2786 
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8033 
営業/金・土・日11: 00 ~18: 00 月~木・祝定休
予約不可 
カード不可 
アクセス/鹿島臨海鉄道大洗駅より大洗町循環バス海遊号で約9分、祝町下車徒歩3分

(左)木のぬくもりにも癒される客室。畳の寝室と、ソファのあるリビング、テラスで構成されている。広いテラスで海を眺めながらぼーっとするのも気持ちがいい (右上)目の前の海へとお湯が流れ落ちていくような「里海邸 金波楼本邸」の絶景風呂。雄大な景色をひとり占め! (右下)夕食には、茨城がはぐくむ旬の素材がふんだんに

海を目前に望む宿で贅沢なステイ
「里海邸 金波楼本邸」

大洗海岸の波打ち際に佇む、全8室の隠れ家的な湯宿。オーシャンビューの客室やライブラリーラウンジ、海と一体化したようなお風呂で、“なにもしない贅沢”を満喫できる。茨城の海と里の恵みがたっぷりの食事も楽しみ。

DATA

TEL.029-267-2101 
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6883
客室数8
宿泊料金/1人旅プラン1泊2食付き38000円~、金・日40000円~(祝・祝前日を除く)
カード可 
アクセス/鹿島臨海鉄道大洗駅より大洗町循環バス海遊号で約16 分、大洗磯前神社下車すぐ

DAY2. ひたちなか 海と秋の絶景に癒される1日

心を潤してくれる
美しい風景と土地の味

せっかく海辺の宿に泊まったので、翌朝は夜明け前に起床。なぜなら、「里海邸 金波楼本邸」の目の前にある「大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)」の「神磯の鳥居(かみいそのとりい)」は、日本有数の日の出スポットだから。岩礁に立つ鳥居の背後から太陽が昇ると、空と海がしだいにサーモンピンクに染まり、神々しいほどの美しさ! 心がスーッと洗われた。
宿で二度寝を楽しみ、ゆっくりと朝ごはんを食べてから出発。まずは「那珂湊おさかな市場」をぶらぶら。鮮度抜群の魚やおいしそうな干物が、どれも驚きの安さ! さっそくおみやげを購入して発送してもらう。
那珂湊駅まで歩くと、駅前でかわいいダイニング「Änd ra」を発見。ランチのハンバーグは本格的な味わいで、大正解! 旅のクライマックスは、レトロなローカル線・ひたちなか海浜鉄道で「国営ひたち海浜公園」へ。広い園内は季節の草花で彩られ、秋は真っ赤に色付くコキアの紅葉に感動すること間違いなし。
ここだけの絶景や、土地のおいしいものとの出会い。ひとりだからこそマイペースに過ごせて、茨城の魅力が心に深く刻まれた。

(上)江戸初期の建築様式を今に伝える拝殿と、その後ろに本殿が控える (下)「大洗磯前神社」の拝殿の欄間には色鮮やかな彫刻が。境内に住む鳥や大洗の波がモチーフと言われている

早起きしてパワーをもらいに
「大洗磯前神社」

斉衡3(856)年創建の古社は、海を見下ろす丘に鎮座。水戸光圀公が再建し、県指定文化財になっている本殿・拝殿や、大鳥居など見所が多い。海岸に立つ神磯の鳥居は、大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのかみ)が降臨されたパワースポットと言われる。

DATA

TEL.029-267-2637 
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890 
参拝時間/5:30~18:00 
アクセス/鹿島臨海鉄道大洗駅より大洗町循環バス海遊号で約16分、大洗磯前神社下下車すぐ

(左・右上)地元産のハマグリや鮮魚が並び、どれも格安! もちろん発送もOK だから、手ぶらで買い物が楽しめる。威勢のいいスタッフとのやりとりも、市場での醍醐味 (右下)「那珂湊おさかな市場」にある森田水産の店先では、生ガキ1個300~800円が食べられる。プリプリの大きな身をその場でほおばれば、口いっぱいに磯の風味が

港の市場でおみやげ探し
「那珂湊おさかな市場」

那珂湊漁港に隣接する市場。その日に水揚げされた鮮魚や干物が店先に並び、見て回るだけでわくわく。回転寿司や海鮮丼を味わえるレストランも軒を連ねる。生ガキや生ウニの店頭販売があるので、食べ歩きも楽しめる。

DATA

TEL.029-263-4800(森田水産) 
茨城県ひたちなか市湊本町19-8
営業/7:00~17: 00(店舗により異なる) 無休(店舗により異なる)
カード不可 
アクセス/ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅より徒歩12分

(左)自家製ハンバーグランチ1280円。牛・豚・鶏を独自配合したミンチ肉は、きめが細かくジューシー。3日間煮込んだ濃厚なデミグラスソースとよく合う。サラダにも豆のムースを添えるなど手が込んでいる (右上)ヨーロピアンテイストな佇まい (右下)「Ändra」の店内は、レンガ敷きの床やステンドグラスの窓が配され、上品でくつろげる

ハイレベルなランチに大満足
「Bar Restaurant Ändra」

フレンチなどで経験を積んだシェフが手がける本格的な洋食をカジュアルに味わえる。ランチはハンバーグや日替わりパスタに、サラダ、スープ、ドリンクが付くお得なセットが人気。夜はバーになり、ワインやカクテルが揃う。

DATA

TEL.029-262-9112 
茨城県ひたちなか市釈迦町6 -16
営業/11:00~14:00(LO) 17: 00 ~ 23 : 00頃 水定休
予約可
カード不可
アクセス/ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅よりすぐ

(左)「国営ひたち海浜公園」のみはらしの丘には、約32000本のコキアが。モコモコと赤く愛らしい姿が連なり、心ときめく。見頃に合わせたイベントも開催されるのでお楽しみに (右上) コキアの紅葉がしだいに淡い色になり、黄金色に変化する時期のグラデーションもきれい (右下)可憐なコスモスは10月に見頃を迎える

一度は見たい秋だけの絶景
「国営ひたち海浜公園」

約200haの広大な公園で、季節ごとの花に彩られる。秋の主役となるのが、ほうき草の和名を持つコキアの紅葉。夏の緑色から少しずつ色付き、10月中旬には丘一面を真っ赤に染めあげて、圧巻の光景が広がる。

DATA

TEL.029-265-9001 
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
営業/9・10月9:30 ~17: 00 11~ 2月 ~16: 30 月休園(祝の場合翌休。10月は無休) 
入園料/410円(10/1・22は無料) 
アクセス/ひたちなか海浜鉄道阿字ヶ浦駅よりスマイルあおぞらバスで約10 分、海浜公園西口下車すぐ

これも食べたい!茨城のおいしいスイーツ

ほしいも専門店 大丸屋

自社農場のサツマイモを使い、無添加で作る干し芋専門店。ねっとり甘い紅はるかや、歯切れのよい玉乙女など50種以上が並ぶ。干し芋を使ったジェラート380円(ダブル)は、クリーミーでやさしい甘さ。

DATA

TEL.029-263 -7777 
茨城県ひたちなか市釈迦町18-38 
営業/10:00~17:00 日・祝9:00~17:30 無休
カード不可 
アクセス/ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅より徒歩8分

夢食六(むべろく)ファーム ほくほく

地元農産物や自社加工品が並ぶ中、注目は、冷凍により濃厚な甘みとなめらかな舌ざわりを引き出した冷たい焼き芋「プレミアム“夢ごこち”」。併設のカフェでは、ソフトクリームなどをのせた焼き芋ソフト700円も。

DATA

TEL.0291-34-4578 
茨城県鉾田市上釜588-17 
営業/9:30~18:00 第3水定休 
カード不可 
アクセス/鹿島臨海鉄道大洗駅より新鉾田駅行きバスで約16分、原子力機構前(大洗)下車徒歩4分

サザコーヒー本店

コロンビアに直営農園を持ち、豆の買い付けから焙煎、抽出まで行うこだわりのコーヒーにファンも多い。庭園を眺めながら、甘い香りとすっきりとした飲み口が特徴のサザ農園590円と、カステラショート550円を。

DATA

TEL.029 -270-1151 
茨城県ひたちなか市共栄町8-18 
営業/10:00~20:00(カフェ19:30LO) 無休 
予約不可 
カード可 
アクセス/JR勝田駅東口より徒歩7分

里海亭

「里海邸 金波楼本邸」の
ペア宿泊券をプレゼント!

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応募締切/2017年10月16日(月)まで

PR・問い合わせ先/茨城県観光物産課 TEL.029-301-3622
WRITER/YOKO TAYAMA PHOTO/NORIKO YONEYAMA

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