【観劇がある1日】VOL2.宝塚男子ピエールさん、好きな演目を教えて!

宝塚

日常を忘れ、別世界に連れて行ってくれる観劇。会社帰りの気分転換、お友達との特別なおでかけ、母と娘の時間、記念日のデート・・・など、大切な時間をよりすてきに彩ってくれるはず。【観劇がある1日】では、観劇が大好きなオズモール読者をインタビュー!

YUKI HORIE

更新日:2017/09/12

VOL2では、宝塚歌劇が大好きなブロガーピエールさんをインタビュー

※写真のパンフレット、チラシ、チケットはピエールさんの私物です。

ピエールさんのプロフィール

◆名前:ピエール・ド・ガスパール伯爵
◆ブログ名:「宝塚男子ピエールのポンコツ日記」
◆性別:男性
◆観劇頻度:月1~2回くらい
◆観劇のきっかけになった出来事:母と姉から、2003年の宙組公演『傭兵ピエール/満天星大夜總会』に誘われたこと
◆好きな公演BEST3:『愛するには短すぎる』、『オーム・シャンティ・オーム~恋する輪廻~』、『うたかたの恋』

“母と姉に誘われて観た初めての宝塚歌劇で、男役のかっこよさに圧倒されっぱなしでした”

宝塚歌劇に魅了されたきっかけはなんですか?

大学3年生の春に母と姉に誘われて、2003年の宙組公演『傭兵ピエール/満天星大夜總会』を初めて観劇したのがきっかけです。当時の宙組トップスター、和央ようかさんの圧倒的なかっこよさに一瞬にしてファンになってしまいました。出演者がすべて女性ということはもちろん分かっていたのですが、それでも男役さんのかっこよさに圧倒されて・・・。しばらくしてから「そういえば全員女の人だったんだ」と思い出しました(笑)。

ピエールさんが思う宝塚の魅力とは?

なんと言っても美しさと華やかさだと思います。宝塚がきっかけでさまざまなミュージカルを観るようになり、もちろん他にも素晴らしい作品はたくさんありますが、宝塚のような世界観はなかなか見当たらないと感じています。それこそが、宝塚が世界で唯一無二の存在として100年以上も続いてきた最大の理由なのかなと。例えば絵画や芸術鑑賞が趣味の人や、イケメン俳優やかわいいアイドルが好きな人など、美しいものを見ることが好きなのであれば宝塚ファンになる可能性を秘めているんじゃないかと思います(笑)。

宝塚

特別賞にあげた『燃ゆる風~軍師・竹中半兵衛~』のチラシ。ピエールさんの私物

“男役&娘役スター、王道ロマンスから日本物の作品まである宝塚の世界は美しく華やかです”

お気に入りの役者さんは?

今いちばん夢中になっているのは星組の七海ひろきさんです。とにかくかっこよくて、すごく印象がいいです! 舞台人としてだけでなく、人間としての深い魅力を感じます。例えるなら、自分の大好きな親友が舞台に立っている姿を応援しているような感覚に近くて、どんな役でも「七海ひろきさんが出ているなら観に行かなきゃ」と思わせてくれます。今年の1月に兵庫・宝塚バウホールという小劇場で初の単独主演を果たしたのですが、宝塚ファンになって10数年、好きなスターが舞台の真ん中に立つことの喜びをこんなにも感じたのは初めて! というほどに嬉しくて、この人のファンになって本当に良かったと思いました。
他にも男役さんでは花組の芹香斗亜さん(今年10月30日付けで宙組へ組替え予定)、月組の美弥るりかさん、星組の瀬央ゆりあさん、宙組の愛月ひかるさん。娘役さんでは星組トップ娘役の綺咲愛里さん、花組の華優希さん、雪組の星南のぞみさんなど・・・。とにかくたくさんいるのでこれ以上は絞り込めません(笑)。

好きな公演ベスト3は?

なかなか3つに絞るのは難しく、そのときの気分で変わる場合もあるのですが・・・。

まず第3位は“ザ・宝塚!”という王道のロマンス『うたかたの恋』。オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフと男爵令嬢マリー・ヴェッツェラによる実際の心中事件をもとに作られた物語で、1983年の初演以来、何度も再演されてきた宝塚を代表する名作のひとつです。僕が最初に観たのは、2000年に和央ようかさんと花總まりさんのコンビで再演された宙組版のビデオでした。この作品は2018年2月にも愛知・中日劇場での再演が決定しているので本当に嬉しいです!

第2位は『オーム・シャンティ・オーム~恋する輪廻~』で、こちらは今年1月に星組トップコンビの紅ゆずるさんと綺咲愛里さんのプレお披露目公演(=本拠地の宝塚大劇場公演にてお披露目の前に、小劇場等で行われる公演のこと)として上演されました。この夏に大阪・梅田芸術劇場で再演された際は、僕が今いちばん大好きな七海ひろきさんがムケーシュという悪役を演じられたのですが、七海さんのムケーシュはとにかく色気があってかっこよくて・・・。人生で初めて、同じ公演を2回に渡って遠征観劇するほど夢中になりました(笑)。

そして第1位は、大好きだった星組トップスター、湖月わたるさんの退団公演『愛するには短すぎる』。湖月さんのかっこよさと人間らしさが詰まった作品です。イギリスからアメリカへ向かう船上で、幼なじみの女の子と20年ぶりに再会する物語なのですが、結局ふたりは結ばれず・・・。船が目的地に着くとともにそれぞれの生活へ帰っていく切なさが、宝塚を去って行く湖月さんの姿と重なって何度観ても胸が熱くなります。どこか優柔不断であり現実の男性っぽさも感じる主人公の姿は、もしかしたら男性が観たときの方が感情移入してしまうのかもしれませんね。

ちなみに特別賞は、七海ひろきさんが今年1月に単独初主演を果たした作品『燃ゆる風~軍師・竹中半兵衛~』。あまりに思い入れが深いため、あえて特別賞として挙げさせていただきます(笑)。この作品を1位に挙げようかと悩んだほどですが、「七海さんの活躍はまだまだこれからも続くから、まだこれが1位で終わらせるわけにはいかない!」という思いを込めての特別賞。本当に本当に、特別な作品です。

“一緒に盛り上がれる“宝塚仲間”がいると、観劇がもっと楽しくなります”

観劇頻度やチケットの予約方法は?

最近は月に1~2回くらいの観劇ペースだと思います。チケットは主に、カード会社やプレイガイドの貸切公演を狙っています。特に東京公演はチケットが取りづらいので、初めて観る方は特に「どうやってチケットを取ればいいんだろう?」と迷われることもあるのかなと。あとこれは余談ですが、ひとつオススメなのが学校や職場、友達との集まりの中で「宝塚観てみたいな~」とつぶいてみること。どこからともなく宝塚ファンがやってきて、気付いたら観劇のコーディネートをしてくれるかもしれません(笑)。宝塚ファンの中には、なかなか周りに仲間がいない人も多いと思うので、ちょっとでも興味を持ってくれそうな人を見つけると恐ろしいほどの面倒見のよさで仲間に迎えてくれるはずです(笑)。

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左から、『傭兵ピエール/満天星大夜總会』のチケット、『オーム・シャンティ・オーム~恋する輪廻~』のチケット。ピエールさんの私物。

それでは最後に、あらためてオズモールのユーザーへ宝塚歌劇の魅力を教えてください!

宝塚は特殊な世界のイメージもあるので、最初はちょっと勇気がいるかもしれません。でもその本質は、映画を観たり音楽を聴いたり、好きな芸能人を応援したり、たぶん誰もが経験したことのある趣味と共通する世界だと思います。興味はあるけどなかなかひとりで劇場へ行く勇気がないという方は、「宝塚を観に行く」のではなく、まずは「宝塚ファンの知り合いを見つける」という目標に変えて、宝塚についていろいろと教えてくれる人を探してみるのもいいかもしれません。もちろん、思いきって劇場デビューしても仲間はたくさん待っているのでご安心ください(笑)。そして晴れて観劇デビューを果たしたときは、できれば作品のおもしろさや満足度について小難しく考えるよりも先に、気になったスターのことを思い出してほしいです。その人について調べているうちにもう、気付いたらあなたもこちら側の人間です。仲間はいつでも待ってます!(笑)

宝塚

第2位にあげた『オーム・シャンティ・オーム~恋する輪廻~』を鑑賞した際にピエールさんが撮影したもの

ピエールさんへのインタビューで美しく華やかな宝塚の世界に興味深々!
観劇初心者にも分かりやすいお話から、観劇ファンが思わず“あるある”と頷くお話まで、宝塚愛がたっぷり詰まった楽しいお話をとても丁寧にしてくださいました。ありがとうございました。



※ページ内のパンフレット、チラシ、チケットはすべてピエールさんの私物です。

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