「ももいろクローバーZ 結成10周年記念展」単独インタビュー/10年で変わったこと。変わらないこと。

「ももいろクローバーZ」

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ガールズユニット「ももいろクローバーZ」が2018年5月、結成10周年を迎えた。ライブでは国立競技場や日産スタジアムなどを満員にし、チケット入手が困難という声をよく聞くが、結成当時は集客に苦しみ、車中泊で全国を回った。そんな、ももクロの10年を振り返り、未来に向かって進む4人の魅力を伝える記念展が2018年5月30日(水)から6月4日(月)まで松屋銀座で開催される。そこで、10年で進化した4人を単独インタビュー!

更新日:2018/05/15

2008年「ももいろクローバー」結成。10年分の笑顔と前向きな涙を抱いて4人で邁進中

10年前の5月17日、「ももいろクローバー」が結成。3年後、自分たちに知らされないままグループ名に「Z」がついた。メンバーの卒業も経験した。でもこの10年で変わらないことがある。それは「ライブで全国のみんなを笑顔にしたい」という想い。ライブだけではない。この日のインタビュールームに4人が入ってくると、その元気印に取材する私たちもほっと和んだ。そんな4人で迎えた10周年、その心境を聞いた。


玉井詩織:10年やってきたからこそ、私たちを知ってくれてる人も増えて来ました。でも老若男女、ファンじゃない人にもメンバーの名前とキャラクターを覚えてもらうにはまだ至ってないなと思います。まだできることや目標があるし、これから先もワクワクしています。

百田夏菜子:これまで周年記念でこんなに盛大にお祝いや取材していただくことがなかったので、10という数字の大きさを実感しています。確かに10年なければ入りきらなかったなという、いろいろな経験をさせていただいてきたので納得する部分もあります。

高城れに:気づいたら10年がたっていました。振り返るとたくさんの方たちからいただいたもの。たくさんの経験。一つひとつが濃いですね。

佐々木彩夏: あっという間でしたけど10年続けているアイドルなんだと思うと誇らしいです。これからもそれに恥じない私たちでいたいです。

全員が20代前半にして社会人10年選手なのかと思うと尊敬の目で見てしまう。そこで、女の子の大きな成長期にずっと一緒にいたからこそわかる「それぞれが10年で変わったこと、変わらないこと」をお互いに他己分析してもらった。

14歳→24歳・高城れに
「ひとり〇〇ができるようになりました」

高城れに:前はひとりで出かけることがなかったから、電車にも乗れなかったしごはんも1人じゃできなかったけど今はできるし、1人で買い物に行って洋服も選べるようになりました。成長した!

玉井詩織:れにちゃんはいい意味でしっかりしなくなったね。ももクロが始まった頃はリーダーで、でもれにちゃんに役職を与えると頑張りすぎて空回りしちゃう。最近は最年長だと感じないくらい素が出ていていいと思う。

百田夏菜子:れにちゃんは変わったところより変わらない部分の方が思いつくな。例えば歌声が昔と同じ! ほかの3人は声が幼なかったりトーンも高かったりするけど、れにちゃんは昔の癒やしボイスのままだよね。あと、昔も今も短パン履いてるね。

佐々木彩夏:ほんと昔からそうだよね。

高城れに:冬でもね。それで「寒い寒い」って言ってる(笑)。

12歳→22歳・玉井詩織
「ホテルでひとりで寝られるようになりました」

佐々木彩夏:昔はツインテールに結んでて甘いイメージ。少女漫画から飛び出してきたみたいだった。背もちっちゃかったからなおさら。年下の私が言うのもだけど、今は大きくなって頼もしくなったね。

玉井詩織:ももクロに入ってから17cm伸びたからね(笑)。

高城れに:あと、わがままじゃなくなりました。

全員:(爆笑)。

玉井詩織:自分でも思う!(笑) 昔はみんなの分のお土産をもらうと「これじゃなきゃやだ!」ってだだこねて、じゃんけんで負けて違うものだと泣いてました。

百田夏菜子:私は今でも妹だなって思いますね。しっかりしてるように見えるけど甘えん坊。昔はホテルでもいつも私の部屋に来て狭いシングルベットで一緒に寝てたのにね。

玉井詩織:今となっては夏菜子が寂しいんでしょ?

百田夏菜子:そうね(笑)

13歳→23歳・百田夏菜子
「10年経ってもエクボのせいで怒られてます」

佐々木彩夏:夏菜子ちゃんは引っ込み思案じゃなくなりましたね。昔は後ろにいたがるタイプだったのに、今は前に出るようになった。

高城れに:貫禄が出たよね。もともとリーダーとして頼もしい部分はあったんですけど、さらに安心感というか、もう「絶対リーダー」ですね。

玉井詩織:変わらないのは「アホづら」かな(笑)。

百田夏菜子:ちょっとぉ(笑)

玉井詩織:あとニヤニヤするところ。怒られてるのに笑っちゃうところとか。

百田夏菜子:笑っちゃいけない場面だけどおもしろくて、みんなも笑いたいのを同じように我慢してるんだけど、私の場合はエクボがあるからバレやすいんですよ。それで怒られたことめっちゃあります。

11歳(小学生!)→21歳・佐々木彩夏
「◯◯同伴の出張を卒業しました」

百田夏菜子:あーりんはキャラクターが進化してる。昔は「ガニ股なんてできな~い」っていうアイドルあーりんだったんですけど、今は「どっちでもよくな~い?」って冷めた感じの悪魔あーりんもいて、その天使と悪魔をステージ上でも出してお客さんを楽しませてるところがすごい。

高城れに:なにがあっても動じないところが変わらないなって思う。緊張を顔に出さないというか、最年少なのにドシっとしてるところは10年ずっと変わらないね。アイドルなのに男前です。

玉井詩織:ぬいぐるみを持ち歩かなくなったよね(笑)。

佐々木彩夏:そうだね。マスコットみたいなちっちゃいのはたまに持つけど、ぬいぐるみに求めることが変わりましたね。昔は、家の雰囲気が恋しくて部屋の大きなぬいぐるみを海外に行く時も持ち歩いてたんですけど、最近は、触り心地が気持ちよければなんでもよくなりました(笑)。

ももクロはアイドルになりたい女の子たちの憧れ。では4人が憧れる女性像とは?

多くの読者が女性であるオズモールは読んだことありますか?という質問にメンバーの半数が「はい!」と答えてくれ、「旅に行く時にいつも使ってます。安いんだもん!」(玉井) という嬉しい言葉も。過去には女性客オンリーのライブなども行い、多くの女性からも支持されているももクロだが、そんな4人が憧れる女性像とは?


高城れに:ナチュラルな女性ですね。年を取っても素のままで「年取らないね」って言われる人になりたいです。

佐々木彩夏:私は「女性が憧れる女性」になりたいです。

玉井詩織:うんうん。私も体型とか食生活とか、素敵な女性の生活に関するものを見たり読んだりのが好き。女性から「こうなりたい」って思われる人に憧れます。

百田夏菜子:私は、いくつになっても品のある女性かな。

全員:(沈黙のまま百田をじーっと見つめる)

百田夏菜子:あれ・・・これって願望でいいんですよね?(笑)

全員:(笑)。

「~サイリウムが照らす未来~ ももいろクローバーZ 結成10周年記念展」

“ももクロの復習にも予習にもなる”記念展。お気に入り衣装ベスト3や私物の展示も!

2018年5月30日(水)から松屋銀座で開催される記念展では、幼少期の秘蔵写真やデビュー前のヒストリーライブ写真、メンバーのお気に入りの衣装ベスト3や私物の展示もあるそう。
また、ステージセットの模型や小道具の展示のほか、5月22日(火)、23日(水)に東京ドームで開催されるライブの映像もいち早く公開される。展覧会オリジナル商品だけでなく、これまでのライブグッズや復刻グッズなども充実しているので、過去に買い逃したアイテムが手に入るチャンスも。

百田夏菜子:さっきも過去の写真をいろいろ見てたんですけど、昔はレッスンや宣材写真も私服が多くて、その中に今でもたまに普段着てる服があったりするんですよ! そういうのが展示されたらちょっと恥ずかしいね(笑)。

玉井詩織: 「この服、好きだったなー」って自分たちも忘れてることが多くて。私たち自身も新鮮に見られそう。

佐々木彩夏:めっちゃファンの方もそうじゃない方も楽しめると思います。ももクロの復習にも予習にもなりますよ。

高城れに:東京ドームの公演もこの展覧会も、今まで私たちは「前しか向かない」って言ってきましたけど、10年という節目にいいスタートを切るためにもあらためて振り返って感謝を噛み締めたいです。


一見、普通の仲良し女子トークのようで、本人たちももう意識していないのかもしれないが、実はそれぞれコメントの内容が重ならないよう、そして限られた時間で多くの質問に簡潔に答えてくれているのが伝わるインタビューだった。これぞ10年で培われたプロのアイドルの技かとしみじみ。今回の10周年記念展のタイトルにある「サイリウム」とはモノノフ(=ももクロのファン)たちがライブで振るペンライトのこと。メンバーとモノノフが互いに照らし照らされ歩んできた10年の軌跡が見られる貴重な機会にぜひ足を運んでみて。

「ももいろクローバーZ 結成10周年記念展」のオープニングイベントにOZmall読者3名様をご招待

今回ご紹介した「ももいろクローバーZ 結成10周年記念展」を誰よりも早く観賞できるチャンス! 会期初日2018年5月30日(水)に開催される、メディア向けのオープニングイベントに、なんとOZmall読者3名様を特別にご招待。一般にはなかなか公開されないクローズドイベントに潜入して、ももクロ10周年の節目をお祝いしよう。

展覧会DATA

イベント名
「~サイリウムが照らす未来~ ももいろクローバーZ 結成10周年記念展」
開催場所
松屋銀座 8階イベントスクエア
(東京都中央区銀座3-6-1)
開催日程
2018/5/30(水)~6/4(月)
開催時間
10:00~20:00
※6/3(日)は~19:30、6/4(月)最終日は~17:00
※最終入場は30分前まで
入場料
一般1000円(700円)、高校生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円(300円)
※()内は前売料金。前売券はセブンイレブンにて5/29(火)まで販売予定
ホームページ
松屋銀座の詳細を見る

PROFILE

百田夏菜子(ももた・かなこ)1994年静岡県出身。
玉井詩織(たまい・しおり) 1995年神奈川県出身。
佐々木彩夏(ささき・あやか)1996年神奈川県出身。
高城れに(たかぎ・れに)1993年神奈川県出身。

2008年春、次世代新人プロジェクトとして結成。ストリートライブから活動をスタートし、翌年「ももいろパンチ」でインディーズデビュー。2010年にはメジャーデビュー曲「行くぜ!怪盗少女」がオリコンデイリーチャート1位に。2014年に女性グループ初となる国立競技場でのコンサートを行い2日間で11万人の動員、2016 年にはコンサートの年間観客動員数が63万人を超え、女性アーティストとして二度目の1位を記録。2018年4月、4人体制になって初めてのシングル「笑-笑~シャオイーシャオ!」(映画『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~』主題歌)をリリース。5月23日にはベストアルバム「桃も十、番茶も出花」がリリースされる。

WRITING/YUKO YASUDA PHOTO/AYUMI OSAKI

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