この夏、感動の話題作が帰ってくる!ブロードウェイ・ミュージカル『RENT』制作発表リポート

ミュージカル『RENT』/日比谷シアタークリエ

ブロードウェイ・ミュージカル『RENT』が、2017年7月2日(日)から8月6日(日)まで日本のキャストで2年ぶりに再演される。会場となる「日比谷シアタークリエ」での公演は、今回で5回目。過去4回の公演では連日満員だったという超人気作品だけに、チェックせずにはいられない。そこで4月某日、都内で開催された製作発表会見に潜入。キャストたちの意気込みを聞いてきました。

Kaz.Sasaki

更新日:2017/04/18

観客の心に深くしみわたる名曲披露で感動の舞台への期待を高めてくれる

会見に登場したのは、マーク役の村井良大、ロジャー役の堂珍嘉邦とユナク、ミミ役の青野紗穂とジェニファーをはじめ、全18名のキャスト。客席側で報道陣と100名のオーディエンスが見守る中、冒頭、劇中歌3曲が歌唱披露された。中でも「Seasons of Love」は、歌詞、メロディーともに感情に訴えかける名曲。ソロを交え18人全員が歌い上げると、会場には『RENT』の世界へ引きずりこまれるような一体感が。歌唱力も抜群、心にしみるこの1曲で感動の舞台になるに違いないと、本番への期待がグッと高まる。

メッセージ性の強いストーリーと心震わせる楽曲のよさが『RENT』の魅力

そもそも『RENT』は1996年にNYの小劇場で初演され、その2カ月後にはブロードウェイに進出、その後トニー賞4部門、ピューリッツァー賞など数々の栄誉ある賞を受賞したミュージカル。さらに、ブロードウェイでは12年4カ月のロングラン公演を果たし、世界15カ国での上演、2006年には映画化された。

同作のテーマは、“No day but today(=過去もない、未来もない。今日という日を精一杯生きる)”。貧困、同性愛、HIV、ドラッグなど、生死を分ける問題に直面しながらも、愛や友情を信じ、夢に向かって輝き続けようとする若者たちの姿が感動を呼ぶ。物語だけでなく、楽曲の素晴らしさも見どころの1つ。

「恋人、友達、家族・・・愛がなによりも強いというメッセージを伝えたい」

ロジャー役の堂珍嘉邦

村井良大は2回目となるマーク役に「今からワクワクが止まりません。長い期間の公演でもこのメンバーとなら乗り越えていけると思います」と、東京はじめ全国公演への意気込みをのぞかせた。堂珍は、村井同様に2回目の出演について光栄なことと感想を述べ、「このカンパニーが1つになることがお客さんへの恩返し」と語った。前回に続きロジャー役を務めるユナクからは、「2年前とは違う、もっといいロジャーを見せることを約束します」と心強いひと言も。

新キャストとなる青野は、「先輩方の背中を見て一生懸命食らいついて頑張ります」とコメント。ジェニファーは「何回見ても何回歌っても、曲を聴くと鳥肌が立ちます」と、2008年の初参加から5回目となる今もなお、感動冷めやらない楽曲の素晴らしさを口にした。さらに、「恋人の愛、友達の愛、家族の愛、人間の愛、すべての愛・・・愛がなによりも強い、というメッセージを伝えられたらと思っています」と作品にかける熱い思いを語った。

「何度も見たくなるミュージカル」だからこそ、この機会を見逃せない

マーク役の村井良大

18人のキャストの言葉からはそれぞれに、『RENT』を深く愛し大切に演じていきたいという思いがひしひしと伝わってくる会見だった。最後は村井が「人生を変える素敵な作品だと思います」と力強く述べ、「何度も見たくなるミュージカルです。ぜひ魂の歌を聴きに来てください」と観客への熱いメッセージを贈った。

新たに加わった5人のキャストを交え、チームワークのよさも感じられ、本場ブロードウェイにも負けない『RENT』が見られそう。過去4回の「シアタークリエ」での公演が連日満員だったという大ヒット作だけに、気になる人は、早速チェックして。

<ストーリー>
20世紀末のNY。映像作家志望のマークと、元ロックバンドのミュージシャンのロジャーは、イースト・ヴィレッジにある古いロフトで暮らしていた。夢を追う2人には金がなく、家賃(レント)を滞納し、クリスマス・イブに電気も暖房も止められてしまう。恋人をエイズで亡くして以来引きこもり続けているロジャーは自身もHIVに感染。せめて死ぬ前に1曲後世に残す曲を書きたいともがいている。ある日ロジャーはロフトの階下に住むダンサーのミミに出会うが、ミミに惹かれながらも素直になれないロジャー。一方「彼女ができた」と言われ恋人に振られたマーク。今日という日をただ精いっぱい生きる2人と仲間たちに訪れる出会いと別れ。そして季節は巡っていく・・・。

<公演概要>
ブロードウェイミュージカル『RENT』
会場/シアタークリエ(東京都千代田区有楽町1-2-1)
期間/2017/7/2(日)~8/6(日)※7/5、7/11、7/18、7/24、7/31 休演
料金/S席11500円、A席9000円
アクセス/東京メトロ千代田線「日比谷駅」A13出口より徒歩2分、日比谷線「日比谷駅」A5出口より徒歩3分ほか

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