国立劇場11月歌舞伎「坂崎出羽守(さかざきでわのかみ)」「沓掛時次郎(くつかけときじろう)」

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更新日:2017/08/29

平日限定バックステージツアー付き!国立劇場11月公演で切ない恋愛の新歌舞伎を鑑賞

国立劇場11月の演目は、文豪・山本有三作の『坂崎出羽守(さかざきでわのかみ)』と、映画やドラマ化もされた『沓掛時次郎(くつかけときじろう)』の2本立て。両作品ともに明治後期以降、劇場外部の作者によって書かれた新歌舞伎であり、分かりやすい恋愛ストーリーなので初心者でも気兼ねなく観られる。さらに平日限定で貴重なバックステージツアー付きだから歌舞伎デビューの場にもぴったり。

プラン一覧

歌舞伎鑑賞とOZ限定ランチ!平日限定でバックステージツアーも

プラン

■1人10300円(税込)
(通常9800円の1等A席鑑賞チケットに国立劇場内レストランのランチ付き。さらに平日はバックステージツアーも)

見どころ

見どころ

山本有三が原作の新歌舞伎!大坂夏の陣で千姫を救った武将の恋物語『坂崎出羽守』

ひとつめの『坂崎出羽守』は山本有三が六代目 尾上菊五郎のために書き下ろした新歌舞伎。武骨一辺の武将・坂崎は、大坂夏の陣で徳川家康の孫である千姫を救い、やがて千姫へ恋心を抱く。坂崎の揺れ動く心情が描かれた物語の、切ない恋の果てに注目を。

見どころ

人情噺×恋愛物語!何度もリメイクされた長谷川伸の名作『沓掛時次郎』

ふたつめの『沓掛時次郎』は大正~昭和時代に活躍した作家・長谷川伸が書いた戯曲。主人公の時次郎が、とある理由で男を斬りつけるも、その妻子を助けて放浪の旅に出るうちに愛情を抱くというストーリー。人情ものであり恋愛ものでもある本作は、これまでに映像化や漫画化などで何度もリメイクされている。

ファインディング・ネバーランド

あらすじ

「坂崎出羽守」
大阪夏の陣で、石見国津和野藩主・坂崎出羽守成政(尾上松録)は徳川家康の孫千姫を猛火の大阪城から救出するが、自らは顔に火傷を負う。千姫の命を救えば千姫を妻にさせるという家康(中村梅玉)の言葉を信じた坂崎。しかし、千姫は坂崎を嫌うので、家康は一計を案じ、坂崎は一度は千姫のことを諦める。しかし、千姫が桑名城主の嫡男に嫁ぐことを知って、屈辱を味わう。武骨一辺倒だった坂崎が選んだ道は?

「沓掛時次郎」
一宿一飯の義理で、博徒六ッ田の三蔵(尾上松緑)を斬った信州沓掛宿の博徒、時次郎(中村梅玉)は、命を狙われた三蔵の女房のおきぬ(中村魁春)と倅太郎吉を助け旅をするうちに、二人に愛情を抱き始める。時次郎は博徒の足を洗い、おきぬ母子のためにつくすが、貧苦にせまり、金策のために一度限りという条件で喧嘩の助っ人を引き受ける。果たして時次郎とおきぬと母子の運命は・・・。

公演データ

会場

国立劇場 大劇場

日程 

2017/11/3(金)~2017/11/26(日)

チケット通常価格

特別席12500円/1等A席9800円/1等B席6400円/2等A席4900円/2等B席2700円/3等席1800円


キャスト

中 村  梅  玉
尾 上  松  緑
中 村  魁  春
       ほか

会場住所

東京都千代田区隼町4-1

会場アクセス

半蔵門線「半蔵門駅」6番出口(エレベーター、エスカレーターあり)・1番出口から徒歩5分
有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」4番出口から徒歩8分

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※記事は2017年8月29日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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