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2011年3月9日(水)

美しい“最初のひとこと”で、大人の魅力を演出しよう

ライフスタイル編

美しい“最初のひとこと”で、大人の魅力を演出しよう

さまざまな場面で発したなにげないひとことが、その場にふさわしくなかったり、相手を不快にさせてしまったりして、後から落ち込むことってない? そんなことが続くとストレスになるし、コミュニケーションが苦になってしまうもの。

話し方についての著書が多い詩人の八坂裕子さんは、「なにげないひとことによる失敗は、単なる習慣によるもの」と話す。

「言葉の失敗を防ぎたいからと言って、話し方を根本的に見直そうとする必要はありません。美しい日本語のフレーズをいくつか覚えて日常会話の中で繰り返し使うようにすれば、自然とそれが習慣となって身につくものです。するとコミュニケーションにストレスを感じることが少なくなり、自分に自信が持てるようにも」(八坂裕子さん)

特に、相手に発する最初のひとことはお互いの気分を左右する重要なもの。そこで八坂さんに、身につけておくと便利な“最初のひとこと”を教えてもらった。

◎「お寒うございます」
顔なじみの人に街角でばったり会ったときなどに、サラリと挨拶。歯切れよく、にこやかに言えば、相手との間にあった緊張感がゆるむはず。「お暑うございます」「よく降りますね」など、季節や天候の話題を持ち出すことで、ほどよい距離感を保ちながらも感情を共有することができる。

◎「お変わりありませんか?」
少し年上の人に久しぶりに会ったときにぴったりな挨拶フレーズ。「お元気ですか?」だと健康だけがテーマになるけれど、「お変わりありませんか?」なら近況全般を尋ねていることになるので相手もリアクションしやすいし、「お元気ですか?」よりも相手を気遣っているニュアンスが伝わる。

◎「ちょっとお尋ねします」
通りがかりの人に道を尋ねるときや店員に質問をするときなどに、「ちょっとお尋ねします」と前置きしてから聞きたいことを伝えよう。前置きすることによって、相手は質問に答える気持ちの準備をしやすくなる。また、丁寧に質問されると「力になりたい」と思ってもらえるものなので、相手の応対がより丁寧になるはず。

いつもの会話にこうしたワンフレーズを加えるだけで、大人の女性としての魅力を印象付けることができる。美しい“最初のひとこと”で、相手の心をぐっと引き寄せてみて!

八坂裕子
詩人。詩集、小説、エッセイ、映画評論など幅広い分野で執筆活動を行うほか、銀座エコールプランタンで話し方トレーニングの講師も務める。著書に『頭のいい女、悪い女の話し方』『40歳からの「ひとり時間」の愉しみ方』(PHP文庫)、『お金をかけずに贅沢に暮らす』(三笠文庫)、『言い返す力』(PHP研究所)など多数。

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