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2011年3月16日(水)

スマートに相手を受け入れる“歓迎”のワンフレーズ

ライフスタイル編

スマートに相手を受け入れる“歓迎”のワンフレーズ

さまざまな出会いや別れがあり、集まりも多くなるこの時季。大人女子としては、ホームパーティでも開いてスマートにおもてなしをしたいところ。手の込んだ料理でもてなすのもいいけれど、招いた友人や知り合いが心から楽しめるかどうかは、歓迎の言葉や態度にかかっているとも言えそう。

もてなすときには「明るさと優しさをもって歓迎することが大切」と、話し方についての著書が多い詩人の八坂裕子さんは言う。

「歓迎する上での優しさとは、例えば北風が吹く日に来た人には暖かなストーブを用意する、熱風が吹く日に来た人には冷たい水を差し出すようなこと。そして明るさとは、歓迎の言葉を口にするときの表情やリズムで表現します。おもてなしでもっとも大事なのは、そうした気持ちを伝えることだと言えるでしょう」(八坂裕子さん)

そんな温かい歓迎の気持ちが、より深く伝わるひとことってなに? 八坂さんに、大人女子なら覚えておきたいワンフレーズをあげてもらった。

◎「ようこそお運びいただいて」
友人が遠方から訪れたときや、忙しい合間をぬって遊びに来てくれたときなどは、感謝を込めてこのワンフレーズを使って。「わざわざお越しいただき」と言う場合もあるけれど、「わざわざ」という言葉には“普通ならしなくていいのにあえてする”というニュアンスもあるので、相手によっては軽くて平凡。また、「足を運んでいただき」は、“運ぶ”に“足”を付けただけのフレーズなので“行く”または“来る”“通う”という意味。「お運びいただき」の丁寧さとは質が異なる。

◎「待っていたよ」
遅刻してきた相手に対して、丁寧に迎え入れつつ、待ちわびていたことをやんわりと伝えるフレーズ。ほほえみながら穏やかに伝えれば、相手はホッとするはず。どんなに親しい相手でも、“待たされた”ということはきちんと伝えておくべき。

◎「お持たせだけど」
友人が持ってきてくれたお菓子などを、その場で出すときに添えたいフレーズ。「嬉しい! 大好物なの。お持たせだけど一緒にどう? おいしいお茶いれるね!」とひとこと言えば、お菓子を当たり前のように出すよりも品がある。さらにそのお菓子をおいしそうに味わえば、友人への最高のおもてなしに!

料理の腕に自信がなくたって大丈夫。歓迎のワンフレーズをさらっと伝えて、もてなし上手になろう!

八坂裕子
詩人。詩集、小説、エッセイ、映画評論など幅広い分野で執筆活動を行うほか、銀座エコールプランタンで話し方トレーニングの講師も務める。著書に『頭のいい女、悪い女の話し方』『40歳からの「ひとり時間」の愉しみ方』(PHP文庫)、『お金をかけずに贅沢に暮らす』(三笠文庫)、『愛される女 19の知性』『言い返す力』(PHP研究所)など多数。

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