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2011年5月11日(水)

場を盛り下げる遠慮や謙遜の言葉をやめてみよう!

ライフスタイル編

場を盛り下げる遠慮や謙遜の言葉をやめてみよう!

友達や職場の同僚といるとき、もしくは新しく出会った人たちとコミュニケーションするとき、「もっと上手に話せたら楽しい時間になっていたのに」と思うことってない? 話し方についての著書が多い詩人の八坂裕子さんは、「会話自体が上手でなくても、話し方を少し変えるだけで、会話は楽しめるようになるもの」と話す。

「饒舌に話そうとしたり、相手の反応を気にしすぎたりすると、話すこと自体にナーバスになってしまい、発言にも必要以上に慎重になってしまうものです。会話を楽しむために大切なのは、心を込めて自分らしく話すことだと覚えておいて」(八坂裕子さん)

会話の中で自分らしさを打ち消してしまうのが、遠慮や謙遜の言葉。社会に出ると、なにかをすすめられれば反射的に遠慮し、褒められれば謙遜するのが習慣になりがち。例えば「今日のランチ、イタリアンと和食どちらのお店がいいですか?」と聞かれて「どちらでも大丈夫です」と遠慮してみたり、「かわいいピアス!」と褒められて「いえいえ、安物なの」と謙遜したり。こうした言葉は無難なだけで、自分の意見や感情などは伝わりにくいし、会話の流れを止めてしまう原因にもなる。さらに、「厚かましいと思われたくない」「うぬぼれていると思われたくない」などとナーバスになっていると、心が疲れてしまうことに。

もし、ランチはどちらがいいかと聞かれたら、遠慮をやめて「私、パスタが大好きなんです」と答えてみては? ピアスを褒められたら謙遜を抜きにして「嬉しい! 実はこれ、ひと目惚れだったの!」などと答えてみて。すると相手も気分がよくなり、会話はより盛り上がるようになるはず。

遠慮や謙遜の言葉はシチュエーションによっては必要だけど、「だめだめ、私なんかまだまだ」などといった発言ばかりしていると、いつの間にか自分を卑下する癖が身についてしまう。そうした発言の癖は行動にも影響しやすいため、欲しいものをうまく手に入れることができない、自分をうまく主張できない・・・なんてことにも。そうなると、ますます人とのコミュニケーションを楽しめなくなる状態に。

日頃から過度に遠慮や謙遜の言葉を使っているかも・・・という人は、これを機に“自分らしく話す”ことを意識してみて。相手に好意や感謝の気持ちを率直に伝えるようにすれば、きっと会話は楽しく盛り上がるはず!

八坂裕子
詩人。詩集、小説、エッセイ、映画評論など幅広い分野で執筆活動を行うほか、銀座エコールプランタンで話し方トレーニングの講師も務める。著書に『頭のいい女、悪い女の話し方』『40歳からの「ひとり時間」の愉しみ方』(PHP文庫)、『お金をかけずに贅沢に暮らす』(三笠文庫)、『愛される女19の知性』『言い返す力』(PHP研究所)など多数。

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