高級スイーツの主役はエクレア＜トレンド通信＞

マカロン、キャラメルに続いて、2009年高級スイーツのブームの主役になりそうなのがエクレア。エクレアといえば、子供のころからおなじみのスイーツ。ちょっぴり渋めな存在で、庶民派のイメージが強かったけれど、ここ数年で大進化。フランスの「フォション」からカラフルでアートなエクレアが発売されたのをきっかけに、高級感いっぱいのラグジュアリーなエクレアが続々と登場している。さらに2008年12月からは、ピエールマルコリーニ 銀座でもエクレアの販売をスタート。2009年、ますますブームが加速しそうなエクレアに大注目して！

ベルギー、そして世界に名だたるショコラティエ、「ピエールマルコリーニ」。そんな名ショコラティエが２年の歳月をかけて作りあげたのが、こちらのエクレア。国内では先行発売されていた名古屋店でしか買えなかったけれど、2008年12月から銀座店でも購入できるようになった。シュー生地とクリームのバランスが絶妙なエクレアはチョコレート、キャラメルなど４種類。甘さ控えめで、軽い食感ながら、それぞれのフレーバーが主張されていて、ショコラティエならではのリッチな味わいが感動もの！　チョコレートバーをのせたモダンな見た目も素敵。

パリにも東京にもカラフルエクレア旋風を巻き起こした、老舗高級食材店「フォション」。エグゼクティブ・シェフパティシエ、クリストフ・アダン氏の生み出したエクレールは、モダン＆艶やかで、アートのような輝きがある。斬新な味わいも魅力。「エクレール ３Ｄ」は、シュー生地の中に３種類のクリームが入っていて、ひと口めはレモン味なのに、食べ進んでいくと中心部はオレンジ、最後にピスタチオのクリームが現れるユニークな逸品。味わいの移り変わりがなんとも楽しい。エクレールは、常時６～７種類用意。ショコラ、カラメルといった定番はさすが老舗と思わせる奥ゆかしい味わい。

日本で古くから親しまれるスイーツ、ロールケーキとエクレールをメインにした洋菓子店「銀座マルキーズ」。エクレールはショコラ、プラリネなど、バリエーション豊かに全８種類。ヴァニーユはカスタードの濃厚感、フランボワーズは甘酸っぱい果実味・・・と、８種類それぞれの多彩な味わいを楽しませてくれる。サクッとした食感のシュー生地の中にはクリームがぎっしり詰まっていて、口に入れた瞬間、スイーツ好きにはたまらないシアワセ感でいっぱいに。カラフルなチョコレートプレートのデコレーションも洗練されていて、手みやげにも喜ばれそう。

カラフルな新感覚のエクレアだけじゃなく、伝統的なエクレアもまだまだ健在。ベルギー王室御用達の「ヴィタメール」では、カスタードクリームのエクレールと、コーヒー風味のエクレール・カフェの２種類を販売している。どちらも見た目はオーソドックス。軽い口当たりの生地に、甘さをおさえたクリームがサンドしてあり、心がほっとなごむ伝統的な味わいだ。大丸東京店では、エクレールは毎日15:00～16:00ごろに入荷。日によって、入荷後すぐに売り切れることもあるので、来店は早めがおすすめ。1月31日～2月28日はエクレアフェアを開催。この間、エクレールとエクレール・カフェの販売は一時お休みになるけれど、エクレール・ショコラ、エクレール・フレーズ、エクレール・キャラメル（各262円）が期間限定で発売されるのでお楽しみに。