2010年の海外ドラマはスタッフ＆キャストに注目＜トレンド通信＞

2003年に『24－TWENTY FOUR』が大ブレイクして以来、人気の海外ドラマ。そのブームは冷めることなく、ますます盛りあがるばかり。そして2010年も超話題作が日本にやってくる！　今年の海外ドラマの傾向は、スタッフ＆キャストに大物がずらり。TVシリーズ『LOST』で知られるJ.J.エイブラムスが手がける『FRINGE／フリンジ』、映画俳優ティム・ロスが主演を務める『ライ・トゥー・ミー　嘘は真実を語る』のほか、竹内結子出演の『フラッシュフォワード』もお目見え。アメリカのエンタメ界で注目の若きクリエーター、ジョシュ・シュワルツが製作総指揮を務める『ゴシップガール』のシーズン２も放映スタート。今年も海外ドラマにハマって、寝不足が続きそう！

TVシリーズ『LOST』、映画『スター・トレック』を生んだJ.J.エイブラムスが率いる｢BAD ROBOT PRODUCTIONS｣。そんな最強のチームが手がけた『FRINGE／フリンジ』は、全米2008～2009年の新ドラマナンバー１視聴率を獲得した超・科学サスペンスドラマ。不可解な事件の謎を、“フリンジ・サイエンス（非主流科学・疑似科学）”の力で解明していくドキドキの緊迫感に、目がクギ付け。サイコキネシス、テレポーテーション、マインド・コントロール、幽体離脱、予知、死者の蘇生など、ありえないこと続きなのに、リアリティいっぱいで、画面から一瞬たりとも目が離せない！

NYで最もリッチな地区、アッパー・イースト・サイドを舞台に高校生の人間模様を描く『ゴシップガール』。“ポストSEX AND THE CITY”といわれる、ドラマシリーズのシーズン２が４月より放映決定。製作総指揮、脚本は、前作と同じく、『The O.C.』を大ヒットさせた注目クリエーター、ジョシュ・シュワルツ。シーズン２では、主人公セリーナ、ブレアたちの高校生活最後の年の日々が描かれる。恋愛、友情、家庭問題など、ドラマティックでスキャンダラスな展開はシーズン１を上回るほど。登場人物の最旬ファッションも話題を集め、アメリカ女子の間ではバイブル的な存在。ストーリーにもファッションにも夢中になって、ハマりそう。

映画『レザボア・ドッグス』、『海の上のピアニスト』などで知られるティム・ロス主演の犯罪捜査ドラマ『ライ・トゥー・ミー　嘘は真実を語る』。ティム・ロスが演じるのは“人間嘘発見器”カル・ライトマン博士。その能力は人間のちょっとした表情の変化、話し方、しぐさから嘘を見破り、なぜ嘘をついているのかも見抜いてしまうほど驚異的。しかも、ライトマン博士のモデルとなった心理学者ポール・エクマン博士がドラマの監修を務めているから、嘘を見抜くスゴ技、分析力にも真実味がある。ドラマを見ているうちに、嘘を見抜けるようになっている・・・なんてこともあるかも!?

2009年9月からアメリカで放送がスタートし、話題を集めた『フラッシュフォワード』。ある日、世界中の人間が一斉に２分17秒間だけ意識を失う怪現象が発生。しかも70億人の全人類が気絶してから２分17秒後に目覚めて目にしたのは半年後の世界だった？　そんなありえない現象の謎を明らかにしようと奮闘する捜査官には、映画『恋に落ちたシェイクスピア』で話題を集めたジョセフ・ファインズ。さらに日本人キャストとして、竹内結子が重要な役どころで出演するのも見逃せない。日本では今夏から「AXN」にて日本独占放送開始。それまでが待ち遠しい！