マタニティ整体のメリットとは？効果や注意点など専門家が徹底解説

妊婦[マタニティ]ケアプランのある、都内でおすすめの厳選リラクゼーションサロン・マッサージサロンをご紹介。妊娠期間特有の疲れやハリを丁寧な手技でケアし、心身ともにリフレッシュして。編集部が厳選した上質なサロンで、プロの施術を体感しよう

水島慶一

今回お話を伺ったのは…: コア整体ラボ銀座カーサクラーレ（新橋・銀座）
代表　水島慶一さん; 株式会社グローバルスポーツ医学研究所出身。2005年9月に「銀座整骨院カーサクラーレ」を開業。お客様の要望をかなえていく中でインナーマッスルに着目し、体の芯から整える「コア整体(R)」を開発。「銀座の街が作ってくれたコア整体(R)」と地域に根差した整骨サロンへ。その後、知人が妊娠したことをきっかけに、妊娠中の女性でも受けられる整体メニュー「マタニティコア整体(R)」を独自に作り上げる。

実は意外と知られていないマタニティ整体とは？

「マタニティ整体」とは、妊娠中のママさんでも受けられる整体のこと。妊娠中は、お腹の中の赤ちゃんが成長するにつれて、背中やお尻に大きな負担がかかる。さらに、今まで通りに体が動かせなくなることで、腸腰筋や骨盤底筋群など体の深部にある「インナーマッスル」が硬くなるのだとか。横向きの姿勢で肩甲骨や背骨、骨盤周辺のインナーマッスルをストレッチしたり、脚や首をほぐしたりすることで、傾いた骨盤にアプローチでき、胎嚢の位置が安定するそう。これにより、筋肉への過度な負担が解消され、姿勢改善やストレス解消が期待できる。

出産時の負担を減らす効果

出産前は背中や脚、腰周りをほぐして、筋肉や関節の柔軟性を高めることが大切。これによって、産道の広がりをスムーズにする効果が期待できる。また、水島さん曰く、「ママの骨盤の状態をよくしておくことで胎嚢の位置も安定します。逆子でお悩みのママさんのうち95％がマタニティコア整体(R)によって、逆子を改善できています」といった実例があるのだとか。
リラクゼーション効果

つわりや腰痛などの症状が出たり、感情の起伏が激しくなったりと、妊娠中はストレスがかかりやすい。ゆっくり呼吸をしながらストレッチすることで、気持ちをリラックスさせることができる。
マイナートラブルを予防する効果

マイナートラブルとは、妊娠中に起こる不快な症状の中で治療の必要がないもののこと。具体的には、頻尿や便秘、体のだるさ、むくみなどが挙げられる。整体を受けることで、血液循環がよくなり、これらのマイナートラブルが軽減される可能性も。
運動不足の解消

妊娠中は筋力低下を防ぐために、適度な運動を推奨する産婦人科がほとんど。しかし「どんな運動をすればいいのかわからない」「妊娠中に運動をするのは大変そう」と思う人は多いのでは？　そんな人はストレッチを受けることで、運動不足を解消する効果が期待できる。「マタニティコア整体(R)ならインナーマッスルを刺激することで、エクササイズに近い効果を得られるから、運動不足に悩む人におすすめです」と水島さん。

いつからはじめるのがいいか

マタニティ整体は、安定期（妊娠5ヵ月に入った頃）に入ってからを推奨しているところが多い。子宮内が安定していない妊娠初期は、赤ちゃんにネガティブな影響が出る危険性があるからだそう。なお、「マタニティコア整体(R)は出産予定日ぎりぎりまで利用OK」と水島さん。安定期より前のママさんの場合は、母胎に負担がかかりにくいリラクゼーション整体を施すそう。
施術料金・時間・通う頻度

マタニティ整体の料金は1回60分程度で、7000～12000円としているところが多い。また、マタニティ整体は保険適用外。ただし、医師から必要性を認められ、整体による施術の要請があった場合は、医療費として認められる場合もあるからサロンで確認してみて。通う頻度はその整体院によるが、コア整体ラボ銀座カーサクラーレのマタニティコア整体(R)の場合は、通い始めは体幹の柔軟性を上げるため、週1のペースで3～5回受けるのをおすすめとしているそう。

マタニティ整体体験者の声

施術後は、体もスッキリして、お腹の位置も上がりとてもよかったです。（30代前半・女性）
施術は、気持ちよくちょうどいいくらいの力加減で、爆睡しました。むくんだ足が軽くなり助かりました。（30代後半・女性）
後期つわりでつらくて仕方がなかったのですが、頭痛や腰痛が緩和され、吐き気や浅い呼吸もずいぶん改善され楽になりました！　便秘にも悩んでいたのですが、施術後にお通じがあり、とても効果を実感しています。（30代前半・女性）