マナーコンサルト直伝!歓迎会で愛される“新入社員挨拶のコツ”

マナーコンサルト直伝!歓迎会で愛される

新入社員歓迎会は、社会人になりたての新入社員を迎え入れる会社にとっても大事な宴会。そのなかでも新入社員挨拶は、自己アピールできる大切なステージとなるはず。今後社内で円滑にコミュニケーションを取るためにも、ここで好印象を残しておきたいもの。そこで、マナーコンサルタントの西出ひろ子さんが、好感度が上がる新入社員挨拶の方法をレクチャー。例文をアレンジして、先輩社員に愛されるスピーチを用意しよう。

更新日:2017/04/17

挨拶前の態度が第一印象を左右する

新入社員歓迎会の挨拶では、大勢の前に立った時から上司や先輩はスピーチする新入社員に釘付け。「どんな社員なんだろう?」という目線で、自然と評価が始まっていると意識しよう。緊張感のなかでは、話す内容ばかり気持ちがいってしまいがち。マイクの前に立った時の振る舞いや、第一声からチェックされていることを忘れないよう心がけて。スピーチに自信がないのは新社会人としては当たり前。新入社員としての心得を大事にしながら行動すれば、好印象を与えられるはず。

【前に出るまでに気を付けるべき心得】

◆「〇〇さん、お願いします」と名前を呼ばれたときに、はっきりとした声で「はい」と返事をする
◆お辞儀をしながら立つようにする
◆人前にでるときは、中腰で謙虚な姿勢を見せるように移動する
◆人前に立って話すときは、次の5つの要素に気を付ける
<1>表情と態度 <2>姿勢 <3>身だしなみ <4>挨拶 <5>言葉遣い

新入社員の自己紹介のポイント

話す時間として「3分くらいで」と言われることがあるけれど、実際3分はかなり長い時間。もし、10人新入社員がいたら、30分も聞き続けることに。挨拶する人数が多いほど、長い時間話すとせっかくの歓迎会が間延びしてしまうので、できるだけ簡潔に。せっかくの飲み会と言う場なので、詳しい話は個別に話した方が、直接思いが伝わるだけでなく、コミュニケーションが深まるきっかけに。挨拶時間は、長くても1分をめざそう。

挨拶は前を向き全体に目配りしよう

新入社員の自己紹介では、まず前に立ち、一礼をしてから挨拶を行うことが礼儀。自分たち新入社員のために会を開いてもらったことに対して感謝の気持ちも忘れずに伝えよう。下を向いたまま話すのはNG。正面を向き、全体をまんべんなく見渡しながら行うよう心がけて。目と目を合わせようとすると緊張してしまうので、顔全体を見るようにすれば自然なスピーチができるはず。また、自己紹介は長々と行わず、できる限り簡潔にひとことにまとめよう。例えば、赴任地に来たタイミング(大学で上京して来たなど)や、大学の学部やサークル、趣味についての話を取り入れると印象深いスピーチに。

新入社員の自己紹介

<例文>

「この度、〇〇に配属になりました新入社員の〇〇です。本日はこのような歓迎会を開いてくださり、ありがとうございます。〇〇会社に入社できましたことを、大変うれしく思っております。」

と前置きしたうえで、

「簡単な自己紹介となりますが、
<1>九州・大分の出身で大学から東京に出てまいりました。
<2>大学ではテニス部に入っており、関東の大会ではベスト8まで進出できました。
<3>趣味は写真撮影で、フィルムの一眼レフカメラを持っております。」

など、顔と名前を印象付けるコメントを盛り込むことがおすすめ。

入社時の心境は簡潔に述べることがポイント

自身の心境を長々とは話すのはタブー。ダラダラと長い話ほど、聞く人にとっては印象に残らない無駄な話だったりすることも。要点を絞ったスピーチを心がけるためにも、「入社できてうれしい」などのひとことにとどめるようにしよう。

入社時の心境

<例文>

「この度、〇〇に配属になりました新入社員の〇〇です。本日はこのような歓迎会を開いてくださり、ありがとうございます。このたびは〇〇会社に入社できましたことを、大変うれしく思っております。」

これからの抱負はシンプルがベスト

新入社員としての抱負もひとこと程度がベスト。仕事への意気込みを入れる場合、主張しすぎないことが重要。特に新入社員からの「仕事できます」というアピールは、ひんしゅくを買うことも。基本的に"新入社員は何もできない"という前提で、低姿勢の発言をするほうが、のびしろを感じてくれるはず。また、先輩たちに可愛がられる後輩は、仕事でミスをしたときも温かくフォローしてくれるなど印象もアップ。大風呂敷を広げて失敗をすると、期待外れだと思われる可能性があることを覚えておこう。

新入社員抱負

<例文>

「皆様にご指導いただくばかりではございますが、精いっぱい頑張りますのでよろしくお願いいたします。」

ご指導のお願いは礼儀としてマスト

挨拶の最後に必ず伝えたいのが、これからお世話になる上司や先輩たちへのご指導のお願い。その際は、謙虚や誠実さをアピールするように心がけよう。「まだまだ未熟者ですので」というような言葉を添えることで「育ててあげよう」という気持ちを生むはず。

ご指導のお願いは礼儀としてマスト

<例文>

「皆様にご指導いただくばかりではございますが、精いっぱい頑張りますのでよろしくお願いいたします。まだまだわからないことがたくさんあり、先輩に教えていただくことも多いとは思いますが、精いっぱい頑張りますので、ご指導の程よろしくお願いします。」


まとめ

新人の挨拶では、入社にあたっての抱負を多く語りがち。大人数の前で自己PRをしすぎるとひんしゅくを買うことになるので要注意しよう。できるだけ話す内容はポイントをおさえ、動作や表情でアピールをするようにすることがポイント。スピーチが苦手な人も、今回の文例を参考に事前に準備しておけば心配なし。ただし話すときは、棒読みにならないように注意して。

お話を伺った方

西出ひろ子(にしでひろこ)さん

マナーコンサルタント、ウイズ 代表取締役会長、HIROKO ROSE 代表取締役社長、マナー教育推進協会 代表理事。大妻女子大学文学部卒業後、参議院議員、政治経済ジャーナリストなどの秘書を経て、独立。英国オックスフォードにて現地のビジネスパートナーと英国にて起業。オックスフォードでの日常生活からお互いが幸せになるマナーコミュニケーション論を確立。国内外問わず、有名企業のマナー研修やマナーコンサルティング、講演などを行う。NHK大河ドラマなどのドラマや映画のマナー指導をはじめ、テレビ番組などのメディアでも活躍中。最新刊「運のいい人のマナー」(清流出版)も好評。

WRITING/minoshima takako

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