新入社員のみなさん、いらっしゃい! これから入っていく、未知なる“OL社会”について、しっかりお教えします。先輩たちのココロの叫びをしっかりキャッチして、賢くカワイイ後輩になってね。 そして先輩OLのみなさん、もはや育ってきた環境も考え方も、教育方針さえ違っている新入社員と、うまくやっていく方法とは?
平成生まれのこの世代。少子化で祖父母からも愛情を一身に受け、買い与えられたゲームやパソコンなどの物は豊かにのびのび育つ。が、バブル崩壊の恐ろしさを聞かされて育った影響で、夢を描けず世の中をシビアに見るクセがある。幼い頃からITや海外旅行など経験値が高いので、生意気に映るが特に悪気はない。パソコンよりもモバイル派、mixiやTwitterを使って気の合う仲間とコミュニケーションすることを得意とするというのも特徴。指示待ちタイプなので、指示されたことは確実にこなすが、それ以外は「言われてないのでやってません!」と開き直るなど、イレギュラーに弱い傾向も。未曾有の不況下において、安定性や保守性が増している今年の新入社員は、“安定型・コミュニティ世代”と言えそう。
合理主義 安定志向 好き嫌いがはっきり
早くからケータイを使っているため、顔を合わせたコミュニケーションが苦手だが、親と仲がいい世代なので、話題の幅は広い。話を引き出してあげると◎!
心を開くまで、じっくりゆっくり・・・
先輩OLと上手く付き合うことが、会社生活を楽しくするいちばんの近道。年齢別おねえさまのタイプ&NGワードを把握して、
お付き合いの攻略に使って!(あくまでオズモール的分析です。個々の個性を見極めてご利用ください)。
新入社員とは歳も近く、お姉さん的存在。新人とはあまり年齢がかわらないと思っているので、「知らないんですか?」など、年齢差を感じさせるひと言はNG。会社や先輩の愚痴も言いやすいが、馴れ馴れしくタメぐちをきくと痛い目を見る。
「知らなかったんですか?」
「それ聞いたことないです」
仕事も経済的にも安定してきている、頼れるおねえさま的存在。このままでいいの!?と30前に転職を考えたり、結婚願望が最も強くなったりするのもこの世代。肌のハリや体力の衰えにビンカンな時期なので、若さへの余計な励ましは逆効果。
「まだ大丈夫ですよ」
「まだまだいけますよ」「若いですね」
会社のことは仕事から噂話までなんでも知ってるアネゴ的存在。海外旅行やお稽古は1人でも楽しめるほど大得意。同期が徐々にいなくなり、結婚は「したい」から「しなきゃ」に変わってきた。出産の話題とともに、結婚話は触れぬがホトケ。
「今じゃ考えられないですね」
「結婚しないんですか?」
イケイケのバブル期と崩壊後のあおりを両方味わっている、「アラフォー」世代。たいした恩恵も受けていないのに、就職も楽勝だったでしょ?というニュアンスが含まれた「バブル世代」と言われることを嫌う。ブランド物を誉められると喜ぶ。
「バブル世代ですよね」
「時代ですね」
2010.3 オズモールアンケート調べ 「ジェネレーションギャップについて」
さてさて、先輩OLとうまくやっていくには、“OLの掟”を守ることが大切! 気を付けたいポイント&OL生活の楽しみ方とは・・・