まだまだ寒~い日が続くこの時期、体の芯からポカポカに温めてくれる温泉が一層恋しくなるもの。さらにアツアツのおいしい鍋が食べられたら最高に幸せ。そこで今回は、そんな願いをかなえるため、鍋自慢の宿を紹介。地元で採れた旬の素材をふんだんに使ったご当地鍋は、一度は食べてみたいもの名物ばかり。今度の休みは、ポカポカ&アツアツな温泉旅行に出かけてみては?
まだまだ寒~い日が続くこの時期、体の芯からポカポカに温めてくれる温泉が一層恋しくなるもの。さらにアツアツのおいしい鍋が食べられたら最高に幸せ。そこで今回は、そんな願いをかなえるため、鍋自慢の宿を紹介。地元で採れた旬の素材をふんだんに使ったご当地鍋は、一度は食べてみたいもの名物ばかり。今度の休みは、ポカポカ&アツアツな温泉旅行に出かけてみては?
冬場の大切な栄養源として、古くから地元で食されていた猪肉を鍋にして宿泊客に出したところ大好評。また食べたいという要望に応え、宿の看板メニューになったという「新井旅館」の「いのしし鍋」。猪肉は時間を置くと臭みが出るので、スープは西京味噌と京桜を合わせた濃いめの味噌仕立てに。さらにニンニクと生姜を入れてより臭みを消し、食べやすく仕上げた。濃厚な味噌味がたっぷり染み込んでいるので、なにもつけずにいただこう。
1. 猪肉のほか、キノコ類、根菜、豆腐など地元の食材もたっぷり! 2. 庭園の中にある「木洩れ日の湯」。木洩れ日が美しく輝く夕方がおすすめ 3. 「花の棟」の客室からは竹林の小径など絶景が楽しめる
1. わさびの辛味が飛ばないよう、大根おろしをたっぷり入れるのがポイント 2. 53トンの巨大な安山岩をくりぬいた「巨石風呂」は入る価値あり! 3. 川の音に包まれた本館の客室。伝統工芸職人の業が隅々に施された落ち着いた趣
デトックス効果が期待できるという、わさびを使った鍋を用意しているのは、天城山の自然に囲まれた「白壁荘」。質、量ともに日本一と高い評価を受けている天城湯ヶ島産の天然わさびのすりおろしをたっぷり入れて、シャモ肉や野菜とじっくり煮込む。カロリーは控えめというから、女性には嬉しい限りだ。日本一を誇る巨石風呂で体を温め、「わさび鍋」で体の中からキレイになれば、寒い冬も元気に乗り越えられそう。
「京風料亭旅館 正平荘」は、京都の有名料亭で修業を積んだ料理長が作り出す洗練された京風懐石が自慢の宿。3月までは、京風懐石スタンダードコースの1品をみぞれ鍋に替えた限定コースがおすすめだ。みぞれ鍋のメインとなる大根おろしは、甘みが強く、身がしっかりした伊豆の国産の田中山大根を使用。利尻昆布と削り節でとった上品な一番出汁にたっぷり入れて、甘鯛や金目鯛、蛤、湯葉、百合根など山海の幸ともにご賞味あれ!
1. 1. ひと煮立ちしたら、刻んだ柚子の皮で風味付けを 2. インテリアショップ、IDEEがプロデュースした露天風呂『出湯(いでゆ)』。リラックス効果を高める工夫が随所に施されている 3. 客室の内風呂にも温泉が引かれているのも魅力
1.金目鯛は駿河湾で水揚げされたものを使用。しゃぶしゃぶは3月までなのでお見逃しなく! 2.庭園を望む貸し切り露天風呂 3.箱根の高台に建ち、客室からは強羅の町並みや外輪山などが一望できる
「けやき荘」自慢の「金目鯛のしゃぶしゃぶ」は、時間をかけて抽出した日高昆布と鰹の合わせダシをベースに、さっぱりと、それでいて奥深い味わいが特徴。自慢のダシにサッとくぐらせれば、程よく脂ののった金目鯛の甘みが口いっぱいに広がる。引き締まった身のプリプリとした歯ごたえもたまらない。紙鍋を使用することでアクが気にならないのも嬉しい。旬の味を存分に楽しんだ後は、5つの貸し切り露天風呂など、美肌に効くという評判の湯を堪能!