このページの記事は、2011/09/27に掲載した時点のものです。
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始めるべきは婦人科ケア!“産めるカラダづくり”レッスン

今は恋に仕事に全力投球だけど、いずれはママになりたい! そんな人のために、将来の妊娠・出産のために意識しておくべきポイントを婦人科ドクターに直撃。来たるべき日に備えて、自分のカラダのこと、もっと知っておいて!

モデル・田波涼子さん×婦人科医・池下育子先生 スペシャル対談

女性特有の病気が、近年若い層に増加中。最近出産もしたモデルの田波涼子さんと、ベテラン婦人科医・池下育子先生に、
健康と美しさをキープしながら、将来の妊娠のためにも今から備えておきたいことをインタビュー。

自分の状態を知るために年に一度は検診を

  • 池下
    田波さんは、お子さんを出産されたばかりなんですよね? おめでとうございます。
    田波
    ありがとうございます! でも、授かるまで2年もかかっちゃって。結婚したのが30代でしたから、不安でした。
    池下
    欲しいと思ってから1年以上できなかったら、婦人科に行ってみたほうがいいんですよ。田波さんは、婦人科で検診など受けてましたか?
    田波
    20代後半に初めて行きました。最初はどの病院がいいかわからないし、なんとなく恥ずかしいのもあって行きづらかったんです。でも友人に教えてもらった病院を思い切って訪ねたら、病気がないのがわかってすごくスッキリしたんです。もっと早く行けばよかったなと思います。
    池下
    30年前に比べれば、皆さん婦人科に来るようになってはきましたが、まだまだ20代の方はもっと来て欲しいですね。最近20代~30代での女性特有の病気が増えていますが、ひとつには検診を受けることで発覚率が上がったとも言えます。自覚症状がない人に深刻なトラブルがあることもあるので、年に一度くらいは、メンテナンス気分で受けるようにして欲しいですね。
    田波
    私も、生理がずっと順調だったので、自分は大丈夫だと思い込んで自信満々でした(笑)。でも、すぐにできると思ってた子供がなかなかできなくて、初めて悩んだんです。結婚前に、妊娠できるかどうか検査は受けたんですけど・・・。
    池下
    最近では30代の女性たちが、赤ちゃんを産めるか確かめに来ることが多いですよ。病気でなくても卵管やホルモンの状態も関係しますから、基本的な知識も持っておいたほうがいいです。田検査を受ける以外にも気をつけていたことはありますか?
    田波
    大好きなサーフィンの後はお風呂にゆっくり浸かって体を冷やさないよう工夫したり、食べ物を考え直したり・・・いろいろ努力もしました。
    池下
    体を温めるというのはとてもいいですね。女性は冷房だけで体調を崩す人がいるほど、冷えに弱いので気をつけて欲しい。その他、仕事や遊びを優先して睡眠時間が足りないなど、不規則な生活も生理の乱れの原因になります。朝陽を浴びて目覚める、朝食を取るなど、自然なリズムで生活することで自律神経も整います。体調もよくなるし、ストレスにも強くなりますよ。
    田波
    モデルは朝早いお仕事なので、夜も早く寝ることが多いんです。きっとそれもよかったんですね! 私のブログにも、「どうやったら子供ができたんですか?」というような書き込みがとても多いので、気にしている女性は多いんだなあと思います。
    池下
    不妊かどうかの判断はとても難しく、絶対とは言えません。ただ、生活リズムや、日常的なのストレス、メンタルな原因でも生理が乱れたりするほど女性の体はデリケート。普段から生理の状態にも気をつけて、変化があればその原因にも気を配りたいですね。普段からのケアや検診を受けることで、病気の予防と同時に将来の妊娠への備えにもして欲しい。そのためには、最低限、生理の日数だけは記録して欲しいです。
    田波
    私ももうひとり子供が欲しいので気をつけてきたいと思ってます。女性の体のことって話しづらいけど、ひとりで考え込まずに、経験者の友達に教えてもらったり、お医者様に相談してよかったなと私は思います。検診にはとりあえず行ってみて欲しいですね。
    池下
    最近は無料の検診も増えているし、国の補助も増えて独身女性も受診しやすくなっています。気軽に行って、自分の体のことを知っておくようにしていきたいですね。
  • 不安が減ってすっきりするから、検診は行ってよかったと思う

田波涼子さん
数多くの女性誌のカバーを飾る人気ファッションモデル。映画にも主演するなど活躍を広げる中、2007年結婚、今年3月に待望の長男を出産。公式ブログ
池下育子さん
帝京大学医学部卒業。30年以上のキャリアを持つ著名産婦人科医。1992年の開院以来、働く女性の心身のトラブル全般にも積極的に取り組む。

池下レディースクリニック 
住所/銀座東京都中央区銀座2-8-4泰明ビル2F
TEL03-3562-1950

意外と知らなかった“産むための知識”をご紹介!婦人科医に聞く基本のキ

卵巣には卵子が何個あるの? カラダが元気なら40代でもフツーに出産できる?
そんな素朴な疑問に婦人科ドクターが回答。近い将来、出産を考えているなら心に留めておいて!

卵子の基礎知識について教えて!

回答
卵子のもととなる原始卵胞の数は、0歳時には約200万個ありますが思春期には約30万個に。そして閉経を迎える50歳頃には約1000個まで減少します。単に数が減るだけでなく、卵子の質も低下。質が落ちると受精しても妊娠が成立しなかったり、またせっかく妊娠しても流産してしまったりする確率が高くなります。卵巣自体は40代後半~50代で閉経するまで機能していますが、卵子の質は30代後半くらいから急激に下がってしまうことを覚えておきましょう!

妊娠適齢期ってあるの?

回答
見た目が若々しくてカラダも健康なら、何歳になっても妊娠できるというのは大きな誤解です。先に述べたように、卵子の質は30代後半から低下。加えて30代以降は、子宮筋腫、子宮内膜症など、妊娠力低下にもつながりかねない婦人科系疾患にもかかりやすくなります。これらを考慮すると、妊娠適齢期は20代~35歳くらいということが言えるでしょう。

将来の妊娠に備えて、今すべきことは?

回答
極端な体重の増減はホルモンバランスを崩す原因に。ハードなダイエットや肥満は避けるように気をつけて。また妊娠前の今のうちから、婦人科系疾患を見落とさないよう心がけることがとても重要です。生理痛や生理不順など気になる症状があるなら、婦人科受診を。そうでない人も、定期的に子宮頸がん検診を受けるなど自分のカラダに気を配って!
教えてくれたのは・・・ 篠崎百合子先生
産婦人科・内科医。東京都豊島区のしのざきクリニックで診療するかたわら、埼玉県立大学で非常勤講師も務める。
「いずれは妊娠したいけど今は妊娠を望まないという人には、一時的に排卵を止めて卵巣を休ませる低用量ピルがおすすめです」

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