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演芸場で味わう江戸情緒!寄席に行ってみよう

演芸場で味わう江戸情緒!寄席に行ってみよう

「落語は年寄りの娯楽」なんていうのは昔の話! 実は今若い人たちの間でも
マンガなどをきっかけに落語がブームになってきている。そんな落語が1日中楽しめる寄席も興味がある人がいるのでは?
では実際どんなところなのか、編集部が普段着でふらっと行ける寄席に潜入取材!

新宿末廣亭で、はじめての寄席体験!

明治30年創業・新宿末廣亭は
都内に存在する落語定席の1つ

あまり知られていない寄席。都内にはいまだしっかりと落語定席(常設的に興行が打たれる寄席)があり、そのなかの1つが新宿三丁目にある「新宿末廣亭」。こちらでは、落語芸術協会と落語協会が、10日ごとに出演者を出していて、いつ出かけても、落語、漫才、奇術、曲芸などの、演芸を楽しむことができる。都内の寄席はほとんどビルの中にあるけど、ここは都内で唯一木造の寄席会場。江戸以来の寄席の伝統を重んじた雰囲気をとどめる建造物で、新宿地域文化財第一号にも指定されている。ずらりと並ぶ芸人たちの木札に提灯と、昔ながらの趣は江戸情緒たっぷり。

明治30年創業・新宿末廣亭は 都内に存在する落語定席の1つ

1日ずっといてもOK
好きなだけ寄席を楽しめる

寄席は一度お金を払えばオープンからラストまで、好きなだけ楽しむことができる。もちろんすぐに退出しても大丈夫。席は基本的には自由席。途中で移動することも可能なので、いろいろな席から鑑賞してお気に入りの場所を見つけてみるのも楽しい。舞台の両側にある畳敷きの桟敷席も空いていれば着席可能に。さらに、人が多い時には2階席も開放される。高いところから落語を見物、なんてめったにできない機会なので、あえて2階席を選ぶのもおもしろい。

1日ずっといてもOK 好きなだけ寄席を楽しめる

売店ではお寿司やお茶
オリジナルグッズも販売

寄席は客席で飲食が自由なのも特徴のひとつ。好きなものを持参してもOKだけど、売店でお茶や助六寿司、アイスやお菓子などを購入することも可能。ついでにレトロでかわいい新宿末廣亭オリジナルのグッズもチェックしてみて。扇子や手ぬぐい、Tシャツなどあるので記念に買って帰りたい。寄席を見ながらの飲食はOKでも、飲酒はNGなのでご注意を。

売店ではお寿司やお茶 オリジナルグッズも販売

女性用扇子1500円、はんてん手ぬぐい500円、手ぬぐい700円、湯のみ700円

寄席=落語だけじゃない
さまざまなプログラムで魅了

寄席と聞くと、落語を見るだけのように思っている人もいるかもしれないけど実は違う。前座の落語から始まり、漫才や手品などの色物と呼ばれる演芸と、2つ目の落語がテンポよく進んでいき、最後に真打ちが登場する流れになっている。さまざまな演芸を1日で楽しめるなんてとてもお得。そしてやはり注目は落語。衣装や舞台装置などを極力使わず、演者の技巧と聴き手の想像力で噺の世界が広がっていくのを目の前で味わって。

新宿末廣亭

住所/新宿区新宿3-6-12
アクセス/JR新宿駅下車徒歩5分 丸ノ内線新宿三丁目下車徒歩1分
営業時間/昼の部12:00〜16:30 夜の部17:00〜21:00
休業日/12月30日・31日
電話番号/03-3351-2974
料金/一般3000円 シニア2700円 学生2500円 小学生2200円 

寄席=落語だけじゃない さまざまなプログラムで魅了

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高感度な大人女子の娯楽新定番に!
江戸情緒漂う「新宿末廣亭」で粋な笑いを

落語や漫才など、芸人の息づかいを間近に感じ楽しめるというのが、寄席の醍醐味。初心者には、ほぼ毎日昼から夜まで落語をやっている定席がおすすめ。中でも「新宿末廣亭」は木造建築で昔ながらの趣があり、かなり魅力的。その日、そこにしかない笑いを体験して。

高感度な大人女子の娯楽新定番に! 江戸情緒漂う「新宿末廣亭」で粋な笑いを

建物の前にはその日の出演者の名前が独特の書体で書かれている。

お笑い長寿番組でも人気! 
春風亭昇太師匠に笑かされる2時間

長寿番組「笑点」でも“白の人”としてもおなじみの春風亭昇太師匠。たっぷり独演を堪能できるのは、この1日限り。現代のネタを取り入れた新作落語のほか、伝統的な古典落語も披露してくれるから、落語初心者におすすめ。いまや落語界を牽引する春風亭昇太師匠の話芸の魅力に浸れるチャンスを逃さないで。

お笑い長寿番組でも人気!  春風亭昇太師匠に笑かされる2時間

実力を認められた最上の階級・真打
笑いが詰まった“真打昇進披露”を体験

新真打の3人は、個性豊か。メリハリあるリズミカルな語りであっという間に観客の心をつかんでしまう女性講談師の神田鯉栄さん、生粋の江戸っ子ゆえに滑らかでよどみのない江戸落語を聞かせてくれる橘ノ円満さん、軽快な語り口と柔らかい声色が心地よささえ感じさせる三笑亭可風さん。三者三様だけれど、その話芸にググーッと引き込まれていくこと間違いなし。

実力を認められた最上の階級・真打 笑いが詰まった“真打昇進披露”を体験
  • 取材・文/綿貫大介
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