東京で買う、旅みやげ vol.005 本当はそんなに苦くない「にがいよ」

【月曜日 16:00更新】
丁寧に作られた日本各地のイイモノを揃えたショップが東京にもたくさん。作り手や産地のストーリーを知って手にすると、より旅気分を味わえる、とっておきのお土産を編集部Mがご紹介。

更新日:2016/08/29

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手書き文字がかわいいジュース「にがいよ」

ひだまり果汁 にがいよ720mlボトル1814円、300mlボトル950円

“フォント萌え”という言葉があるけれど、私も職業柄か、素敵な書体に出会うとキュンとしてしまう。そんな中でもお気に入りの文字であふれているのが「TODAY'S SPECIAL」。商品に書かれている文字のフォントやメッセージがかわいいのと、足を運ぶたびに新しい発見があり、ついつい長居してしまい、手ぶらでは帰れないお店のひとつ。
そんな店内で見つけた、かわいい手書き文字。濃厚そうなジュースのボトルにかかったタグには「にがいよ」のメッセージ。これがこのジュースの名前だと思うとますますかわいく思えてしまう。

瀬戸内海の恵みを受けた果実を皮ごとジュースに

カネミ農園ですくすくと育つみかん。このまま食べてみたい

このジュースを作っているのは、愛媛県松山市の沖約2kmに浮かぶ興居島(ごごしま)で、家族で営んでいるカネミ農園。瀬戸内海の温暖な気候で、潮風と太陽の光と愛情をたっぷりと浴びて育ったみかんのおいしさは地元でも評判。
「カネミさんのみかんを搾ったジュースはないの?」という声により生まれたのが、「ひだまり果汁 にがいよ」。ジュースは大量生産することが多いけれど、カネミ農園では自分たちで育てた果物だけを使って、丁寧に少量生産しているのが特長。あえて皮ごとしぼったストレート100%生搾りジュースは、最適な苦みを出すために、生産されるのは1年の中でも2カ月間だけ。東京都内ではほぼ流通していない、幻のジュースなのだとか。

やさしい苦味と酸味は大人向け

タグに書かれた「にがいよ」の「に」の文字に注目

「TODAY'S SPECIALで取り扱うジュースを決めるために、多くのメーカーのものを試飲しました。その時、料理人を含む社内のメンバーからの評価が非常に高かったのがこちら。手書きのパッケージにもそそられました」と、ディレクター兼MDの高橋伴樹さん。
丁寧に作られている工程にも魅かれて、高橋さんがカネミ農園に連絡をしてみると、
「今まで東京からの商品お取引に関するお問い合わせがほとんどなかったようで、最初にお電話した時は大変驚かれたのを今でも覚えています」とのこと。都内ではTODAY'S SPECIALでしか手に入らないのだそう。


さて、どんな味がするのかな?と、苦いのを覚悟してゴクリ。・・・うん、確かに少し苦いけれどやさしい苦味でキュンとくるすっぱさも懐かしい感じ。濃厚そうな見た目に反してのどごしはさらっとしてすっきり爽やか。甘味の少ない大人の味なので、お酒を割ってもおいしそうだし、サイダーなどを入れると甘さを調整できてよさそう。本当はそんなに苦くないけれど、あえて「にがいよ」と全面的に言ってしまう作り手のやさしさに、またちょっとキュンときてしまった。

TODAY'S SPECIAL Jiyugaoka

TODAY'S SPECIAL

その名の通り、今日を特別にする“食とくらしのDIY”を提案するお店。今すぐ使いたくなる生活用具のショップやカフェスペース、イベントやワークショップなど、生活を楽しくしてくれるきっかけがたくさん。

東京都目黒区自由が丘2-17-8
1・2F Market TEL.03-5729-7131 営業/11:00~21:00
3F Kitchen TEL.03-5729-7160 営業/11:00~23:30(23:00LO)

【TRIP TO TAIWAN】
実際に台湾で見つけてきたアイテムを、TODAY'S SPECIAL各店の店頭やWEBで紹介中。カラフルなかごバッグやキッチュな雑貨、工房まで訪ねて行った器、日本人も大好きな食品などがずらり。9/1(木)まで。

TEXT/YUKO MUKAI(OZmall) PHOTO/YUKO CHIBA

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