東京近郊で旅を感じるイベント 有名店や名物料理が集合！「マレーシアごはん祭り2017」で旅行気分
週末、旅に出なくても都内や東京近郊で旅気分を味わえる、イベントやお祭りを紹介。地方や外国などのグルメ・伝統・文化を体験しながら、遠くの土地に思いを馳せて。
更新日：2017/09/01
マレーシア料理になまこ石鹸も！現地で愛されるグルメやモノが大集合
主にマレー系、中国系、インド系の文化が混ざり合うマレーシアは、複数の文化に触れることができる魅力的な国。食べ物も、マレー料理、中国料理、インド料理などさまざまで、米食から香辛料の効いたカレー、中華風の料理までバラエティ豊か。日本ではあまり馴染みのないマレーシア料理を味わうことのできる「マレーシアごはん祭り2017」が2017年9月2日（土）、3日（日）に開催される。イベントの舞台となるのは、異国情緒あふれる街・横浜にある象の鼻テラス。2回目の開催となる今年は、有名店や名物料理のほか、なまこ石鹸やピューター製マグカップなど現地の製品が勢揃いする。また、ワークショップも開催され、1日楽しめる充実のイベントに。
いちばんの目玉は、都内の有名マレーシア料理店やTV出演多数のロティの店が集合し、お手頃プライスで楽しめる名物料理の数々。「マレーシア料理は初めて！」という人には、マレーシアの国民食と言われるほど現地で人気の「ナシレマッ」がおすすめ。ココナッツミルクで炊いた香り高いごはんに、サンバルという唐辛子ソースやおかずを混ぜて食べるもので、辛すぎたりスパイスが強烈ということもなく、初めて食べる人にも安心。鶏スープで炊いたジューシーごはんにしっとり食感のゆで鶏をのせた「チキンライス」や、漢方スープとにんにくで豚肉をじっくり煮込んだスタミナ料理「バクテー」も、日本人の口に合うこと間違いなし。
また、インド文化が融合しているマレーシア料理は、インドに負けないくらいおいしいカレー料理が味わえるのもポイント。カレー好きの人は、ココナッツミルクを加えたまろやかな味の「チキンカレー」や、薄焼きのもっちり小麦粉の生地にカレーソースをつけて食べる「ロティ with 豆カレー」を楽しんで。
そのほか、ここでしか味わえない限定メニューも登場する。日本マレーシア外交関係樹立60周年を記念したスペシャルメニュー「ナシレマッロール」は、マレーシアの国民食「ナシレマッ」を海苔巻きにした一品。いわしの缶詰であるサディン入りの卵焼きを挟み、チリソースをたっぷりかけたサンドイッチ「ロティジョン」も限定メニューのひとつ。
グルメだけでなく、マレーシア製品を買うこともできるのも楽しみのひとつ。古くからマレーシアのランカウイ島に伝わるのが、なまこを使った石鹸。再生能力の強いなまこはケガや火傷を治す不思議な生物として重宝されてきたそう。当日は、敏感肌でもOKで保湿効果が期待できるとお土産人気No.1の「なまこ石鹸」や、乾燥肌向けのハンドクリーム「なまこクリーム」が販売される。同じくお土産として人気の高い、錫を使ったロイヤルセランゴール社のピューター製品や、マレーシアで人気の清涼飲料水100Plus、AYAMブランドのトマトいわし缶、ココナッツミルクなどもずらりと勢揃い。約100種のアイテムからお気に入りを見つけて。
マレーシアの特産品であるろうけつ染め布地、バティックの絵付けを体験できるワークショップ（1500円・所要時間約40～60分）の開催も。数種のパターンの柄から好きなデザインを選べ、木枠に入った状態でもらえるので自宅ですぐに飾ることができる。ほかにも、マレーシア料理のレシピ本などの書籍販売や、民族衣装や伝統音楽など文化に触れるイベントが随時行われる。
文化や伝統に触れながら、おいしいマレーシア料理を堪能できる「マレーシアごはん祭り」で、旅行気分を味わおう。
マレーシアごはん祭り2017
開催日時／2017年9月2日（土）、3日（日）11:00～17:00 ※雨天決行、屋内イベント
開催場所／象の鼻テラス
横浜市中区海岸通1丁目
アクセス／みなとみらい線「日本大通り駅」出口1より徒歩約3分
問い合わせ／oto@malaysianfood.org
入場料／無料
■バティック絵付け
開催時間／12:00～17:00（1時間ごとに予約受付）
所要時間／約40～60分、乾かすのに約1時間
料金／1500円
予約／事前予約優先
WRITING／NOZOMI SUZUKI
