女子旅EXPO2017~おいしい日本 ~発酵美人~ イベントレポート

更新日:2017/10/03

発酵美人になれる日本の豊かな食文化をめぐる旅へ!

旅好き女子のための年に一度のイベントで
“発酵”を通して日本の魅力を再発見

旅好き女子に向けた旅の祭典「OZの女子旅EXPO」が、2017年9月15日(金)「東京プリンスホテル」で開催された。第5回目となる今年のテーマは“発酵美人”。「食・飲・体・知・旅・見・聞・学」の8個(発酵)の体験プログラムで、次の旅先プランを決定したくなるようなステキな情報を発信した。会場に集結した1000名の旅好き女子は、発酵食材を使ったディナーを堪能したり、セミナーで学んだり、各地域のブースでスタッフとの会話を楽しんだりと、内容盛りだくさんのイベントを満喫。そんな、終始盛り上がりを見せた「女子旅EXPO2017」の様子をお届け!

発酵食材尽くしの特別ディナーで
体の中から発酵美人に!

この日のディナーは、「発酵∞(ヨコハチ)食堂」と題した食事会場でいただく、発酵食材尽くしのスペシャルメニュー。東京プリンスホテルのシェフがこのイベントのためだけに考案した8品の料理を前に、参加者からは笑みがこぼれた。茨城納豆を包んだ春巻きや、愛知の八丁味噌で味付けをした豚バラ肉の煮込み、北海道のヨーグルトを使ったタルトなど、おいしくて体の中から美しくなれる定食に、心も体も大満足! 参加者からは「他の土地の発酵食品も食べてみたい」、「テーマを決めてご当地グルメを巡るのもおもしろそう」と、新たな旅の楽しみ方を発見できたみたい。

同じ地域のお酒とおつまみが織りなす
相性抜群の味のハーモニーに感動

発酵を経て作られた地酒やワインと、同じ土地に根付く漬物や珍味を使った“発酵ピンチョス”のペアリングを味わえる「発酵ペアリングBAR」には、お酒好き女子が集結。沖縄の泡盛×豆腐よう、秋田の日本酒×いぶりがっこなどのマリアージュを堪能し、「次は現地でたくさん飲みたい!」と各地に思いを馳せていた。また、全国の日本酒やワインなど18種類のドリンクの中から3種類をチョイスできる飲み比べメニューも好評。甘酒をトマトや豆乳などで割った“甘酒カクテル”には「珍しい飲み方を知れて嬉しい!」という声が寄せられた。

甘いものはやっぱり別腹!
ご当地パンと発酵スイーツでひと休み

パンとお菓子の2つのメニューで女子の心を鷲掴みにした、「発酵べつばらカフェ」。昨年も大盛況だった「菓子パンビュッフェ」には、全国のご当地パン10種類がラインナップ。宮城のさんまパンや新潟の笹団子パンなど、東京では出会えないパンの数々に、好奇心旺盛な女子たちは目を輝かせた。「発酵マルシェ」提供の、4種の発酵スイーツを集めた「スイーツプレート」は完売御礼の人気ぶり! 発酵バター、レーズン酵母、ブルーチーズの3つの発酵素材を使った「チーズボール」や、自家製天然酵母で生地を発酵させた「修道院ガレッド」など、発酵素材たっぷりのお菓子は、イベントで歩いた疲れを癒してくれたみたい。

発酵の素晴らしさを伝授
旅のコツやキレイになるためのヒントも

メインステージでは、「発酵ものしりアワー」として、オズマガジン編集長の古川がゲストを迎えトークショーを開催。オープニングでは、「名古屋おもてなし武将隊(R)」のメンバーが名古屋伝統の「菓子撒き」を実演。客席に投げられるお菓子をゲットしようと、会場は熱気と興奮に包まれた。発酵デザイナーの小倉ヒラクさんは、歌と踊りで発酵の仕組みを解説したり、ワイナリー巡りなど“発酵”をテーマにした旅の楽しみ方も提案した。そして、タレントで発酵プロフェッショナルの資格を持つ川村ひかるさんは、ぬか漬け作りの話をベースに、自身が体感した発酵食品のパワーの秘訣を紹介。役に立つ情報が盛りだくさんで、みんなメモを取りながら耳を傾けていた。

すぐに実践したくなる情報も!
5つのセミナーで発酵を学ぼう

発酵を詳しく知ってもらうために用意された「発酵ぷくぷくレッスン」。発酵調味料、日本のクラフトビール、甘酒、日本酒、やまなし甲州ワインをテーマに、5つのセミナーを開催した。それぞれ、酵母ごとに変わる味わいや健康・美容効果だけでなく、生産地や製法なども学ぶことができ、参加者たちの発酵の知識がぐんとアップ! 甘酒講座では、冷え解消や美肌といった女性に嬉しい効果や、おいしい飲み方などをお勉強。中には、「甘酒はお正月にしか飲んでいなかったけど、これからは習慣的に飲んでみたい」と、発酵美人になるための一歩を踏み出した参加者の姿も。

沖縄本島から15離島まで
五感で沖縄旅行気分を堪能

旅行スポットとしても人気の高い沖縄県のブースでは、沖縄本島・八重山諸島・宮古諸島・15離島の4つのブロックに分かれて島の魅力をお届け。泡盛から作られた「もろみ酢」や石垣島の定番泡盛の試飲、雪塩のマッサージ体験、15離島の名前当てクイズなど、五感が刺激される内容がもりだくさん! 各島に思いを馳せながら、プチトリップ気分を満喫できたみたい。また、各島のパンフレットを見ている女子たちは「この島に行ってみたい!」「とにかくゆっくり過ごしたい」と理想の沖縄旅行を想像して、トークに花をさかせていた。

旬香周島おきなわ

名古屋おもてなし武将隊(R)が
愛知・名古屋の文化をアピール

名古屋ブースには、「名古屋おもてなし武将隊(R)」の中でも特にイケメンと話題の“織田信長”と“前田慶次”が応援に駆けつけた。愛知・名古屋のグルメや魅力を紹介する二人のトークショーには常に人だかりができ、その軽快なトークに笑いがあふれた。また、ういろうなどの地元のお菓子や抹茶のふるまいも。見て、聞いて、食べて、独特の文化を身近に感じられたみたい。

Aichi Now
名古屋コンシェルジュ

おいもスイーツに地酒・・・
茨城グルメにうっとり

毎年おいものスイーツが大人気の茨城ブース。今年は“冷やし焼きいも”や“メロン”が配布され、スイーツ好き女子が集結した。「冷やし焼きいもは初めて聞いた!」と、珍しいおいもスイーツを食べられて、女子たちはホクホク顔。また、スパークリング清酒や梅酒、純米大吟醸などの地酒もふるまわれ、お酒好き女子も茨城の味に魅了された。(※)

観光いばらき

爽やかな香りに誘われて、
ゆずのおいしさを再確認

ゆず商品やゆずのお酒を求める女子の行列ができた高知県ブース。ゆずと日本酒のペアリングや、専門の道具を使った「ゆず搾り体験」ができ、ブースはゆずの豊かな香りに包まれた。「香りに癒される」とみんなリラックスできた様子。高知県出身アクリルアーティストsekiyumiさんのワークショップでは、カラフルなアクリルを組み合わせて完成した坂本竜馬のバッチを見て「かわいい」と満足顔!

高知県中芸広域連合

お散歩セミナーに参加して
ディープな旅情報をゲット!

和歌山県田辺市のブースでは、文筆家・甲斐みのりさんによるプチお散歩セミナーを開催。田辺市の観光やグルメなどの情報は、次の旅行プランの参考になったみたい。フォトコーナーでは、平安時代の熊野古道参拝の際に貴族が着ていた、華やかな衣装に着替えて写真をパチリ。鳥の形がキュートな闘鶏饅頭がもらえる「トントン相撲」も盛り上がりを見せた。

田辺市(和歌山県)

切れ味抜群の包丁やレアメタル
繊細な職人技に感動

OZ×中川政七商店のブースでは、2017年10月5日(木)~8日(日)まで開催される「燕三条 工場の祭典」を一足お先に体験。予約2年待ちのパン切り包丁を使った女子は、「想像以上の切れ味!」と大興奮。福井県鯖江市のブースでは、地元の体験型マーケット「RENEW」が出張。越前漆器のアクセサリーの販売や、漆器を使ったブローチ作りのワークショップなど、貴重な体験にご満悦。

燕三条 工場の祭典
RENEW×大日本市博覧会

名産品やホテル宿泊券などが当たる
ドキドキの大抽選会!

イベントのラストは、毎年恒例の大抽選会。沖縄県の「美容グッズセット」、茨城県の「オーシャンフロント お宿浜田館 宿泊券」、「名古屋プリンスホテル スカイタワー 宿泊券」、「オーガニックトレイン」など、今年も豪華景品がラインナップ! 商品が発表されるたびに会場が湧き、白熱の抽選会となった。意外と知らなかった発酵のこともきちんと知ることがができ、イベントは大盛況。今日の思い出や、次の旅行プランを話しながら、みんな笑顔で会場を後にした。

会場は、東京タワーを望む
ロケーション抜群のホテル

イベント会場は、東京タワーの目の前に佇む「東京プリンスホテル」。2017年4月にリニューアルオープンし、クラシカルかつ華やかなで遊び心のある空間にバージョンアップ。窓から東京タワーを望める部屋もあり、最高のシチュエーションが贅沢で上質な時間を演出してくれる。御成門駅から徒歩1分、さらに大門駅、赤羽駅、芝公園駅、浜松町駅からも徒歩圏内とアクセスも◎。次の記念日は、さらにステキになった東京プリンスホテルで、うっとりするようなひとときを過ごしてみて。

※お詫びと訂正:女子旅EXPOの当日お配りしたパンフレットとパネルにおいて、茨城県の紹介に「生産量日本一の地酒」という表現がありましたが、正しくは「関東一の酒蔵数を誇る地酒」です。関係者ならびに参加者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを謹んでお詫びし、ここに訂正いたします。

協賛/愛知県/名古屋市、茨城県、田辺市、高知県
協力/沖縄観光コンベンションビューロー、宮古島観光協会、八重山ビジターズビューロー、うるま市観光物産協会(津堅島)、渡嘉敷村役場(渡嘉敷島)、座間味村役場・座間味村商工会(座間味島)、伊江島観光協会(伊江島)、中川政七商店
PHOTO/AYUMI OOSAKI、AYA MORIMOTO
WRITER/CHIAKI ISHIBE(ROKUSHIKI)

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※記事は2017年10月3日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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