伝統文化が日常に根付き、今もなお町のあちこちにその風情が残る町・金沢。
兼六園や城下町の風情が残るひがし茶屋街など、昔ながらの雰囲気を感じる
場所がある一方で、
金沢21世紀美術館など、新しい息吹も感じることができる。
そんな町だからこそ私も、ちょっとだけ和モダントリップ。
職人が一つひとつ手描きした加賀友禅を着て散策をしてみる。
いつもと違うのは和装ということだけなのに、なんだか普段よりも背筋が伸びているよう。
大人の女性のたしなみが、この町を歩いただけで自然と身についた気分。
こんな背伸びな旅もたまにはいいかも♪
伝統工芸品・加賀友禅についてあれこれ学べるのがこちら。1階には手描友禅の実演コーナーや展示室などが、地階には加賀友禅の小物などが並ぶおみやげコーナーや絵付け体験などを楽しめるスペースが。ぜひ試したいのが、加賀友禅の着付け体験。職人技が光る着物をまとって町にお出かけ。粋な町歩きを楽しんで。
今年開館10周年を迎える、金沢を代表する現代アートの美術館。加賀友禅をモチーフにしたマイケル・リンの壁画やレアンドロ・エルリッヒのスイミング・プールなど、作品との一体感が楽しめる作品が多く揃う。美術館の内外に無料で楽しめる作品もあるので、旅の途中に気軽にアート体験をしてみては?
日本三名園のひとつであり、加賀百万石の文化を伝える、歴史的文化遺産。池や築山、御亭や茶屋などが点在するこちらは、それぞれのスポットに立ち寄りながら園内を遊覧する廻遊式。その作りには、歴代藩主が抱いた繁栄への願いが投影されているそう。冬の風物詩・雪吊りなど、四季ごとに異なる美しさに触れられる。
オーストラリア人の主人と能登生まれ能登育ちの女将が経営する1日4組限定の宿。夕食は能登の新鮮な海の幸をふんだんに使い、自家製の郷土の調味料「いしり醤油」をアクセントにした手作りイタリアン。朝食にも自家製の能登の朝ご飯が用意される。
能登島のオーシャンフロントに建つカフェ。窓一面に広がる海を眺めながらオーガニックランチや時価栽培のハーブティーをいただける。能登島に棲むイルカたちに会えるクルージングツアーも♪
能登半島の穴水から七尾の間33.1kmを結ぶローカル鉄道。たった1両の車両が能登の里山里海の間をトコトコ走る。各駅もノスタルジックな雰囲気があり、田舎の旅情を味わうことができる。
輪島市白米町の棚田。2001年に国の名勝に指定された。冬にはライトアップも楽しめる。
加賀温泉郷で最大の温泉街のひとつ、山代温泉。湯の曲輪周辺に紅殻格子の建物が点在する趣ある温泉街は、開湯して1300年以上を誇る。なかでも高台に立つ和モダンな佇まいの「べにや無何有」は静謐な雰囲気でおすすめ。木の香漂う温泉はもちろん、贅を尽くした料理やトリートメントなど、心と体を癒す、極上のひとときを約束してくれる。
慶応元(1865)年に創業した加賀麩の老舗「不室屋 本店」に併設された日本最初の麩料理専門店。金沢の郷土料理・治部煮などや生麩を使った甘味を、蔵を改装したレトロな空間でいただける。町歩きに疲れたら、ほどよい甘みの生麩スイーツでひと休みを。
県内の旬の食材を使って和や洋の要素を取り入れた創作料理と、日本酒や自然派ワインのマリアージュを楽しめる。趣ある建物は、約90年前に建てられた元陸軍邸だった1軒屋をリノベーション。古の情緒が残る空間で、美食と美酒に酔いしれて。
金沢の都市美文化賞を受賞した風情ある町家を改装。旬の有機野菜や近江町市場で仕入れる新鮮な魚など、食材のうまみを活かした和食ベースの創作料理を楽しめる。カウンター席がメインなので、女性ひとりでも立ち寄れる気軽さも魅力。
文久3(1863)年創業の丸八製茶。ひがし茶屋街にある日本茶を楽しめる直営店では、一番摘みの茎を焙じた香ばしい味わいが特徴の献上加賀棒茶などの販売も。テトラシリーズのパッケージには、伝統的な九谷焼の絵柄を使用。あまりのかわいさに乙女心が刺激されそう。
金沢独特の希少伝統工芸、金沢桐工芸の品を製造・販売する創業100年の岩本清商店。桐火鉢をはじめ、木地蒔絵を施したおしゃれなトレイやスプーンなど、日用雑貨も多数。時間に余裕があれば、職人の手仕事を目の前で見られる製作現場の見学(無料)をするのもおすすめ。
四季折々の木々や草花と金沢の風景を映し出したロビーのステンドグラスなど、大正浪漫と伝統文化をテーマとしたホテル。兼六園など、観光スポットに歩いて行ける、便のよさが魅力。疲れた体を天然温泉「白鳥路温泉」で癒せるのも嬉しい。
加賀友禅や加賀水引、九谷焼など、加賀の伝統工芸を現代風にアレンジした美しい装飾がアクセントになった和モダンなホテル。観光に便利な立地と、バスソルトや九谷焼の置き香など、女性に嬉しいサービスを受けられる女性専用客室が人気。
北大路魯山人の山代温泉での逗留宿として知られる老舗。藩政時代、前田家歴代藩主入湯の宿として湯番頭の命を受けて以来、当代で18代目。源泉掛け流しの露天風呂や美器佳肴の料理、落ち着いた和の雰囲気など、特別なひとときを過ごせる。
石川県は温泉の宝庫。金沢市内から少し足を延ばすと行けるのが加賀温泉郷。なかでも最大級の温泉街のひとつ、山代温泉をぜひ訪れて。歴史ある宿や和モダンな宿など、温泉宿も充実していますよ!(女子旅プロデューサー/アヤヤ)
加賀友禅の技法を用いた小物をおみやげにしたいなら加賀友禅伝統産業会館のB1Fをチェックしてみて。なかには手描き友禅の小物も。大人の女性のたしなみとして本物を持つなんてステキですよね♪(女子旅プロデューサー/ナオコ)
OZの女子旅プロデューサーが、東京女子に向けて抽出した新定番の女子旅“イイトコドリップ”。
石川・金沢のイイトコロをイイトコドリする女子旅に、出かけてみよう。
約400年前に前田利家公が城を定めて以来、加賀百万石の城下町として発展した金沢。城下町の情趣と金沢21世紀美術館など、新しい感性をミックスしたモダンな町並みが人気。代々の加賀藩主が文化事業を奨励したことから、加賀友禅や九谷焼、金沢漆器など、伝統文化が現在も息づいている。加賀野菜をはじめとする食材の宝庫でもあり、冬場の海産物も有名。また、来年春に北陸新幹線が開通。東京からのアクセスがますます便利に
2泊3日で石川 金沢へ
美しい景色やおいしいグルメなどが揃い、旅先としても人気の石川県。今回はなかでも人気の金沢をご案内。大人の女性にぴったりの和の風情を感じて
東京から金沢まで、飛行機なら羽田空港より小松空港まで約1時間、成田空港より小松空港まで約1時間15分、小松空港から「小松空港連絡バス」で金沢駅西口広場まで約40分。電車ならJR東京駅よりJR越後湯沢駅まで新幹線で約1時間15分、JR越後湯沢駅よりJR金沢駅まで特急で約2時間40分
ここに行きたい、これ食べたい!
旅のきっかけはPCで、旅に出るときはスマホを持って。
女子旅のお約束、スマホを持って旅に出よう。
友達への共有やお誘いも、イイトコドリップ スマートフォンページで。
来年の春、北陸新幹線が開業することで、東京からのアクセスがぐっとよくなる石川県。
待望の開業を前にして、東京でもさまざまなイベントなどが目白押し! まずは東京で、石川の魅力に触れてみて
10月8日(水)に石川県のアンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」が銀座にオープン。生鮮品、加工食品などの販売はもちろん、観光情報の発信なども。観光コンシェルジュがきめ細かく対応をしてくれる
「日本のイイトコドリップ」で旅した場所に気軽に行けるコラボプラン。 「紹介された宿やスポットに行ってみたい!」なんて声をかなえる、嬉しいプラン♪ 飛行機か新幹線を選べたり、旅行日数をカスタマイズできたりと自由度が高いプランだから、都合に合わせてお気に入りの女子旅プランを作っちゃおう。日本の魅力を再発見する“イイトコドリップ”にぜひ出かけてみて!
ワンピース36720円/VL by VEE(ウサギ プゥ トワTEL03-5766-3011) バッグ20520円/Hashibami MUSE(ストアルームTEL03-5772-2317) シューズ4620円/ベルシュカ(ベルシュカ・ジャパン カスタマーサービスTEL03-6415-8086)
シャツ12960円/アデュー トリステスTEL03-6861-7658 スカート31320円/Triaa(トウキョウ アングルTEL03-6277-5708) バッグ38880円/セルヴィッジ(TEL03-3823-1560) シューズ28080円/クラークス×オーラ カイリー(クラークス ジャパンTEL03-5847-7273)