【ホテルクルーズ(朝食編)】メゾンカイザー&スパークリングワインを好きなだけ!優雅に休日朝食会

憧れホテルで朝食を

更新日:2016/11/19

【土曜日 21:00更新】
日々企画を出しあって、シティホテルの特集やニュース記事を作っているプレミアム予約のホテル編集部。私たちがいつも思うのは、ホテルには「敷居が高い」とか「宿泊者じゃないと利用できない」イメージがあるということ。でも実は気軽に利用できる方法があるんです。このコーナーでは、そんなホテルの楽しみ方を知ってもらうべく、編集Nが朝食レポート、編集Mがホテルでの夜遊びレポートをお届けします。

食べることが大好きな編集Nが今回の潜入先に選んだのは、芝公園にある「セレスティンホテル」。メインダイニング「グラン・クロス」の朝食ビュッフェでは、なんとあのメゾンカイザーの焼きたてパンが常時8種類も提供されるんです。さらに(実はあまり知られていないのですが)週末だけ、“スパークリングワイン”が好きなだけいただけちゃいます。すごいでしょ? そんなわけで、友人を誘って優雅な休日朝食会してきました!

セレスティンホテル 朝食ビュッフェ

セレスティンホテル「グラン・クロス」の朝食ビュッフェ2500円(税・サ込)

芝公園駅から歩いてすぐ、オフィスビル街にセレスティンホテルはあります。周囲に外資系企業が多いこともあり、2002年の開業当初から欧米系のビジネスマンに人気。客室はすべて上層階にあり、リビングのようにくつろげるラウンジスペース、テラス席が配されたガーデンスペースなどがどことなくヨーロッパのプチホテルを思わせます。居心地がよい隠れ家として、欧米系の旅行者にも人気が高く、この日も大勢宿泊しているようでした。

セレスティンホテル

セレスティンホテルへは都営三田線の芝公園駅A2出口より徒歩約1分

1階にある朝食会場のグラン・クロスは閑静な通りに面し、高い天井と大きな窓の空間はとっても開放的。さっそく窓際の席を陣取ります。ビジネスマンや欧米系の旅行者、女性客などで店内は満席でしたが、ほかのホテルと比べてファミリー利用が少ない印象で、まさに落ち着いた大人の空間。休日朝食会にぴったりです。

グラン・クロス

メインダイニングの「グラン・クロス」はOZのレストラン予約でも口コミ上位に入る人気レストラン

ビュッフェ台には和洋30種類以上のメニューがずらり。そして、ありましたスパークリングワイン! 自分で好きなだけグラスに注ぎます。ワインのおともには、メゾンカイザーのフランスパンにオーガニックジャム、フルーツ、チーズ、そして「スモークサーモンとキヌアのサラダ」をチョイス。まずはこの素晴らしき朝食会にカンパイです。

スパークリングワイン

スパークリングワインは土日祝日のみの提供

会話もお酒も進みますが、ここでへべれけになるわけにはいきません。なにせまだまだ食すべきパンがいくつも控えてますからね。
天然酵母や上質バターを使った気鋭のブーランジェリー「メゾンカイザー」ですが、好きなだけ食べられるなんて得難い体験! しかもどれも通常のサイズよりちょっと小ぶりなのもうれしいところ。もちろん全制覇しましたとも。おいしかったな~。

パンケーキ

毎朝焼きたてのパンを工場からホテルへ直送しているそう

せっかくなので、僭越ながらMYベスト3をカウントダウン!

3位:パンオショコラ
デニッシュ生地にショコラがたくさん練りこまれています。聞けば品質に定評があるヴァローナのショコラを使用しているそうで、存在感があるのに甘すぎず、ほどよい触感が絶妙。バターたっぷりの生地とも相性バツグンです。

2位:アリュットゥ セザム
パイ生地にゴマとはちみつが練りこまれたスティック状のパン。クッキーのような食感、バターの風味、ゴマの香ばしさ、そしてはちみつの上品な甘さが相まって、想像を上回るお味でした!

1位:クロワッサン
数々のメディアで絶賛されているメゾンカイザーのクロワッサン。おいしいことくらいみんな知っていると思うのでなんとなく1位にしたくなかったのですが・・・やっぱり秀逸です。トースターで3分ほど焼いてサクサク状態にしていただくのがおすすめ。

このほかにもファンが多い食パンや、エクストラバージンオイルを練り込んだチャパタ、伝統のバケットもさすがのクオリティでした。

メゾンカイザー

左手前から反時計回りに、クロワッサン、パンオレザン、バゲット、ナチュール、アリュットゥ セザム、チャパタ、パンオショコラ、食パン。クロワッサンと食パン以外は季節によって変更もあるそう

パンと一緒にぜひ食べてほしいのがサラダ。野菜の種類が豊富な上、色合いもキレイでシェフのこだわりを感じます。珍しいのが「ノンオイル海苔ドレッシング」。海苔の風味と旨味が不思議と野菜にマッチして、新感覚のおいしさです。買って帰りたいくらいでした。

サラダ

サラダコーナーには9種類の生野菜と2種類の調理サラダ(スモークサーモンとキヌアのサラダ、サツマイモのサラダ)。ドレッシング3種類、オイル3種類、バルサミコ酢も選べる

ほかにもオムレツやウィンナー、ハンバーグなどの洋食メニューに加え、和のお惣菜も充実。珍しいところでいうと鶏飯(けいはん・最近の人気No.1メニューだそうです)があり、洋食派も和食派も満足できるラインナップで飽きません。

満腹になるとは思いますが、最後に必ず食べておきたいのがセレスティンホテル名物のカレーです。秘伝のルーはサラサラと口当たりが軽いのですが、味わいは深みがあってスパイシー。ごろごろと入った豚肉がとろけるように柔らかく絶品です。ご家庭ではなかなか再現できないおいしさにホテルのプライドを感じつつ、ぺろりと平らげました。

セレスティンカレー

コリアンダー、クミン、フェネグリークをはじめ数種類の香辛料を秘伝の配合で加え、なんと半日煮込んでいるそう

最後はフルーツカクテルやヨーグルト、紅茶をいただきながら、大いに盛り上がった休日朝食会はお開きに。
朝からおいしい料理とワインをいただいて、気分はすっかりセレブリティ。楽しかったな~。それに早起きしたおかげで1日が長く充実しました! 休日の寝溜めが習慣化しているぐーたらな自分に別れを告げて、もっと休日を充実させようと決意したのでした。

朝食DATA

■朝食会場:セレスティンホテル グラン・クロス
■時間:7:00~10:00(ラストオーダー9:30)
■価格:2500円(税・サ込)
■平均的な混雑状況:平日はオープン直後が混雑のピーク。並ぶ場合あり ※平日は9時頃、土日祝日は7時台の来店がおすすめ
■電話番号:03-5441-4112
■公式HP
http://www.celestinehotel.com/restaurant/grand_cross.php

セレスティンホテル

東京タワーを望む芝公園のほど近くにたたずむ大人の隠れ家。セレスティンとはラテン語の「天空」を意味し、スケールの大きなリラクゼーションをご提供。アロマの香りが漂うロビーや自然あふれるパティオなど欧風のリラックスした空間で特別な時間を過ごして。
住所:東京都港区芝3-23-1
アクセス/【電車】都営地下鉄三田線「芝公園駅」A2出口より徒歩1分、JR「田町駅」三田口より徒歩7分 【車】首都高速C1環状線「芝公園ランプ」より2分

こちらもチェック!セレスティンホテルの朝食付き宿泊プラン

1万円以内のお得プライスも!「グラン・クロス」の朝食ビュッフェ付きステイ

WRITING/AYAKO NAMBA(OZmall)

※記事は2016年11月19日(土)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

TOP