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「わたしの旅時間」Vol.3守り継がれた時間に出会う佐原の町歩き

2009.03

家の自慢のお宝、みんなが見せてくれました

千葉・佐原で4年前からスタートした「佐原まちぐるみ博物館」。町自体が博物館!という試みで展示されるのは、それぞれの家の自慢のお宝。代々受け継がれてきたものを敬い、慈しむ心。この町には、そんな誇りと愛情たっぷりのコミュニケーションがあふれている。

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  • Vol.3佐原で出会った“丁寧さ”

  • 人々に守り継がれた古きよき日本の心に出合う
  • 利根川水運の拠点として栄え、「江戸まさり」と呼ばれる独自の文化を生み出した佐原。東京からわずか90分の距離にありながら、当時の面影を伝える町並みや伝統が今も色濃く残るのはなぜだろう?

    その理由は、代々受け継がれてきたものを慈しむ、古きよき日本の心が息づいているから。陽射しが温かさを増して町歩きが楽しくなるこの季節、町の人との交流を楽しみながら、そんな佐原の暮らしを感じてみて

Vol.3千葉・佐原をてくてく巡る

農業用水を送るために架けられたというジャージャー橋は、30分おきに水が流れ落ちる仕掛け

サッパ船がゆったりと行き交う小野川沿いに、風情ある木造の商家が立ち並ぶ

小野川沿いに立つこちらの街灯は、毎年夏と秋に行われる佐原の大祭の山車がモチーフ

元は質屋として利用されていたという「カフェしえと」の建物。通りに影を落とす格子戸も風情がある

「カフェしえと」でいただいた佐原産の自然卵を使ったレアチーズ。やさしい味わいに思わずにっこり

18代続く佐原一の老舗和菓子店「虎屋」で見つけた、季節を映した美しい練り切り各220円

創業明暦3年(1657年)の「虎屋」では、明治時代から使われている和菓子の木型を展示している

「守り継がれたものを次世代につなぐのが私たちの役目」と話す、佐原おかみさん会の加瀬秀美さん

醤油の醸造で隆盛を極めた商家「与倉屋」の格子戸と土間。母屋の奥には日本最大級の土蔵も

「与倉屋」の建物は明治元年に改築されたもの。現在も15年に1回は土間の土を入れ替えているそう

かぎ針を使い、手作業で編んでいく「佐原ラフィア」。手間はかかるけど、そのぶん丈夫で長持ち!

色合いも美しい佐原ラフィアの帽子は24150円。軽くて丈夫だから、バカンスのお供にぴったり!

「遊季」のランチは1日40食限定。一見ボリューム満点だけど、野菜たっぷりでヘルシー

“訪れる人に季節感を味わってほしい”と、「遊季」の店頭には春の訪れを告げる桜の花が

「吉庭」の3300円コースより、金目鯛の春野菜添えバターソース。たっぷり添えられた野菜が美味♪

ライターOの旅だより

  • 心までじんわり温かくなる、佐原の町歩き
  • 「奥の蔵に古い道具がありますよ。よかったら見ていって」 「雑誌の取材? だったらあのお店にはもう行ったかい?」 佐原の町を歩いていると、通りすがりの人に次々と声をかけられます。その誰もが町に愛情を持っていて、お話しているとなんだか私まで誇らしい気分に。古い町家を改装したおしゃれなカフェと昔ながらの商店が仲良く軒を連ねる佐原は、心温まる会話が行き交う町でもありました(ライターO)

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Vol.3佐原で巡ったスポット

佐原まちぐるみ博物館

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  • 佐原まちぐるみ博物館
  • 「佐原の町をまるごと博物館に」をテーマに、商家に伝わる古い道具などを広く公開する試みで、現在は45軒が活動に参加している。発案者の「佐原おかみさん会」では、佐原を盛りたてるべくさまざまなイベントを企画しており、3/22までは「さわら雛めぐり」を開催中。

カフェしえと

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  • カフェしえと
  • 伊勢砂利を敷きつめた中庭を挟むように母屋と土蔵、味噌蔵が立ち並ぶ建物は、明治後期に建てられた商家。畳に正座したときと同じ目線で中庭を眺められるよう、床面を下げてテーブルを配した空間で、香り高いフェアトレードコーヒーやスイーツを楽しもう。

オーベルジュ・ド・マノワール吉庭

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  • オーベルジュ・ド・マノワール吉庭
  • 銚子港直送の魚介類や佐原特産の根菜など、地元の素材をふんだんに取り入れたフレンチベースの創作コースが楽しめるレストラン。メインダイニングとして使われている築100年の日本家屋は佐原の隆盛期を伺わせる豪華な造りで、窓の外に広がる庭園も美しい。
    • Tel.0478-55-0350 千葉県香取市佐原イ789-2
    • 営業時間/11:30~14:00(LO) 17:30~21:00(LO) 月定休(祝の場合は翌休)
    • http://www.kittei.co.jp/

自然食 遊季

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  • 自然食 遊季
  • 地産地消をテーマに、生産者の顔が見える野菜や玄米を使った体にやさしい和食が味わえるお店。地元の料理好きな主婦が運営しているため土曜のみの営業だが、佐原産の食材をふんだんに使ったランチ1050円が、観光客はもちろん、地元の人の間でも人気を呼んでいる。
    • Tel.0478-55-1186 千葉県香取市佐原イ1901
    • 営業時間/土11:30~16:00 土曜のみ営業

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  • イシイクラフト
  • 千葉県の伝統的工芸品でもある「佐原ラフィア」。大正末期からラフィア製品を作り続ける「イシイクラフト」では、色使い・形ともにモダンなバッグや小物が揃う。手間を惜しまず丁寧に作られた製品は軽く丈夫で、とても長持ち。旅の記念に、ぜひひとつ手に入れて。
    • Tel.0478-54-5641 千葉県香取市佐原イ1700
    • 営業時間/不定 不定休 ※個人宅のため要事前連絡
    • http://www.raffia.net/

佐原エリアMAP

地図はカーソルを乗せると自由に動きます。

MAPの使い方

Access

  • ●電車…JR東京駅よりJR千葉駅まで総武線快速で約40分、JR千葉駅よりJR佐原駅まで成田線で約1時間10分
  • ●高速バス…JR東京駅よりJR佐原駅まで約1時間30分

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  • OZマガジン
  • 「わたしの旅時間」はオズマガジンで好評連載中!

古民家カフェ&レストランや、築100年の日本家屋オーベルジュなど、古きよき日本の心を体験できる詳しい佐原案内をオズマガジンで紹介! 佐原を訪れる前に、こちらもチェックしてみて。(P181~P185)

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撮影/三佐和隆士 取材・文/小川尚子 協力/千葉県