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世界にふたつとない海の上の大鳥居を見つめて

宮島のシンボルであり、日本の代表的建築でもある厳島神社は、1996年に世界文化遺産として登録された。その特徴はなんといっても寝殿造りを取り入れた美しい社殿と、海の中に立つ荘厳な大鳥居。自然と見事に調和した姿は、海側から見ても、社殿側から見ても、時間を忘れてしまうほどの神神しさに満ちている。
厳島神社最大の見どころは、潮の干満によってその姿を大きく変える点。潮が最も干いたときには、大鳥居の真下まで歩いて行くことができる。この鳥居は、なんの支えもなく、自重だけで立っているそう。 一方で、潮が満ちているときには、本殿のすぐ下にまで海面が上がる。これは、かつて島への上陸が神聖な島を汚す行為にあたるとされていた時代に、船で参拝することを前提に造られているから。 神と崇められるほどの自然の恵みを最大限に受け取り、それを大きく変えることなく維持してきた宮島。島の周辺で生まれた動植物を大切に育て、人の手を極力加えない文化には、都会とは違って余計なものが全然ない。だから、その大いなる自然のパワーが衰えることなく今に、そして未来へと受け継がれている。

厳島(いつくしま)神社

TEL.0829-44-2020
広島県廿日市市宮島町1-1
参拝時間/6:30〜18:00 無休
  拝観料/300円
アクセス/JR宮島口駅よりフェリーで約10分、宮島桟橋より徒歩5分
http://www.miyajima.or.jp/

厳島(いつくしま)神社

おみやげにはコレ

左から絵馬500円〜、宮島名物の杓子200円〜、お守り500円〜。それぞれ鹿や大鳥居など、宮島にまつわるモチーフが描かれ、女子心くすぐるデザイン。ぜひ旅の思い出に、そしてパワーをもらうためにも購入してみて

絵馬 宮島名物の杓子 お守り

厳島神社のお参り

厳島神社のお参り1

まずは手を清めてから。作法をひとつ守るだけでも、心に安らかさが訪れる気がするから不思議

厳島神社のお参り2

一般的な二礼、二拍手、一礼が正式な参拝の方法。信じる心の尊さを教えられるような気がする

厳島神社のお参り3

お祓いなどは本社本殿にて執り行われる。見ているだけでも背筋が少しのびるような心持ちに

厳島神社のお参り4

これまでにどれだけの人の願いをかなえてきたのだろう。なんだか時間さえも越えるような感覚


空海が開いたという弥山は自然のエネルギーたっぷり!

島そのものが信仰の対象になっていた宮島の中心に位置するのが弥山。かの空海が806年に開いた霊山として知られる。
山頂までは、ロープウェイを利用するのがおすすめ。終点の獅子岩駅から、山頂までは約30分ほど。ルートの途中には、1200年燃え続ける「消えずの火」など、弥山の七不思議と呼ばれるポイントもあり、この山の持っている不思議な力がひしひしと感じられる。
山頂は、360度の大パノラマ! 瀬戸内に浮かぶ島々から、晴れた日には四国の山々まで望むことができるほど。空と海の青さに目を閉じれば、自然とひとつになれるようなパワーが体の中に染み込んでいく。
宮島=厳島神社と思いがちだけど、もともとは弥山を中心とした島全体の大いなる自然こそが、神様とみなされていた。この、神様も愛でただろう絶景から無限のパワーを感じれば、さらなる宮島の魅力に気付けるはず。

弥山(みせん)

<宮島ロープウェイ>
TEL.0829-44-0316
広島県廿日市市宮島町紅葉谷公園
営業/11月8:00〜17:00 12〜2月9:00〜16:30 3〜10月9:00〜17:00
料金/往復1800円(片道1000円)
アクセス/JR宮島口駅よりフェリーで約10分、宮島桟橋より徒歩15分の無料バス乗り場より5分

弥山(みせん)

弥山に登ってみよう!

弥山に登ってみよう1

ロープウェイからの眺めも見事。目を見張るほどの原始林に自然のパワーが宿る

弥山に登ってみよう2

登山ルートは丁寧に整備されているので、女性でも登りやすい

弥山に登ってみよう3

開山以来、なんと1200年も絶えることなく燃える霊火。弥山七不思議のひとつ

弥山に登ってみよう4

山頂近くにはこんな巨大な岩石の中を通る場所も。ここでも自然の力を実感


宮島の旅に欠かせないステイ&グルメ6軒

【宿】充実の施設とホスピタリティがある癒しのホテル

宮島グランドホテル 有もと

宮島グランドホテル 有もと
創業から400年、宮島で最も歴史の古い宿がこちら。客室は、数寄屋造りを取り入れた風情あるしつらえで、数奇屋和室特別室は京都の職人を招いて作ったもの。宮島では数少ない露天風呂を備え、旅の疲れを癒すにはうってつけ。地元漁師と契約し、瀬戸内海の新鮮な幸をふんだんに使った食事も絶品で、地元ガイドによる厳島神社を船から眺めるナイトツアーも企画。観光拠点に最適な1軒。

TEL.0829-44-2411
広島県廿日市市宮島町364
客室数/55
宿泊料金/1泊2食付き2名1室利用時18900円〜(サ込、季節変動あり)
IN15:00 OUT10:00
アクセス/宮島桟橋より無料送迎バスで約5分
http://www.miyajima-arimoto.co.jp/

【宿】和モダンの中に息づいた宮島らしさを感じて

弁天の宿 いつくしま

弁天の宿 いつくしま
和をベースにしながらモダンに彩られた館内や客室は女性にも優しく、心からほっとひと息つくことができる。京都で修業をした料理長が腕を振るうのは、特製の会席料理。瀬戸内で採れたばかりの新鮮な魚介類が豊富で、宮島の豊かさを味覚からも感じることができるはず。また、独自の源泉を持ち、展望風呂「龍神の湯」からは大鳥居を眺めることも。宮島の恵みが凝縮されたような宿だ。

TEL.0829-44-2121
広島県廿日市市宮島町634
客室数/39
宿泊料金/1泊2食付き2名1室利用時17850円〜(サ込)
IN15:00 OUT10:00
アクセス/宮島桟橋より徒歩7分
http://www.bentennoyado.com/

【和食】神社のように落ち着いた空間で名物牡蠣料理を

牡蠣屋

牡蠣屋
今年9月にオープンしたばかりの牡蠣専門店。表参道に面したエントランスでは、強火で一気に牡蠣を焼きあげる姿が見られ、食指をくすぐる。使用するのはすべて広島産牡蠣。焼きがき1個250円や、かきめし1000円、かきフライ1000円など定番メニュー以外に、かきむすび300円もぜひオーダーしておきたい。店内は厳島神社を意識した和を基調にしたスタイリッシュな空間で、快適な時間を過ごせる。

TEL.0829-44-2747
広島県廿日市市宮島町539
営業/11:00〜18:30(L.O.) 無休 席数/112 カード不可
アクセス/宮島桟橋より徒歩10分
http://www.kaki-ya.jp

【和食】にぎやかな参道で人気のあなごめしは必食!

いな忠

いな忠
表参道に並ぶ飲食店の中でも人気を集めているのがここ「いな忠」。活気のある店内は昔ながらの風情が残り、観光客などでにぎわう。オーダーしたいのはなんといっても特製のあなごめし1700円。宮島名物の新鮮なあなごを香ばしく焼きあげ重箱に敷き詰めた絶品メニューだ。そのほか、牡蠣料理やあなごそばなども充実し、お持ち帰りできるあなご飯弁当1300円〜も。宮島ならではの味覚を楽しんで。

TEL.0829-44-0125
広島県廿日市市宮島町507-2
営業/10:30〜15:30(LO) 木定休 席数/30 カード不可
アクセス/宮島桟橋より徒歩10分

【和食】暮らすように楽しむ宮島を、裏通りのお店で

お好み焼き きしべ

お好み焼き きしべ
町家通りにオープンして13年、地元住民が足しげく通うのがこちら。おいしさの秘密はたっぷり入った野菜と、おかみさん独自のブレンドによる特製ソース、そしてなによりも心を込めて1枚1枚丁寧に焼くことだそう。人気の肉玉そば入りが680円と良心的な値段で、ボリュームはたっぷり。味わい深い食事で心軽やかになって、おかみさんとの会話もはずめば、宮島で暮らしているような気分に。

TEL.0829-44-0002
広島県廿日市市宮島町483-2
営業/11:00〜14:00(LO) 17:00〜21:00 木定休 席数/13 カード不可
アクセス/宮島桟橋より徒歩10分

【カフェ】時の流れと人のつながりを感じながら一服

ぎゃらりい宮郷

ぎゃらりい宮郷
築250年という町家2軒分を改装し、ギャラリーカフェとしてオープン。お店の内外はその歴史がしっかりと残され、まるでタイムスリップしたような気分に。ギャラリーでは宮島を愛する様々なアーティストの作品を展示。それ以外に女性が喜びそうなさまざまな小物の販売も。カフェスペースでコーヒー400円〜、ケーキセット700円などをいただきながら自然が育む宮島アートに思いを寄せてみては。

TEL.0829-44-2608
広島県廿日市市宮島町町家通り
営業/10:00〜18:30(LO) 水定休 席数/24 予約不可
アクセス/宮島桟橋より徒歩0分

※この特集は「オズマガジン」2008/11/12発売号「パワースポットへの旅」に掲載したものを再構成しています。情報が変動している可能性がございますので、ご注意下さい。

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