ホノルル ローカルグルメ ガイド vol.2 〜ローカルフード編〜
ロコに人気の店をジャンル別にセレクトするホノルルローカルグルメ。
第2回は、地元の人が日常的に通うレストランをご紹介。
未知の料理や食材との出会いが待っているはず!
土地の文化を体感
歴史と今が詰まった料理
数々のコンテストで賞を総なめにしている、伝統料理の名店。なかでも名物は、干した牛肉を創業者から受け継いだ秘伝のタレで漬け込み、じっくりとグリルで焼くピピカウラ。地元の食通たちが「ここでしか食べられない絶品」と太鼓判を押す個性的な1品だ。
Helena's Hawaiian Food
ヘレナズ ハワイアン フード
1240 N.Sxool St.,Honolulu
営業/10:00〜19:30(LO) 土・日・月定休
席数40 予約不可 カード不可 日本語メニューなし
(右上)テイスターポイ$2とメニューC$16.9(右から時計回りにリアス、ロミサーモン、カルアピッグ、ココナッツプリン、唐辛子、オニオン、中央は店の名物ピピカウラ)
ビーフシチュー(右上)$6.70と、ラウラウプレート$18(右下から時計回りに、ポイ、ロミサーモン、スイートオニオン、ピピカウラ、唐辛子、ラウラウ、ココナッツプリン)
日本のダシが決め手
ロコが認める王道ハワイアン
ラウラウ(タロイモの葉で包んだ蒸し料理)からピピカウラまで、ハワイアン料理が揃う老舗。「おいしさの秘密は、創業者で日本人の義母が自身のダシをハワイ料理に加えてみたことよ」と現在のオーナー。その味が、グルメなハワイアンたちに50年以上も愛され続けている。
ONO HAWAIIAN FOODS
(オノ ハワイアン フーズ)
726 Kapahulu Ave., Honolulu
営業/11:00〜20:00(19:45LO) 日定休
席数38 予約不可 カード不可 日本語メニューあり
サイミン(ハワイ発祥のラーメン)$7.15。麺はオリジナルレシピの特注品。昆布と干しエビのダシがしっかり利いたスープは最後まで飲み干したくなるコク深いおいしさ
深夜も営業するダイナーで
あたたかい家庭料理を
1953年創業のダイナー。創業者の孫のジュリーさんは「家族経営だから、スタッフもお客さんも家族みたいなの」と話す。だから料理は卵料理からハンバーガーまで揃うが、素朴な家庭料理にこだわり、客から「おばあちゃんを思い出す」と言われるほど。味、空間、すべてにほっとする。
Like Like Drive Inn
(リケ リケ ドライブイン)
745 Keeaumoku St., Honolulu
営業/6:00〜22:00(21:45LO)金・土24時間営業
日〜22:00(21:45LO)
席数188 予約可(月〜木のみ) 日本語メニューなし
まだある!ローカルフード以外のホノルルグルメもチェックして
ロコに混ざって食べたい
ハワイの朝ごはん
気持ちのいいハワイの朝は、みんなが元気に集う。ロコに混ざって、朝ごはんを食べに行こう。
リゾートからアットホームまで
個性派メニューが自慢のカフェ
リゾート風からアットホーム系まで幅広く揃う。いずれも最高の居心地と、個性派メニューが自慢。
地ビール×美食がブーム
ホノルルのガストロパブ
ホノルルは、地ビールとガストロ(美食)がブーム。今宵はちょっとおしゃれして大人な夜を過ごして。
もっとホノルルのローカルフードを知りたいなら、
オズマガジン ハワイ特集をチェック!
朝起きて、ビーチまで歩いたら、朝もやの中には七色の光。波のゆらめきを見ていると、呼吸がだんだんゆっくりに。街角でふっと風に香る、プルメリアの甘い香り。ぎゅっと濃いスムージーには、身体が元気をもらえてる。店員さんは、やわらかな笑顔で「よい1日を」。気づいたら、すっと力が抜けていた。すごく、安心する。ほんのり温かく、いつまでもそこに留まりたくなる場所。まるで、心の陽だまりのようなハワイの雑貨やおいしいもの、ビーチカルチャーなどを特集したオズマガジン初のハワイ特集。
- 撮影/石丸智仁(Helena's Hawaiian Food、ONO HAWAIIAN FOODS)、内田恒(Like Like Drive Inn)
取材・文/かいはたみち