アジア発のどこか懐かしいミルクチョコ_NAYUTA・上野奈央さんとチョコレートの物語

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アジア発のチョコレートブランド「NAYUTA CHOCOLATASIA(ナユタ チョコラタジア)」が2018年1月22日に日本初上陸する。どこか懐かしい味わいでありながら、カカオの力強い風味と、なめらかなくちどけのよさはまさに新感覚! 今回は、三越伊勢丹のバイヤー上野奈央さんにこの誰もが虜になるチョコレート誕生の秘密や魅力についてお聞きしました

更新日:2018/01/16

目指したのは、アジア人の嗜好に合う究極のチョコレート

伊勢丹新宿店の洋菓子バイヤーを経て、現・海外事業本部のMD担当バイヤーの上野奈央さん。育児休暇中にベトナムに居住したことが、同ブランドの誕生のきっかけに

テーマは、ミルキーで口どけのよいチョコレート

口の中に入れた途端、思わず笑顔がこぼれるチョコレートのブランドを発案したのが、伊勢丹新宿店の洋菓子バイヤーとして活躍してきた上野奈央さん。日本のチョコレートブームのきっかけのひとつとなったチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を長年携わり、チョコレートの知識はもちろん、愛情もたっぷりな上野さんが企画したのが、誰もが幼少の頃から味わってきたミルク味のチョコレート。「私たち日本人(アジア人)は、ミルキーさやキャラメル感、柔らかな甘さに親しみを感じるのだと再認識しました。高品質でありながら、気軽に食べられて、おいしい!と実感できるチョコレートがあればいいのに、というのがブランドのスタートでした」

構想当時、育児休業中の上野さんが住んでいたのがベトナム。「農園が少量ながらも高品質なカカオの生産をしていることを知って、カカオ栽培から消費までアジア圏で完結できれば、エネルギー消費を大きく抑える“地産地消”のチョコレートができるのでは?と思ったんです」。カカオ豆の栽培から、製造、消費まで、アジア圏で完結できれば、アジア人の嗜好に合うメイド・イン・アジアのチョコレートを作れるのではないかと確信したそう。そしてバイヤーとして、長年ショコラティエたちと数々のチョコレートを生み出してきた知見を活かして、カカオ専門商社からショコラティエ、デザイナーなどをコーディネートしていった。

33年の歴史を持つマレーシアの農園。2010年、2011年と2回の「Cocoa of Excellence」を重賞するなど高い評価を得る農園

高品質のアジア産カカオ豆を探求

「プロジェクトの中でいちばん大変だったのが、大規模なカカオ生産が行われていなかったASEAN(東南アジア諸国連合)で高品質なカカオを栽培する農園を見つけることでした」と語る上野さん。そこで、世界中を渡り歩きながらあらゆるカカオ豆を手掛けるカカオ専門商社・立花商店さんに協力を依頼。「マレーシア、フィリピン、ベトナム、インドネシアの団体や個人農園・農家さんと提携することができたんです。それぞれ情熱やこだわりを持っている農家さんや団体の元に何度も足を運んで粘り強く調整していただくこともありました」。認知度の高くないアジアのカカオやチョコレートブランドの可能性を高めることもアジアの一員である日本の役割と考えたそう。

マレーシアの専用工房・bean to bar。三枝氏の指揮の元、日本水準の衛生・技術管理により稼働。カカオ豆の選別から、ロースト、チョコレートの製造まで一貫して行われる

ショコラティエ・三枝俊介が作るミルキーなチョコが完成

商品開発と技術指導を依頼したのは、「パレドオール」のグランシェフでショコラティエの三枝俊介氏。「世界最高水準の技術はもちろん必要で、しかもアジアでbean to bar(ブランド専用工房でカカオ豆から製造まで一貫して行う)を指揮できるのは、日本では三枝さんしかいない!とお願いしました」と上野さん。ミルキーなチョコレートをリクエストしたところ、冷蔵庫から出したばかりでもカカオの香りや、なめらかな口どけが楽しめる仕上がりに感激。「カカオ72%と51%に加えて、よりミルキーな“ミルク+”も三枝さんのアイデアです。カカオの風味もしっかり味わいながら、ミルキーさが堪能できます」

期間限定・アジア生まれのNAYUTAチョコレートコレクション

ああああ

贈り物にも最適なフォトジェニックなチョコレート

日本人を含むアジア人のために作られた「ナユタ チョコラタジア」は、アジアのカカオ豆を厳選したビーントゥバーのチョコレート。ココナッツなど南国の味覚を楽しめるボンボンショコラ、ベトナム、マレーシアなど産地別のカカオ豆の風味を生かしたタブレット、アーモンドなどのナッツをチョコでくるんだカジュアルチョコレートの3つのラインナップを展開。さらにクアラルンプール在住のデザイナー、リセッタ・シアーズ氏による彩り豊かなオリエンタル風デザインも魅力的。「ほかにないエレガントさを重視し、女性デザイナーに依頼しました」と上野さん

口の中で香りが広がる!トロピカルなボンボンショコラ

ココナッツやマンゴーなどアジアをイメージさせるトロピカルなフルーツをふんだんに使用したエキゾチックな味わいの一粒チョコ。冷たい状態でも、すぐに口の中で香りが広がる三枝マジックにうっとり。アジア産カシューナッツなどのフレーバーや花型のデザインなど、作り手のこだわりや想い感じられる。一粒味わうごとに幸福感に満たされるはず。

■ボンボンショコラ 6個入り

価格:1944円
種類:マンゴー・マレーシア・カシューナッツ・ココナッツ・ベトナム・キャラメル
※ほかに、4個入り(1296円)、14個入り(2808円)もあり

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4ヵ国のカカオ豆の食べ比べが楽しめるタブレット

マレーシア、フィリピン、ベトナム、インドネシアのカカオ豆をメインに使用し、それぞれの個性が色濃く反映されたオリジナルティあふれる16種類のタブレット。72%ビターと51%ミルク、ミルキー感満載の40%ミルク+(プラス)をぜひ食べ比べしてみて。砂糖がけしたアーモンドや肉厚のドライマンゴーなどトロピカルな味わいもたっぷり満喫できる

■タブレット

価格:1枚972円~1296円(62g~70g)
種類:マレーシア・フィリピン・ベトナム・インドネシアの72%ビター、51%ミルク、40%ミルク+の各プレーンと、マンゴー、ココナッツ、カシューナッツ、アーモンドのフレーバー

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伊勢丹新宿店で「ナユタ チョコラタジア」がバレンタイン限定発売!

「NAYUTA CHOCOLATASIA(ナユタ チョコラタジア)」が、2018年1月22日(月)~28日(月)に新宿NSビルで開催される「サロン・デュ・ショコラ2018」に日本初登場。その後は、伊勢丹新宿店でのバレンタインイベントに限定出店もするから見逃せない。ボンボンショコラ8種類、タブレット16種類、カジュアルチョコレート4種類の3アイテムが登場。ミルキーで口どけの良い新感覚をこのチャンスに楽しんで。

■SHOP DATA
伊勢丹新宿店本館6階=催事場「スイーツコレクション」
展開期間:2018年1月31日(水)~2月14日(水)
TEL:03-3352-1111(代表)
住所 :新宿区新宿3-14-1
営業時間 :10:30~20:00※最終日18:00終了
定休日: 無休 ※但し、1/30(火)は店舗休業日
アクセス:東京メトロ丸ノ内線「新宿三丁目駅」B3出口よりすぐ

「サロン・デュ・ショコラ2018」
期間:2018年1月22日(月)~28日(日)
会場:新宿NSビル地階=イベントホール
住所:新宿区西新宿2-4-1
営業時間:10:00~20:00
※今回より、インターネット上での時間帯別の入場チケットをご購入いただいてのご入場とさせていただきます。予めご了承ください

TEXT/NAOMI TERAKAWA PHOTO/AYA MORIMOTO

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