假屋崎省吾さんに聞く、花と結婚式の関係<結婚式・ウェディング>

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ウェディング


このページの記事は、2006年12月19日以前に掲載したものです。
現在は情報が変動している可能性がございますので、ご注意下さい。

華道家 假屋崎省吾さん 編集部インタビュー 華道家 假屋崎省吾さんに聞く お花と結婚式の関係。
テレビでもおなじみの華道家・假屋崎省吾さんに「お花と結婚式」のお話しを伺ってきました。結婚を控えた皆さんのために、結婚式で使うお花の選び方を伝授。季節に合わせたお花のアレンジなどもチェックして!

ブライダルブーケ
ブーケ作りはリサーチが重要
―― 先生が制作されるときは、どんなことを心がけてますか?
デザインをさせていただくからには、新婦の肌の色、背格好、お好み、お顔立ち、ヘアスタイル、披露宴の空間・・・とすべてを把握しないとデザインは無理。花や色合いの希望なども含めてリサーチし、そのうえでデザインします。ドレス、和装とお衣装も千差万別なので、心をこめてひとつひとつ作らせていただきます。たとえばグリーンだけで作ったり、1種類の花だけを使ったり、色に着目して作ったりと、いろんなデザインのブーケを作ってきましたが、「デザインありき」ではなく、「素材ありき」です。チューリップの頭だけを使うのか、茎の曲線を活かすのか、素材の良さを引き出し、その素材を見極めて「こうしたいと」作っていきます。その素材がどういうふうに美しくなり、より一層光って幸せを結びつけてくれるか、そのことをいつも考えています。

教室は「美を仕入れる」場
―― 先生はブーケ教室も開催されてますよね。
教室はどのような感じですか?
現在は40名程度の本当に少人数。私自身がみんなとコミュニケーションをとりながら作っていただく教室です。ステキな音楽をかけながら、喜びにみち、幸せにみちて、楽しい雰囲気の中で制作していただきます。月一回、私がデザインしたものを作ってもらいますが、人によって長さやボリューム感や色合いが違ってくるのも素敵なところ。ふたつと同じものはできません。ブーケは、ウエディングに限らず、日常で楽しんでいただけるもの。プレゼントしたり、お部屋に飾るものも素敵ですね。入会は今からでも可能です。「学ぶ」ということは、素直な気持ちになれること。さらに「美を仕入れる」という気持ちは、必ずや皆さんの将来の役に立つことでしょう。

なげっ放しで「作って」はありえません
―― イメージどおりのブーケを作ってもらうためには、どうしたらいいのでしょうか?
予算だけ伝えて、なげっぱなしで「作って」というのはありえません。自分のイメージを的確にお持ちになって、それを伝えることが大事です。そのためには、いろんな花を見てリサーチすることが必要ですね。また、和装のブーケも美しいもの。今の時代、和装は新しく感じられるので、ぜひ取り入れていただければと思います。昔ながらの和装もいいですし、内掛のリメイクなども盛んに行われています。日本の文化を感じられる結婚式は素敵だと思います。

会場装花
会場全体を美しくコーディネート
―― 先生が制作をされる際に心がけてらっしゃることは?
私が会場装花を制作するときは、披露宴の空間、お召しになられる衣装のデザインや色をまず考慮します。四季折々で使う素材が違いますし、明るい、シック、開放的など会場の雰囲気やインテリアによっても変わってきますね。
皆さんへのアドバイスとしては、会場装花とともに、ドレスやブーケ、さらには音楽など、結婚式全体が美しくコーディネートされるように気を使うことですね。初夏から夏にかけてはグリーンをいれる、秋は紅葉・・・といった季節感を出した装花も素敵です。一生に一度の結婚式なので全体感を大切に考えましょうね。

作品集「花暦
―― 季節感といえば、作品集「花暦」が発売されましたね。
見所やエピソードを教えてください
1年をかけて作り上げた写真集で、四季折々の花と空間をコラボレーションしています。146点もの作品がおさめられ、すべてに解説つき。一般には公開されていない京都霞中庵や鎌倉旧華頂宮邸、目黒雅叙園など、「これぞまさしく」という場所に花をいけたものと、スタジオや我が家でいけた花があり、展覧会のような大作もあれば家庭で簡単に参考いただけるものも網羅しています。1年を通してなので、四季折々の花を楽しめる、假屋崎省吾決定版ですね。どのページも花のパワーに満ちています。花のパワーに癒されて、元気100倍になっていただくことをお約束します。

「一家一葉」。花は心のビタミンです
「花からはじまるライフスタイル、花は心のビタミン」なんです。ウエディングはもちろん、ふだんの生活の中でも「一家一葉」。美しくエレガントな花にパワーがもらえますよ。


Spring
アイリスの紫とオンシジウムの黄色。四方に広げた伸びやかで鮮やかな色彩のコントラストは、宮殿を思わせる空間の華やかさに一層映える。

Summer
ハスの花、葉、実の三様とタコノミを高く積み上げて。光差し込む床の間にタコノミの茎部分の形もいかして、取り合わせの面白さを表現。

Autumn
大きなマユミの枝は重く、かなりしっかりと留めなければならない。実はうっすらと愛らしいピンクで、はぜるとは鮮やかな赤色を覗かせる。

Winter
自邸のツリーの華やかな雰囲気の中、ピアノの上に飾るものも楽しい。ポインセチアの深紅とグリーンの中に、一厘のホワイトを差し色に。
[作品集「花暦」作品解説より]


編集部より 場の雰囲気をパッと華やかにしてくれる假屋崎さん。そのパワーと雰囲気は花から得ているものなんでしょうね。皆さんの結婚式、そしてこれから始まる新生活にも、ぜひ先生のお言葉を参考にしてみて下さいね!

作品集「花暦」(メディアファクトリー) 2940円(税込)
1年をかけて撮影した作品集。春夏秋冬の表情に加え、假屋崎省吾氏の繊細かつ大胆な色彩感覚により、さらなる生命が吹き込まれ、華麗で上質な美の世界が拡がる。京都霞中庵、京都長楽館、鎌倉旧華頂宮邸、浄明寺、目黒雅叙園など、和洋それぞれに歴史の美を感じさせる空間と四季折々の花とのコラボレーションが圧巻。
作品集「花暦」
假屋崎 省吾さん
假屋崎 省吾 Shogo Kariyazaki
華道家。假屋崎省吾花教室主宰。美輪明宏氏より「美をつむぎ出す手を持つ人」と評され、繊細かつ大胆な作風と独特の色彩感覚には定評がある。クリントン前米大統領来日時や、天皇陛下御在位10年記念式典の花の総合プロデューサーをするなど、内外のVIPからも高い評価を得ている。著書に『花筺』『花暦』(メディアファクトリー)、『假屋崎省吾の百花繚乱』『假屋崎省吾の食卓にあふれる愛』(講談社)他多数。現在TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」、日本テレビ「おネエ★MANS!」にレギュラー出演中。テレビ・雑誌・新聞など幅広い分野で活躍中。http://www.kariyazaki.jp/
Text Sakae Kakiuchi/Photo Miharu Kimura
 

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