【水族館】江戸文化に欠かせない金魚の展示や、ペンギンやオットセイが目の前で見られる屋内水族館「すみだ水族館」

東京スカイツリータウン(R)にある「すみだ水族館」。水族館では珍しい日本最大級の金魚展示エリア「江戸リウム」や、ペンギンやオットセイを間近で見られる屋内開放水槽など、見どころがいっぱい。飼育設備や飼育スタッフが仕事をしている様子などが見られるラボでは、直接話を聞くこともできて水族館の楽しみ方が広がる。21時まで開館しているので、東京ソラマチでのショッピングや展望台と一緒に、仕事帰りに立ち寄ってみよう
更新日:2018/07/03

世界のビールを飲みながら、世界の金魚を鑑賞。全長約100mの金魚空間「東京金魚ワンダーランド2018」
「すみだ水族館」の名物展示「江戸リウム」では、和をテーマに幻想的な装飾の中で、ワキンやリュウキン、ランチュウなどの金魚たちが、華やかに泳ぐ姿を見られる。6月30日(土)から始まった「東京金魚ワンダーランド2018」では、100個の金魚ちょうちんの灯りで照らされた全長約100mの金魚展示エリアに、色も形もさまざまな約20種約1000匹の金魚が集結。
館内のカフェ周辺ではアメリカやイギリス、中国など、世界各地の金魚の紹介とともに、同じ土地で生まれたビールを販売。世界のビールを飲みながら、世界の金魚を鑑賞できる。日本の夏の風物詩でもある金魚をちょっと変わった視点で楽しめる夏イベントにぜひ出かけてみよう。

ヨチヨチ歩いて、スイスイ泳ぐ。目の前で繰り広げられるペンギンたちの生活ぶりがかわいい
国内最大級の屋内開放プールにはマゼランペンギンが生活している。観覧位置が近いので、ペンギンたちの行動や表情まで見られ、その愛くるしさに胸キュン。すべてのペンギンは羽の部分に色のついたバンドを付けていて、名前がわかるようになっている。ずっと見ているとそれぞれの個性もわかって楽しい。
フィーディングプログラム、ペンギンの「さあ、ゴハン!」では、どのペンギンがどれだけ食べたか、飼育スタッフが確認しながら解説してくれ、より親しみを感じられる。また、「すみだ水族館」では、18:00以降は館内の照明を落とし、青く幻想的な夜の照明の中で寝ている様子も。水族館でもなかなか見られない、夜の生き物たちの行動や寝ている姿に癒されるはず。

ずっと見ていられると人気急上昇中のチンアナゴ。ゴハンをあげるとどうなる?
体を砂の中に隠し、水の流れにゆらゆらと体を揺らしているチンアナゴやニシキアナゴ。なんとも言えないかわいさで、子どもにも大人にも人気。チンアナゴの「さあ、ゴハン!」では、2種類のプランクトンの好みや食べ方の違いが見られる。
チンアナゴたちが体を伸ばしてプランクトンを食べる様子や、勢い余って砂から全身出てしまう姿など、レアなチンアナゴが楽しめるかも。1日3回行われるので、ぜひのぞいてみよう。

館内のあちこちに休憩スポットがあり、飲食もOK。「ペンギンカフェ」で、ペンギンモチーフのフードを味わう
館内にある「ペンギンカフェ」にはペンギンなどの生き物にちなんだかわいいグルメがいっぱい。焼きおにぎりに“ペンギン海苔”を巻いた「ペンギンおにぎりドリンク・おにぎり2個Set」(550円)やペンギンプールをイメージした「ペンギンパフェ」(510円)など、観賞の合間のブレイクにもぴったり。カフェの周辺には休憩できる椅子が点在しているので、ゆっくり座ってひと休みして。
21:00まで開館していて、生き物たちの日中の様子から館内が暗くなる夜の様子まで楽しめる「すみだ水族館」。昼と夜、両方とも楽しんでみては?

すみだ水族館
- スポット名
- すみだ水族館
- 電話番号
- 0356191821 0356191821 (9時~21時)
- 住所
-
〒131-0045 東京都墨田区押上1-1-2
東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F Map
- 営業時間
- 9:00~21:00
※入場受付は閉館の1時間前まで
※季節により変動あり
- 定休日
- 年中無休
- 交通アクセス
- 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」下車すぐ
東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営地下鉄浅草線「押上(スカイツリー前)駅」下車すぐ
- 料金
- 大人2050円、高校生1500円、小中学生1000円、3歳以上600円
※2才以下無料
- バリアフリー情報
- 授乳室あり(2カ所)、おむつ換え用ベッドあり(8台)、貸し出し用ベビーカーなし、貸し出し用車椅子あり、多目的トイレあり(3カ所)
- 展示されている生き物
- マゼランペンギン、ミナミアメリカオットセイ、ワキン、リュウキン、ランチュウ、チンアナゴ、ミズクラゲ、タコクラゲなど
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WRITING/AYAKO OKABE PHOTO/AYUMI OOSAKI