美術館・アート特集2018

展覧会にショッピング、オーダーショコラも。丸の内を巡る「アートなひとりさんぽ」で感性を刺激しよう!

更新日:2018/08/09

働く女性にとって、休日は貴重なインプットの機会。時には美しいアート作品を鑑賞したり、自分のためにアートなご褒美を買ったりすると、感性も研ぎ澄まされリフレッシュできそう! 今回はアートスポット丸の内の「アートなひとりさんぽ」コースをご紹介。

PHOTO:三菱一号館美術館

▽今回のメインエリア:丸の内

10:30 三菱一号館美術館で「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」を見る
12:30 ミュージアムカフェ「Cafe 1894」でコラボランチを堪能
14:00  &Collectionで自分のためのアートを買う
15:30  RURU MARY’S でオーダーメイドショコラをお土産に

上)ショーメ《ティアラ「鮮紅色の情熱」》2016年「ナチュール ドゥ ショーメ」コレクション ホワイトゴールド、ピンクゴールド、レッドスピネル、ロードライトガーネット、グリーントルマリン、ダイヤモンド ショーメ・パリ cChaumet 下)三菱一号館美術館

10:30 アートなひとりさんぽのスタートは、女心をくすぐるジュエリーの展覧会を鑑賞

ゆっくりじっくり鑑賞したい美術館は、ひとりさんぽにぴったり。東京駅から歩いて5分、レンガ造りのクラシカルな建物、三菱一号館美術館へと足を運ぶ。一歩足を踏み入れると、文明開化の風を感じられる空間が広がる。

今回は日本初の展覧会「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」を鑑賞。ショーメは、1780年にパリのヴァンドーム広場にてマリ=エティエンヌ・ニトが開いた伝統と歴史のあるジュエリーブランド。パリの高級宝飾協会が認める5大ジュエラーであり、古くはナポレオンに愛され、ナポレオンが皇帝になった際には宝冠を制作したのだとか。

今回の展示では、ルーヴル美術館名誉館長アンリ・ロワレット氏監修のもと、宝飾品やデザイン画など約300点が堪能できる。展示されている貴重なジュエリーたちは、どれもこれも美しく、ため息が出るばかり! ジュエリーは芸術なのだと、改めて感じられるはず。ジュエラーの芸術の頂点とも言われ、女性なら誰しも憧れるティアラの展示も必見。

お母さんと行きたい銀座_歌舞伎座_OZmall
左)Cafe 1894内観 右)タイアップメニュー「plein de nature」

12:30 ミュージアム併設のクラシカルなカフェでコラボランチを

美しいジュエリーに心が洗われたら、三菱一号館美術館内にある「Cafe 1894」にてランチ。こちらは、店名にもなっている「1894」(明治27)年に竣工した三菱一号館の銀行営業室を、保存部材などを使って可能な限り忠実に復元したカフェ・バー。重厚感あるクラシカルな店内にいると、明治時代へとタイムトリップできそう。

ランチには展覧会タイアップメニューの「plein de nature(プレーン ドゥ ナチュール)」をチョイス。ナポレオンの皇妃ジョゼフィーヌが愛したマルメゾン城の豊かな自然をイメージしたというランチプレートは、季節野菜の前菜、鴨胸肉のメインにコーヒーまたは紅茶が付いて2160円。フレンチに舌鼓を打ちながら、ショーメのジュエリーを愛用したフランス王侯貴族たちに思いを馳せてみては。

上)Oliver Gal「Diamond Breakfast Shopping」 下)&Collection丸の内店

14:00 &Collectionでアートなご褒美を購入

【三菱一号館美術館から徒歩6分】
お腹が満たされたら、次はアートなご褒美を探しに「&Collection(アンドコレクション)丸の内店」へ。世界中の新進気鋭なアーティストやクリエイターによるアート作品、インテリア雑貨、家具などをセレクトしたお店で、商品を眺めるだけで感性が刺激されるのがわかる。

PIYATAT HEMMATAT(ピヤタット・ハマタット)のスタイリッシュなポスター、Oliver Gal(オリバー・ガル)のポップでキュートなアート、Shane Bowden(シェーン・ボーデン)の圧倒的な存在感を放つシルクスクリーンアートなど、注目アーティストの作品が並ぶ。部屋に飾ればきっと、眺めるたびに仕事や恋へのモチベーションを高めてくれる、そんなパワーを感じる作品ばかりだ。アートを鑑賞するだけではなく、日常へ。それを叶えてくれるアイテムが&Collectionには揃っている。

DATA/&Collection丸の内店

住所/東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル 3F
アクセス/JR東京駅 徒歩1分、丸ノ内線東京駅 直結
営業時間/11:00~21:00(日祝20:00)
定休日/無休(但し、1/1及び法定点検日は除く)
料金/PIYATAT HEMMATAT「APASMARA CELINE」80000円?
Oliver Gal「Diamond Breakfast Shopping」28000円?
Shane Bowden「CHANEL CHANEL CHANEL」50000円?

15:30 世界にひとつだけ、オーダーショコラを体験

【&Collection丸の内店から徒歩2分】
アート作品に刺激をもらった後は、もの作りを体験できるスポットへ。丸の内の「Mary’s Cafe(メリーズ カフェ)」内に昨年秋にオープンした「RURU MARY’S(ルル メリー)」では、世界にひとつだけの「オーダーショコラ」が体験できる。

Sサイズ(1080円)かLサイズ(5400円)を決めたら、まずはベースとなるチョコレートをスイート、ミルク、ホワイトの3種類から選択。次にストロベリー、清見オレンジ、キウイフルーツなどのドライフルーツや、カシューナッツ、ピーカンナッツ、アーモンドなどのナッツ類から、Sサイズは3種類、Lサイズは6種類トッピングを選んでオーダーは完了。自分好みの、世界にひとつだけのチョコレートを目の前でショコラティエが作ってくれる。

完成にはSサイズで1時間ほどかかるので、その間はメリーズ カフェでまったりと休憩を。カフェでは「ルル メリー」の商品を使った新メニュー「ショコラテリーヌ」(840円)や「スフレカカオ75%」(650円)なども味わえる。

※オーダーショコラはSサイズで1時間以上、Lサイズで1時間半以上かかる場合があります(繁忙期を除く)

アートなお店も多くある丸の内は、丸ビルやKITTEなど徒歩数分圏内に商業施設が多く、暑い日や天気の悪い日でも気楽にさんぽできるのが魅力。ふらりとアートに触れる休日は、自然と自分のセンスも磨いてくれるはず。アートなひとりさんぽで、感性を刺激してみては。

※記事は2018年8月9日(木)現在の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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WRITING/KIMIKO OHKATSU

※記事は2018年8月9日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります