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【エンタメ】 アート&展覧会

炎と技の芸術品が約100点も集結!箱根ガラスの森美術館で「ヴェネチアン・グラス展」

2016年5月20日(金)時計アイコン00:00コメント 179

炎と技の芸術品が約100点も集結!箱根ガラスの森美術館で「ヴェネチアン・グラス展」

10世紀頃、イタリア北部のヴェネチアで誕生し、繊細優美な姿で1000年以上も人々を魅了し続けているヴェネチアン・グラス。その珠玉の名品約100点が一堂に集まる展覧会をご紹介。

2016年11月23日(水・祝)まで、「箱根ガラスの森美術館」では、「炎と技の芸術 ヴェネチアン・グラス展」を開催中。今年は、イタリアと日本が1866年に国交を樹立してから150周年にあたり、箱根ガラスの森美術館も開館20周年を迎えたことから、特別企画展となっているそう。

会場は、ガラス工芸史にも大きな功績を残したヴェネチアン・グラスの5つの制作技法をもとに、それぞれの技法を使った名品を紹介しながら、その魅力に迫るという構成に。紹介する制作技法は、「エナメル彩」「レース・グラス」「熔着装飾」「色ガラス」「モザイク・グラス」の5つ。

顔料をガラス表面に焼きつける「エナメル彩」は、ゴブレットや壷に描かれた色鮮やかな絵付けが特徴。同時代に制作されたものでも、影響を受けた文化の違いなどでデザインも変化に富んでいる。写真の作品は、1500年頃に作られた幾何学模様が印象的な、初期のヴェネチアン・グラスの名品「点彩花文蓋付ゴブレット」。

「ほかにも、イタリア・ルネサンス期絵画の影響が残る『人物行列文壷』などがあります」と、美術館スタッフの日吉さん。

「レース・グラス・コンポート」17世紀初頭

美しいレース模様が特徴の「レース・グラス」は、まるで本物のレースをガラスに閉じ込めたような作品。

「現在では色ガラスを使用したものも作られていますが、レース編みを表現したガラスなので、乳白色と透明なガラスの組み合わせが基本です」(同)

中世の頃、手編みで制作されていたレースの模様はとても繊細で、たった3センチを織り上げるために2か月もの月日が費やされたとか。そのため、レース編みは“白い宝石”とも称されて、王侯貴族達にとって富と権力の象徴だったそう。

写真は17世紀初頭に作られた「レース・グラス・コンポート」。そんな時代背景を知ってから鑑賞すれば、作品への理解がいっそう深くなりそう。

「龍装飾水差」19世紀

ほかのガラスに比べて、ヴェネチアのガラス職人が使うガラスは柔らかい状態が長く保たれるのも特徴のひとつ。そこで、「熔着装飾」という技術によって、花やドラゴンの細工が施された繊細なステム(脚部)が生まれたのだとか。

手の込んだ細工も自由にできるので、ゴブレットやワイングラスも華やかに。写真は、この技法で19世紀に作られた「龍装飾水差」。

このほか、パーツ一つひとつを職人が吹きガラスで作ったシャンデリアなども展示される。細部を飾る、色鮮やかなガラスの花の装飾など、細部も見どころが多いのでじっくり眺めてみて。

「ドルフィン脚赤色コンポート」19世紀

ヴェネチアン・グラスでは長年の研究によって、約3万色の色彩を表現できるという。そんな「色ガラス」の盛んな土地らしく、色彩豊かな作品も多数。写真は、「ドルフィン脚赤色コンポート」で、優雅な曲線とともに赤の色彩が美しい。

実は、今ではあたり前の無色透明なガラスを、世界で初めて作ったのはヴェネチアのガラス職人だったそう。ガラスの原材料には微量な鉄分が含まれているため、それが発色の原因になって緑色になり、鉄分を無色透明にする方法が長い間模索されていたのだとか。

無色透明から3万色まで、ヴェネチアのガラス職人は、まさにガラスの色彩を生み出すエキスパートと言えるかも。

モザイク・グラス(人物画)19世紀

さらに、「モザイク・グラス」と呼ばれる技法にも注目を。こちらは「ミルフィオリ・グラス」という花模様をつくる古代ローマの技法を、19世紀に復元したもの。やがてヴェネチアでは人物や動物などさまざまなモチーフを作るようになり、絵画や写真のような精巧な表現も可能になったそう。

「器や花器、皿、ランプなどが制作されており、模様も色もさまざまですが、小さなものでは1センチに満たない作品もあります。また、逆に1センチ前後のガラス板を組み合わせて作られた、まるで絵画のような人物のモザイク画(写真)もあります」(同)

ガラス職人の卓越した技術で生み出されてきたヴェネチアン・グラスの名品の数々・・・炎と技が作り出した芸術品の輝きを、箱根の緑豊かな美術館のなかで堪能して。

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みんなの体験コメントみんなの体験コメントアイコン

ykiyki 2018/10/28 23:17:12
ヴェネチアングラスはヴェネチアに行った時に購入しました!綺麗でお気に入りです。
きみ 2018/05/14 19:48:37
ヴェネチアン・グラス、きれいですねー!見に行ってみたい!
れこりん 2016/05/20 10:29:43
一昨年に行きました!!ヴェネチアングラスの特別展はよく開催されてますが、毎回ちょこっとずつ違うんでしょうね。時間帯によって館内でのコンサートがあり、出くわして嬉しかった記憶があります。お庭自体が気持ちいいし、レストランもリーズナブルで美味しく、そこでもランチ時にお歌を聞き、思った以上に素敵なところでした。音とガラスで、目も耳も清められた気分でした♪
ぽん 2016/05/20 23:00:07
めっちゃかわいいー!ここ行ったことあるけどどうだったけな
ronbaobao 2016/06/14 12:15:05
平日のランチを楽しもうと3月に行きました。 とても細かい模様を手作業で入れる工程などもわかりやすく展示されてて、ゆっくりと見れ写真も撮れて良かったです。 ランチもカジュアルに利用しやすく、カンツォーネが聞けて素敵でした。
mamoneko 2016/05/20 08:23:23
ベネチアングラスきれいですよね。装飾もきれいですが、色そのものもきれいですよね。ベネチアできれいな赤色の花瓶を買いましたが今でもとても気に入っています。いろいろな作品観に行きたいです。
マカロン 2016/06/14 00:11:45
ヴェネチアングラスはゴージャスなデザインと美しい色にひきこまれますね。友達と卒業旅行でヴェネチアへ行ったとき母に購入した思い出のヴェネチアングラスはいまも実家で大事に飾ってあります。
♪とも♪ 2016/05/27 00:39:58
今年ではないけれど私が行ったときもヴェネチアングラス展やってました。 すごく細かい細工や色で職人の技術の高さに感心しました。 ここはお庭やカフェもステキですよね☆
くまたろう 2016/05/21 12:54:11
箱根に行くたびにガラスの森美術館に立ち寄ってるなぁ。ヴェネチアングラス、きれいだね。 ガラスの森美術館はサンドブラストとかの体験ができるのも楽しいよね。
sari 2016/05/20 08:05:33
とても繊細で素敵な作品ばかりですね。人物画はどのようになっているのか近くで見たいですね。 ガラス作品は見ているだけでも涼しくなるので暑い時期に良いですね!
しおん 2016/05/21 20:22:22
小さい時に箱根に旅行に行くとよく寄っていました!昔買ったブルーのガラスのイヤリングがお気に入りでしたが、片方だけ紛失してしまってとっても残念です…
みほ 2016/05/21 06:17:47
私がガラスの森美術館行った時もベネチアングラスやってました!色がきれいに入ったグラスだらけで、それを使って飲むお酒を妄想しては幸せに耽ってました!
スノピク 2016/05/20 21:48:50
ヴェネチアングラス、日本の切子とは一味ちがう曲線が素敵です。ヴェニスに行った時に工房も行きましたが、何しろ高い!でも、素敵でした。
chocococoa 2016/05/20 13:46:46
ガラスって本当に繊細で綺麗な作品が出来るんですよね。箱根にあるガラスの森美術館を思い出しました。こちらもおすすめスポットです。
りんりん 2016/05/20 18:47:29
イタリアでヴェネチアングラスみました。叩いても落としても割れないのでスゴいと感動しました。大震災でも唯一割れなかったとか。
マルコリーニ 2016/05/21 19:01:43
ガラスの森美術館好きです!ガラスも素敵ですが、音楽の生演奏があったり、レストランのパンが凄く美味しかったり、楽しめます!
りんご 2016/05/20 00:47:44
きれいですね。こちらとは比べものにならないけどヴェネチアで買ったヴェネチアングラスを大事にしています。この青が好きです。
マカロン 2016/05/22 10:37:35
ヴェネチアングラスはヴェネチアで美しさに惹かれ購入していまも大切にしています。11月までやってるなら行ってみようかな。
むっつん 2016/05/21 15:14:05
今度行ってきます! 箱根は美術館多くて心ときめきます♡彫刻の森美術館も行きたいので、箱根特集して欲しいです!
めぐこ 2016/05/20 00:33:03
わぁ!きれいですねー!一戸家にあるだけで素敵なのでほしくなります。使うのもったいなくて飾ることになりそうですが・・・☆

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