対話しながらの作品鑑賞も!明治以降の日本美術の名作が贅沢に並ぶ、皇居にほど近い竹橋「東京国立近代美術館」

竹橋「東京国立近代美術館」外観1080

皇居にほど近い東京国立近代美術館は、日本で最初の国立美術館。20世紀以降の日本美術のコレクションは国内最大級で、ガイドスタッフと対話しながら鑑賞できる「所蔵品ガイド」は人気のプログラム。さらに、最上階の展望休憩室から見える、皇居の緑も見どころのひとつ。美術鑑賞と景色を楽しんだ後は、フレンチの有名シェフがプロデュースした館内の本格レストランで、アートのような料理を味わって。

更新日:2018/08/23

東京国立近代美術館「所蔵品ガイド」
「所蔵品ガイド」

おしゃべりしながら作品を鑑賞できる人気プログラムも

20世紀以降の美術をいつでも見ることができるようにと、1952年にスタートした東京国立近代美術館。谷口吉郎による日本のモダニズム建築を象徴するようなスタイリッシュな建物や、イサム・ノグチの屋外彫刻《門》は、今も美術館のシンボルに。

最大の特徴は、横山大観、菱田春草、岸田劉生らの重要文化財を含む1万3000点を超える国内最大級のコレクション。所蔵品ギャラリーでは、所蔵作品展「MOMAT コレクション」として会期ごとに選りすぐりの作品を200点ほど紹介していて、明治から現代までの日本美術の流れを一気に体験できる。

また、毎日14時から15時まで開催される「所蔵品ガイド」は、人気のプログラム。こちらは一方的な説明ではなく、ガイドスタッフを案内役にして参加者同士が自由に語り合うもので、毎回取り上げる作品も違うためリピーターも多いとか。新しい鑑賞体験として、参加してみるのもおもしろそう。

東京国立近代美術館「眺めのよい部屋」
最上階の展望休憩室「眺めのよい部屋」

さらに、年に数回、テーマを決めて国内外の美術作品を紹介する企画展や、最上階の展望休憩室「眺めのよい部屋」からのパノラマビューも見逃せない。

「周辺には皇居、北の丸公園、千鳥が淵など緑豊かな環境が広がり、1年を通して美術館と併せた散策が楽しめます。『美術館の春まつり』を開催する桜の季節は、国内有数の桜の名所が集まっているだけに、特におすすめです」と担当者さん。

季節ごとの自然と美術鑑賞を一度に楽しめるのも、緑豊かな皇居周辺ならでは。

東京国立近代美術館 マスキングテープ
「《生々流転》マスキングテープ」540円

ショップでは、日本一長い絵巻物がテープになって登場

「クリアファイル」(263円~)や「一筆箋」(368円~)など、所蔵作品をモチーフにしたオリジナル・グッズや、海外のグッズを取り揃えたミュージアム・ショップ。開催される展覧会に合わせたカタログや書籍(和書・洋書)なども販売する。

とくに人気なのは、横山大観の代表作で、全長40mを超える日本一長い絵巻《生々流転》(重要文化財)がすべて楽しめる約5メートルのマスキングテープ(540円)。絵巻の絵柄がそのままテープになっているから、少しずつ切って使うより、全部つないでミニチュアの絵巻を作りたくなるかも。

東京国立近代美術館「ラー・エ・ミクニ」

フレンチの三國シェフ監修!本格レストランのアートな1皿

美術館の開館60周年を記念してオープンした「ラー・エ・ミクニ」は、日本のフレンチを代表する三國清三シェフがプロデュースした本格レストラン。「芸術と料理」をコンセプトに、フレンチとイタリアンを融合させたアートなメニューが味わえる。

メニューには季節の食材を使い、シェフの創意工夫でバラエティ豊かに変化するので、随時ホームページで確認するのがおすすめ。ランチコースは3780円から5940円、ディナーコースは6480円から。

東京国立近代美術館 「ラー・エ・ミクニ」春には桜

春には、窓の外に周囲の桜を眺めながらゆったりと食事ができるから、お花見スポットとしても人気のレストランになっている。この時期はとくに、必ず予約してからお出かけを。

東京国立近代美術館近くのおすすめレストラン

東京国立近代美術館のおでかけ前後に素敵なレストランで食事はいかが? 編集部が実際に足を運んで女性目線で厳選した、ハズさないレストランをご紹介します。

【東京・竹橋】東京国立近代美術館

スポット名
東京国立近代美術館
電話番号
0357778600 0357778600 (ハローダイヤル)
住所
東京都千代田区北の丸公園3-1 Map
交通アクセス
東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩3分、東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」4番出口、半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」A1出口より各徒歩15分
開館時間
10:00~17:00、金・土~20:00
※企画展は、展覧会により金・土の閉館時間が異なる場合あり
※入館は閉館30分前まで
休館日
月(祝日または祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日休館)、展示替期間、年末年始
ホームページ
東京国立近代美術館の詳細はこちら

【特集】touch ART,feel ART!心ときめくアートの世界

アートは今、日本各地の自然や文化とつながって、それぞれの町を面白くしています。今回は圧倒的なアート体験を特集する最新号オズマガジン(8月10日発売)と連動して、楽しいアート特集をお届け。デート利用はもちろん、子連れにもおすすめな美術館や、アートなグルメなど、要チェックのアート情報を多数紹介。今週末行ける、東京近郊の美術展カタログも必見!

WRITING/NAOKO YOSHIDA(はちどり)

  • LINEで送る