宮家に招かれたみたい。優雅なアール・デコの洋館で、アートと庭園の美しさにうっとり。目黒「東京都庭園美術館」

東京都庭園美術館 外観

1933年(昭和8年)に建てられたアール・デコ様式の朝香宮(あさかのみや)邸を、美術館として使用している東京都庭園美術館。邸宅内の装飾やコレクションも宮家にまつわるものやアール・デコの名品が多く、建物は歴史的建造物として国の重要文化財に指定されているほど。手入れの行き届いた美しい庭園を眺めながら、レストランやカフェでくつろぐのも楽しみのひとつ。宮家にお呼ばれした気分で過ごしたい。

更新日:2018/08/07

東京都庭園美術館 内観(大客室)
内観(大客室)

建物自体が美術品。アール・デコの名品コレクションも多数

朝香宮邸は1910~30年代にかけてヨーロッパで流行したアール・デコと呼ばれる装飾様式が建物内外に取り入られていて、建物自体が一つの美術品でもある。東京都庭園美術館として一般公開されたのは1983年(昭和58年)。現在はアール・デコをはじめとした装飾美術をメインに展覧会を開催している。

所蔵品はアール・デコの名品や、肖像画や彫像など朝香宮家にまつわるコレクションなどが多数。

「建築とデザインと装飾と、そして絵画と彫刻とを自由に結びつけること。当館が目指すのは、建物の由来が示すように、とらわれのない美術です。国際的にも類例のない美術館として、現代の美術を深めていきたい」と樋田館長は語る。

蓋付壺《ラパンNo.21》
蓋付壺《ラパンNo.21》アンリ・ラパン、セーヴル製陶所(窯)デザイン:1925年頃/制作:1927年

写真はコレクションのひとつで、画家、室内装飾家、デザイナーのアンリ・ラパンがフランス旧王立窯「セーヴル製陶所」で制作した蓋付壺《ラパンNo.21》。アール・デコの名品に包まれた美しい暮らしに憧れる。

都心とは思えない緑豊かな庭園にたたずむ歴史ある洋館で、美術を優雅に楽しんで。

ミュージアムショップ ノワール
ミュージアムショップ ノワール

正門横と新館の2つのショップでおしゃれな限定グッズを

ミュージアムショップは、正門横と新館の2ヵ所。来館者でなくても利用できる正門横の「ブラン」では、「ハンドタオル」(972円)や「レターセット」(950円)など限定のオリジナルグッズやハイセンスな生活雑貨などが揃う。新館の中にある「ノワール」は、アール・デコの建物や装飾品、また緑あふれる庭園をイメージしたスーベニールグッズを取り揃えたショップ。食器ブランド・ノリタケとコラボしたアールデコデザインのオリジナル食器「カップ&ソーサー」(4536円)や、庭園美術館の優雅な空間をイメージしたオリジナルネイルチップ(7020円~)など、おしゃれなグッズがイメージにぴったり。

「レストラン デュ パルク」内観
「レストラン デュ パルク」内観
ランチセット(前菜・スープ・メイン)

四季折々の緑を楽しめるフレンチレストランとカフェ

正門横の「レストラン デュ パルク」は、南青山にあるフランス料理の老舗「ロアラブッシュ」の姉妹店。シェフが腕によりをかけたメニューに舌鼓を打ちながら、窓外に広がる四季折々の景色を楽しめる。フルでいただく「ランチコース」(2700円)や、前菜やデザートなどを省いた「ショートコース」(1620円)など、本格フレンチのコースが選べるのもうれしい。

美術館内の新館にある「カフェ庭園」では、緑豊かな庭園を眺めながら、ドリンクとスイーツでゆったりとくつろげる。日替わりの「本日のアイスクリーム」(648円)などもおすすめ。レストラン、カフェともに、各展覧会にちなんだオリジナルメニューがいただける。宮家の方々も愛でた緑を見ながら、素敵な時間を過ごして。

東京都庭園美術館近くのおすすめレストラン

岩尚白金
PHOTO:岩尚白金

東京都庭園美術館のおでかけ前後に素敵なレストランで食事はいかが? 編集部が実際に足を運んで女性目線で厳選した、ハズさないレストランをご紹介します。

【東京・目黒】東京都庭園美術館

スポット名
東京都庭園美術館
電話番号
0357778600 0357778600 (ハローダイヤル)
住所
東京都港区白金台5-21-9 Map
交通アクセス
JR「目黒駅」東口・東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分、都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
開館時間
10:00~18:00 (入館は17:30まで)
休館日
毎月第2・第4水(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始(12/28~1/4)
ホームページ
東京都庭園美術館の詳細はこちら

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WRITING/NAOKO YOSHIDA(はちどり)

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