かわいがられて頼られる部下になる! 上司へ最高のアピールになる3つの言葉
2015年9月15日(火)00:00コメント 093

職場で上司との関係がうまくいかないと、会社は居心地の悪い場所となり、仕事も楽しくなくなってしまうもの。上司にかわいがられて楽しく仕事をしたいところだけど、それにはどうすればいい?
「上司は部下の反応をいつも気にしているものです」と話すのは、OLから経営者になり、現在は横浜市長を務める林文子さん。堂々としていて自信があるように見える上司も、実は不安で迷ったり、部下の気持ちを気にしたりして、弱気になることもあるとか。
「私は20年以上前に自動車会社の支店長に就任してから、ずっと部下を持つ立場です。だからこそ言えることですが、上司の心配を解消してくれるような言葉をかけてくれる部下は、かわいく思えるものです」(同)
では上司にかわいがられるには、どんな言葉をかければいいの? 林さんに教えてもらったのは次の3つの言葉。
1.上司への褒め言葉は「勉強になりました」
相手に心を開いてもらうために「褒める」のは有効な手段だけれど、部下が上司を褒めるのは失礼に当たるし、いらないお世辞に聞こえることも。上司に尊敬する気持ちを伝えたいのなら、いつも教えていただいている立場であることを忘れずに。
「教えてもらったら『ありがとうございます。勉強になりました』と伝えてください。それが上司にとっては部下からの褒め言葉で、そう言われると嬉しい気持ちになるはずです」(同)
2.「いつでも声をかけてください」で準備万端をアピール
部下に仕事を頼むとき、上司は「忙しいのに、こんなことを頼むのは申し訳ないな」とか、「残業になりそうだから内心イヤだろうな」などと心配し、言い出しにくいこともあるのだとか。そんなときに嫌がらずに仕事を引き受けてくれる部下は、かわいいもの。日頃から「私にできることがあれば、いつでも声をかけてください」とこまめに伝えておくと、いざというときに声をかけてもらいやすくなる。とはいえ、過剰な期待を持たれても困る場合もあるので、「私にできることであれば」と付け加えておくのがポイントなのだそう。
「たとえ雑用でも張り切って手伝ってもらえると、上司はその部下を気にかけるようになるもの。『仕事を頼まれるのは嫌だ』なんて思わずに、上司に評価されるチャンスと捉えてがんばっていれば、そのうち大きな仕事を振られるようにもなります」(同)
3.上司をホッとさせる言葉「いつも感謝しています」
上司はいつも、部下が仕事に満足しているか、不満を抱えていないかといったことを気にしている。だからこそ、「いろいろ指導していただいて嬉しいです」「アドバイスしてくださってありがとうございます」など、日頃から感謝を伝えて。
「気にかけている部下から感謝の言葉をかけられると、上司は『認めてもらえた』と安心できます。すると、上司の気持ちに余裕が生まれて表情もやわらかくなるので、職場全体の雰囲気がよくなることにもつながります」(同)
「こんなに仕事をがんばっているのに、上司から嫌われている気がする」・・・そんな人は、上司への一言が足りないのかも。上司への気配りを見直して、自分にとって居心地のいい職場をめざそう!