プレッシャーによるストレスがなくなる!成長の糧に変えるための3つの秘訣
2015年10月20日(火)00:00コメント 106

働いていると、目標やトラブル対応などで、さまざまなプレッシャーがのしかかるもの。その度合いが過剰になると、逃げだしたい気持ちになってしまうこともあるはず。でも、人材育成やスキルアップのセミナー講師などとして活躍する新井淳子さんはこう話す。
「運動をするとき、負荷がかかることで新しい筋肉が作られ、体が鍛えられていくもの。同じように、人は適度なプレッシャーがあるからこそ成長できるものだと思います」(同)
とはいえ、プレッシャーをストレスに感じるようなら、能力を発揮できない状態になってしまうとか。上手に成長の糧にするにはどうすればいい? 新井さんによると、3つの秘訣があるのだそう。
1.ストレスの原因を分析する
まずは、自分はどういう状況にストレスを感じるのか、自己分析をしてみよう。要因を理解すれば対処法も打てるので、やみくもに不安を抱えることもなくなって、ストレスが和らぐ。例えば、人前で話すことがストレスになる、と分析できれば、事前に話す内容を紙に書き起こして練習をする、話し方教室に通う、など苦手を克服するための行動を起こすこともできる。
2.なかなか進まない仕事は、細かいタスクに分ける
自分にとって難易度が高すぎたり、ボリュームが多すぎたりする仕事は、なかなか進まずにストレスになる場合が。そんなときは、その仕事を達成するために必要なタスクを細かく書き出して、優先順位の高い順に、ひとつずつこなしていこう。作業を分割することでハードルの低い仕事に変換することができるはず。すると、仕事を着実に進められるようになるので、ストレスを感じにくくなる。
3.ネガティブな感情に支配されそうなときは“自分へのご褒美”を特効薬に
不安や心配に心が支配されると、仕事への意欲も集中力も低下して、ますますうまくいかなくなることに。プレッシャーをポジティブに捉えられないときは、「これを達成できたら、週末は旅行に行く」など、“自分へのご褒美”を用意するのがおすすめ。ただし、あまりこの手段を日常的に乱発すると、ご褒美なしでは集中力が高められなくなってしまうので、あくまでも、ピンチのときの特効薬として取り入れて。
プレッシャーを乗り越えた経験は自信につながり、プレッシャーを恐れる気持ちも次第に薄まるもの。プレッシャーを上手にコントロールして、成長へとつなげよう!